適度な運動は健康にもダイエット・美容にも良い効果をもたらしますね。
運動する事は、メリットの方が大きいので毎日の習慣として、数分からでもいいので運動する習慣をつけることが大切です。
また、運動をして代謝を上げることは、良い汗をかく事に繋がり「髪の成長」や「美髪作り」にもなるのです。
髪や頭皮の悩みがある方は、毎日少しでも体を動かしてみましょう。
運動がもたらす髪への効果
血行促進が薄毛や白髪予防となり、髪の成長に良いという事はご存知ですよね。
頭皮マッサージやブラッシングも血行促進を目的に行うものであり、血行が悪くなると、どうしても抜け毛や薄毛に繋がり、進行しやすくなるのも事実なのです。
血行を促進するには体を温めて代謝を上げる事が大切です。
そこで、適度な運動は代謝を上げることができ、血行を促進させられるため、薄毛予防や育毛にとっても効果的なのです。
髪だけでなく、健康維持にもなるため一石二鳥ですよね。
いきなり激しい運動をしてしまうと、血流は良くなりますが、仮に血管が硬くなっていたとしたら、せっかく血流を良くしても、血管が驚いてしまい切れたり詰まったりの原因になる可能性も出てきます。
そして、体も頭皮もビックリしてしまうので、運動前にはストレッチをして体を暖めてから、まずは1日30分程度を目安に運動するようにしましょう。
メニューはウォーキングでもジョギングでもやりたいものでいいでしょう。
自宅で簡単なエクササイズやヨガでも効果があります。大切なのは、毎日続ける事です。
髪の毛にいい運動とは?
髪の毛に良い運動とは「有酸素運動」になります。
ゆっくり自分のペースで運動する事が髪や頭皮にも良い影響を与えます。
無酸素運動や激しい運動は筋肉を作るのには必要ですが、髪に良い運動とは、苦しくなく、ストレスも溜まらないことです。
髪や頭皮に余計な負担を与えないのが大きなポイントになります。
運動をして循環がよくなると、心肺機能も強くなるため、ダイエットにも効果的です。
有酸素運動の代表とも言えるウォーキングやエアロビクス、ストレッチ、ヨガなどです。
ウォーキングなら場所も選びませんし、すぐに始められるのでオススメです。
ヨガ教室やエアロビクスのサークルに参加するのもいいでしょう。
また、暑い夏であれば「水中ウォーキング」や「水泳」もいいですが、ゆっくり自由に泳ぐのはオススメです。
夏バテ防止にもなりますね。外でやる運動とはまた違った感覚を楽しめます。
運動をした後は、ストレッチをする習慣をつけるといいでしょう。
ストレッチも有酸素運動になります。血行が良くなるため、髪の毛に良い影響を与えます。
外で運動できない日は自宅でできるストレッチやヨガというメニューがあると、毎日何かしら天候に左右されずに運動ができますね。
ケア用品にだけ頼った育毛や美髪作りにプラスして「運動」を取り入れることで、頭皮に酸素が行き渡るようになるため、ケア用品との相乗効果が生まれます。
そして、食生活を見直すことで、腸内細菌も変わり睡眠を十分にとるようになります。
すべての相乗効果が様々な形で現れるようになります。
体を動かさず代謝が下がると…?
髪の毛が美しく髪艶ある健康な髪に育つためには、頭皮への血液循環が常に良い状態を保つことが重要です。
血の巡りが良く、頭皮に運ばれる栄養が行き渡る状態であれば、髪の毛は細くならずに抜け毛や切れ毛も予防ができるのです。
しかし、運動不足になり体を動かすことが少なくなってくると、体は血行不良になってしまいます。
人間の血液は、心臓がポンプの役割になっていて全身に運ばれるようになっています。
運ばれた血液を、再度心臓に戻す時には、筋肉があることでポンプのようなの役割を果たします。
筋肉がないと、ポンプがないため血液循環が滞りやすくなります。
そのため、体を定期的に動かして、少しずつ筋肉を鍛えて筋肉を維持することで、効率が良い血液循環ができるようになります。
そうすると、冷え性などがなくなり、頭皮にまで血流が巡るようになります。
体の隅々まで運ばれた血液が、効率的に心臓に戻っていくことができると、さらに頭皮から髪の毛へと運ばれ髪の毛に栄養を運ぶようになります。
この血液の循環が悪くなれば、髪の成長は遅くなり髪も細く弱くなり抜け毛や薄毛にもなり、悪循環になります。
運動不足が招く代謝の低下を侮ってはいけません。
髪の毛はとても敏感なのです。血流が悪くなるだけで、すぐに細くなったり抜けやすくなります。
髪は体のバロメーターみたいなものですね。
睡眠「5時間以外」は抜け毛が増える⁈
最近、抜け毛が多いと感じる人には、共通していることがあります。
昇進して役職がついたばかりの人・設計士やライターなど「終わりのない仕事」を持つ人だと言われています。
長時間にわたり仕事をする人や過緊張が多く長い人は、仕事時間が長いだけではなく、過剰なストレスがかかり寝不足になりやすいとされ、睡眠時間が5時間以下の人は、抜け毛が増えると臨床もあります。
さらに追い打ちをかけるのが「タバコ」です。
タバコを吸われる方からすると、心身がリラックスするように思えるでしょうが、実は喫煙で動脈硬化が進行してしまうため、頭皮の血流が確実に悪くなり悪循環になります。
髪にとって百害あって一利なしと言えますね。
働き盛りのサラリーマンなどには過緊張や睡眠不足、タバコなど。
すぐに改善させるのは難しそうですが、秘策があります。
もし寝不足を感じたら、昼寝をするといいでしょう。
昼の睡眠は夜の2倍の効果があります。
そして、30分の昼寝で1時間分の睡眠効果が得られるのです。
時々、公園や喫茶店でうたた寝をしているサラリーマンを見かけますね。
実は、髪だけではなく、仕事にとっても非常に良い習慣なのです。
アメリカでは仮眠を15分~30分とることを「パワーナップ」として推奨している企業もあります。
集中力アップなどいいことばかりです。
髪にいい運動はボケーッと歩く
さて勤務時間が終わると、まっすぐ家に帰る人もいますが、ときにはストレス解消に時間を費やす人もいますね。
健康な髪を維持したい方は、そうした「非労働時間」の習慣を大切にお使いください。
ストレス発散にスポーツジムへ通ったり、ランニングをする人もいるでしょう。
「運動で血流がよくなると髪が増える」と言いますが、実は「運動のやりすぎ」は髪には逆効果なのです。
好きなスポーツに懸命になりすぎてしまうと、有酸素運動しているつもりが、一時的に身体が無酸素運動の状態になっている可能性があります。
しかし髪には、ストレスにならない有酸素運動の方が良いので、少しでも無酸素運動になることで、血液循環が一定に流れなくなるため、少し長めの距離を、ボケーッと歩くくらいがちょうどいいです。
また、運動をすると汗をかくため、シャンプーがつきものです。
最近流行りの「湯シャン」こと、シャンプーを使わない洗髪にも注意が必要です。
泡が立たないので髪の毛同士がこすれて傷みやすいというデメリットに繋がってしまいます。
そして「湯シャン」では、頭皮の毛穴に詰まった脂を洗いながせずに、詰まったままのため毛穴がキレイにならないので、抜け毛になりやすいです。
育毛剤を使うときも、毛穴が清潔なほうが「栄養の吸収がよくなる」ので、泡立ちが良く頭皮にやさしいアミノ酸の弱酸性シャンプーで洗った方が育毛剤など栄養が直接毛根に行き渡ります。
間違った生活のクセを重ねてしまうと、髪に余計な負担をかけてしまい、抜け毛を早めてしまうことになってしまいますので、髪にとって良い習慣を知ることが大切であり、習慣にする必要があります。