美容院に行く頻度はみなさん、どれくらいでしょうか?
人によって、数週間で行く人、1ヶ月、半年に1回など、まちまちです。
髪の毛を伸ばしている人などは、全体をカットするのは数カ月に1回だけど、前髪だけを自宅で切っている、という方も多いのではないでしょうか。
でも、自分で切ると、切りすぎたり、ガタガタになってしまったりしますよね。
そんな方のために、今回はアラフォー女性が自宅で前髪を切る時のコツをご紹介します。
Contents
必要な道具は?
自宅で前髪を切る時に必要なものは
・ハサミ
よく切れるものを用意しましょう。
刃先の細めのものが切りやすいです。
専用のハサミもバラエティショップなどで2,000円ほどで購入できます。
毎回自分で前髪をカットしているという人は、髪を切る専用のハサミを購入してもいいかもしれません。
・ヘアクリップ×2
切る前髪と、その他の髪の毛を分けたり、サイドの髪の毛を留めておくのに使用します。
ヘアピンでも代用できますが、サイドの髪の毛を留められるような大きさのものを選びましょう。
ワニクリップなどでも代用可能です。
・コーム
ブラシでも代用できないこともありませんが、前髪カットの際はコーム(櫛)が便利です。
100円ショップなどでも売っているので、きれいな仕上がりのために揃えておくといいでしょう。
・新聞紙
髪の毛が床に落ちるので、新聞紙を広げ、その上で切るようにします。
前髪だけだから、と油断しているといろんなところが髪の毛だらけになってしまいます。
お風呂や洗面所などでカットする場合も必ず敷いてください。
切った髪の毛をそのまま流さないようにしましょう。
詰まりの原因になります。
・鏡
洗面所やお風呂場で切る時でも、手元で見るための鏡は用意しましょう。
鏡は立てかけられるものを選びましょう。
あったら便利なもの
・ヘアカッター
櫛とカミソリが合体しているヘアカッター。
髪の毛をすいたり、毛先だけ削いで軽くしたりする時に使用します。
100円ショップでも購入することができます。
目が粗いものと、細かいもの両方あると便利です。一体になったものもあります。
・ヘアキャッチャー
・すきばさみ
髪の毛の量をすくのに使用します。
アラフォーに似合う前髪別切り方のコツ・基本編
では、実際にどうやって切ったらいいのか、まずは基本の切り方をご紹介します。
鏡を用意する
部屋で切る場合は鏡を立て掛けて、鏡の前に座ります。
この時、床に座っても、椅子に座ってもどちらでもかまいませんが鏡との目線を揃えることが大切です。
鏡を下のほうに置いて、覗き込む体勢で切ると、正面を向いた時に短すぎたり、斜めになっている、などのトラブルが。
鏡を立てかける場合も、あまり角度をつけないようにして立て掛けましょう。
新聞紙を敷く
座る場所に新聞紙を敷きます。
切った髪の毛は思っているよりも、いろんな場所に飛んでいます。
4面分が望ましいですね。
クリップで留める
クリップで前髪と、サイドの毛を分けます。
前髪の目安は両方の黒目の外側まで。
これを目安に前髪を作ると、顔のパーツとのバランスのよい前髪になります。
髪の毛が長い人はさらに後ろで結びましょう。
分けたら、前髪をコームでよく梳かします。
次に、前髪を外側と内側の2層に分けます。
最初は内側をカットするので、外側の層はヘアクリップで留めておきます。
髪の毛は濡らさない
ヘアサロンの美容師さんは濡らした状態で切りますよね。
髪の毛を濡らしてからカットするのには理由があります。
濡らすとまとまるため、まっすぐに切ることができます。
そして、髪の毛が濡れて柔らかくなっている状態なので、ハサミでカットした際痛みにくい、というメリットがあります。
しかし、素人が切る場合は、髪の毛は塗らさず、乾いた状態でカットしましょう。
髪の毛は乾くと、水分の分軽くなるので上にあがります。
簡単に言うと短く見えます。(実際の長さは変わりません)
美容師さんはそれも考慮してカットできますが、素人にはその経験値がないため。
切りすぎてしまうリスクがあります。
また、自分の理想の長さになっているのか、乾かさないと確認できません。
時間がかかってもいいので、乾いた状態で少しずつカットしましょう。
カットする
いよいよカットです。
あとで調節するため、理想の長さよりも、少し長めにカットしましょう。
2層に分けた内側からカットします。
終わったら外側の層を内側の長さに合わせてカットします。
長めの位置で一度、ぱっつんと切りましょう。
髪の毛を持って切ると、斜めになったり、短く切りすぎることがあるので、髪の毛は持たずにカットします。
その後、毛先を少しずつ斜めにカットします。
斜めにカットすることで、ぱっつんになりすぎず、ナチュラルな前髪を作ることができます。
眉毛の下のラインまでの長さが基本の長さです。
サイドの前髪は中央よりも少し長めに切ると浮きません。
顔のラインに沿った前髪になるので、小顔効果もあります。
前髪のタイプ別切り方のコツ
したい前髪によって、カットのコツは違います。
ここからは、前髪別カットのコツをご紹介します。
厚め流し前髪
厚めの流し前髪をカットするポイントは、長めに切ること。
流す方向とは逆の前髪を流してみて、理想の長さになる場所の2センチ上をカットします。
手で流した時、どうしても押さえられてしまうので、そこでカットしてしまうと手を離した時に短くなってしまいます。
そして、流す際ぺたんこのままではなく、すこしカーラーやヘアアイロンでふんわりとさせたほうが若見えします。
そのためにも少し長めのカットを心がけましょう。
アシンメトリー前髪
アシンメトリーにカットした前髪を斜めに流す前髪です。
流す方向に向かって、サイドから真ん中に向かって切っていきます。
この時、はさみは横ではなく、上から下にいれます。
滑らせるようなイメージで切ると、切りやすいです。
みじか前髪
眉毛よりも上のぱっつん前髪も、アラフォーだとしっくりモードな印象になることも。
おしゃれ上級者の人は取り入れたいヘアスタイルですよね。アラフォーの女優やモデルの間でも人気のある前髪です。
短いからこそ、こまめにカットしてバングを保たないといけません。
自宅でカットするコツは、櫛を上手に使うこと。
ハサミの背中をおでこに当てる感じでカットすること。
櫛でカットしたいラインの目安を作ります。
そのラインに沿ってカットしていきます。
前髪セルフカットのための便利グッズ
コームにアクリル板がついた便利グッズ
コームを持って、ハサミで切る。目に髪の毛やハサミが入りそうで怖いですよね。
そんな時に、この便利グッズが役に立ちます。
ハサミと顔の間にアクリル板があるので、目に入ったり顔に当たったりすることなくカットできます。
コームがついているので、カットする長さの目安にもなります。
子供の前髪をカットする時にも便利です。
挟むコーム
コームで前髪を挟んで、出た部分の前髪を切る便利グッズ。
挟むだけなので、簡単に使用することができます。
コンパクトなので収納の場所も取りません。
番外編
マスキングテープを前髪のカットしたいラインに貼り、ガイドラインとして使用します。
セロハンテープだと髪の毛にくっついて剥がす時に痛かったり、貼り直しが難しいので、マスキングテープがおすすめです。
まとめ
いかがでしたか。
自宅で簡単に前髪を切ることができたら、美容院に行く回数も減らすことが出来ます。
お金の節約にも、時間の節約にもなりますね。
せひ、参考にして前髪のセルフカットに挑戦してみてはいかがでしょうか。