健康的できれいな髪艶を保つために必要なことは、髪の状態をよくすることが必要です。
それに欠かせない栄養素となる3代栄養素の1つでもありますが、人間の身体の重要な構成成分でもある「タンパク質」ですよね。
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髪の原料であるタンパク質
タンパク質と言えば、皮膚、爪、筋肉、臓器、血液、細胞を再生する働きがあり、私たちの身体を作る非常に重要な役割があります。
臓器や血液、細胞の再生するためには、生命活動にタンパク質は必須であるのです。
命にかかわる訳ではないのですが、髪に送られるタンパク質というのは身体の優先順位的に低いため、内臓が低下してしうと、細胞も退化してしまい髪よりも先に改善しようとします。
そのため、身体を体調良く保つことが大切になります。
しかし、髪の成分の99%はケラチンと言われるタンパク質の1種になります。
つまり、不足してしまうことで、髪が細くなり、薄くなってしまい、抜け毛や切れ毛といった症状が出てきます。
髪が生えなくなってしまい薄毛に繋がる可能性も高まります。
そのため、ダイエットなどをするときにタンパク質不足にならないように十分気をつける必要があります。
つや髪効果
タンパク質をとることで、得られるうれしい効果は、艶やかな美髪効果になります。
髪の表面にはキューティクルがありますね。キューティクルの内部にはタンパク質から成るコルテックスという部分があります。
しかし、髪の表面を守っているキューティクルが剥がれてしまうと、内部のコルテックスも剥がれてしまいボロボロになってしまいます。
それに対し、積極的にタンパク質を摂取することで、髪の内側に構成成分であるタンパク質を浸透させることができるため、さらには髪の表面をコーティングするという効果も発揮することができるのです。
つまり、髪の内部から髪を補修できるため、パサついた髪から解消でき、艶のある美髪を手に入れることができるのです。
ビタミンも必須!
美髪になるためには日頃から、タンパク質をしっかりとることが大事なことの一つです。
またその吸収率をあげるためには、ビタミンも一緒に摂取する事が必要です。
タンパク質には、肉や卵、牛乳などに含まれる動物性のものがあります。そして、大豆や豆腐に含まれる植物性のものがあるのはご存知でしょう。
吸収率がいいのは動物性タンパク質になりますね。しかし、コレステロールが多く含まれています。
植物性タンパク質は、吸収率が少し劣るのですが、コレステロールを下げる働きがあります。そのため、ベストなのは両方をバランスよく摂取することが重要になります。
なかでも、大豆類は栄養バランスがいいのでオススメです。
大豆類は効率よく身体の中で消化されますので、毎日納豆や豆腐を毎日の食事に積極的に取り入れるようにしましょう。
また、ビタミン類は、緑黄色野菜などに含まれますね。付け合わせのお野菜やサラダ、おひたしで摂取すると効率いいでしょう。
ポイントとして、
1.髪の成分であるタンパク質をしっかり摂取する。
2.吸収を補ったり代謝させるビタミンを合わせて取るのが美髪にはオススメになります。
美しい髪を手に入れるためには、動物性と植物性のバランスを保ちつながらしっかり摂取しましょう。
タンパク質が髪に与える影響とは
タンパク質は髪の生成に役立つ成分になります。
髪の毛はケラチンと呼ばれる物質でできていますね。その原料となっているのはタンパク質である肉や魚、大豆などです。
タンパク質は髪の毛だけではなく、爪や肌の生成にも役立っているのです。そして、もっとも大切なのは、人間の臓器を強化する成分だということです。
アミノ酸から形成されるタンパク質を摂取することができると、それだけ髪の毛が作られることができ、マイナスになる要素は無いような気がするでしょう。
しかし、必要以上にタンパク質を摂取することで体への影響、そして髪への影響も懸念されるのです。
糖尿病や肥満の原因に⁈
タンパク質のなかでも大豆類もタンパク質ですね。大豆類は、低カロリー低脂質なので特に問題はないですね。
しかし、脂質の多い乳製品や肉類に関しては、少しの量でもカロリーが高いため、必要以上にとってしまうことで、糖尿病や肥満を招いてしまうリスクがあるのです。
コレステロール値の上昇!
タンパク質を摂ることで、血流のコレステロール値が上昇することで、血中濃度が上昇してしまうのです。
そのことによって髪に送られるべき栄養素の通り道でもある血管が詰まりやすくなり渋滞が起きてしまうのです。
そうすると、毛包にある毛乳頭にしっかりと栄養が送られなくなってしまうのです。
その結果、髪の毛が細くなりやすく、コシに影響が出てしまい、薄毛が進行してしまう可能性が高まります。
タンパク質の摂取量の目安がある
タンパク質の過剰摂取にならないため、1日の目安でどれくらい摂取するといいのか、そして食品ごとにどのぐらいのタンパク質が含まれているのかを理解すると摂取しやすいのではないでしょうか。
1日のタンパク質の摂取目安量としては、覚え方として、だいたい自身の体重をグラム換算で考えるとわかりやすいでしょう。
例えば、50キロの方なら50g程度になり、60キロの方なら60g程度になります。
あまり一つ一つの食材のたんぱく質を意識して食事するのは大変でしょう。大体は、1回の食事で20g程度摂取できるでしょう。
朝食を軽食で済ませている方もいるでしょう。そうすると、10g以下の場合も多いでしょう。
普通に食事をしている方は、たんぱく質を過剰に摂取してしまうということはないでしょう。
ただし、鶏肉や豚肉などの肉類を取りすぎる食事やエビやタコ、ホタテなどの魚介類を多く摂取してしまうと話は別です。
1日の目安をオーバーしてしまうことがあるので注意が必要です。
過剰摂取による髪のトラブルとは?
たんぱく質を過剰に摂取してしまうことで、体内での代謝が制限を超えてしまうため、肝臓に負担がかかりやすく、肝機能障害などを引き起こしてしまいます。
そのことによって、血流状態にも影響が出てしまうため、高血圧症が起こるなど、栄養が行き届かなくなり、髪が抜け落ちやすくなり脱毛症を引き起こすリスクがあるのです。
どんなに髪や身体に良いとは言いますが、過剰摂取にならないように、一日の摂取量を守り、血流を良くすることで髪の成長を促します。
タンパク質の過剰摂取に注意をすることが、内臓に負担をかけないことに繋がり、髪や頭皮のトラブルを防ぐことになります。
こんな噂もありますね。ご存知でしょうか?
「余ったアミノ酸が脂肪に変わる⁈」
タンパク質はアミノ酸に分解されて、吸収されることで、筋肉のみならず、皮膚や髪、血管、消化器などの材料になるのは前文でご説明しましたね。
そのため、せっかく筋肉をつけたくてトレーニングをしても、タンパク質が不足してしまうと筋肉がつきにくいどころか、痩せてしまう方もいるでしょう。
だからといって、タンパク質を多く摂ったからと筋肉が大きくなるというわけでもありません。
タンパク質を構成しているアミノ酸とはいえ、たくさん摂取したからといって、その状態でカラダに貯めておくことができる訳ではありません。
そして、恐ろしいのは、使い切れなかった分のタンパク質はそのままではなく、脂肪になってしまうのです。
タンパク質は1g当たり4kcalの熱量を発生するエネルギー源でもあります。摂取カロリーが足りなければエネルギーとして利用されるし、ダブつけば脂肪に変わってしまうのです。
高タンパク低脂肪食なら太らないというイメージがあるのではないでしょうか。
実はそれが禁物です。カロリーの収支に気を配る必要があります。
マッチョを目指して摂ったタンパク質のはずが、気付いたらプヨプヨに!がないように脂肪にならないようにすることが重要ですね。