近年、夏は暑過ぎるなど冬も寒暖差があるため、快適に過ごすために欠かせないのが暖房や冷房ですね。
仕事上一日中、暖房や冷房の効いた空間にいるという人もいますね。
しかし、暖房や冷房は髪にとっては悪い影響を与えています。
ご存知でしたでしょうか?
〜冬の暖房〜
髪の毛にダメージの原因として「乾燥」があります。
冬場は、カラカラに乾燥した空気に包まれていますね。
そこで、暖房を使用することで、ますます空気が乾燥してしまいます。
湿度が下がることで、空気が乾燥してしまい、キューティクルの水分が空気中に放出されてしまうのです。
健康な髪の水分量は、12%前後です。
水分量は10%以下になると、様々な髪トラブルが出てきます。
健康な髪が維持出来ていると、最低10%までは保つことができるのです。
水分量が減少すると?
髪がまとまらずに広がってパサつきやすい髪質になり、枝毛や抜け毛の原因になります。
また、頭皮も潤いがなくなり乾燥が進んでしまうため、髪の毛に充分な水分を供給することが出来ないまま放置することになります。
水分が不足したキューティクルは、はがれ、その隙間からは水分と一緒に栄養成分も流出しやすくなってしまうのです。その結果、切れ毛や枝毛が見られます。
暖房からの髪ダメージを防ぐには、湿度を保つことです。
暖房を使用するときは、加湿器をつけることが大切です。
空気を潤すことで、空気中に水分が多い状態を維持できるため、髪の毛から水分が放出されなくなります。
傷んでしまったキューティクルは、髪の毛の乾燥を加速させてしまいます。
シャンプー後は、しっかりとトリートメントをして洗い流さないトリートメントを塗ることで保湿され、ダメージを補修することが大切です。
ほかにも、天然オイルを塗るなど、保湿をすると髪の毛の内部の水分をキープすることができ、水分が逃げなくなります。
〜夏の暖房〜
冷房をかけると、身体の芯を冷やし過ぎる危険性があります。
身体が冷えることで、血液循環が悪くなってしまい、髪の毛の栄養成分は、血液によって頭皮にまで運ばれているのに、栄養が届きにくくなるため、髪を生成する働きが衰えてしまいます。
そのため、薄毛や脱毛といった症状が現れてきます。
冷房ダメージを防ぐには?
暑くて冷房つけているのはわかりますが、身体を温めるようにして冷房をつけることが大切です。
例えば、生姜入りのココアは、身体の内側から温めるにはオススメです。
生姜が温まるといいますが、実は生姜は一気に体温が上がりますが、その後一気に下げる働きがあります。
しかし、ココアはじんわり身体の芯を温めるため、体温を一定に保っている時間が長いのです。
そのため、ココアに生姜を入れることで、一気に温まり一定を温めて身体の芯まで温めることで、内臓が動きやすくなるため、体温が下がらない状態を保てるのです。お試しください。
また、冷房の効いた空間では、ひざかけやストールなどで足首や首など、首がつく場所を温めるだけでポカポカしてきます。
暖房や冷房を使用時には、乾燥しないよう工夫をすることが大切ですね。無防備でいると、ダメージが進行してしまいます。
しっかり対策をして、乾燥しないように予防しましょう。
髪や頭皮への影響
日本は四季があり、季節ごとに暑さや寒さ、そして寒暖差が激しかったり、湿気や乾燥があります。
その季節による髪への影響があります。
体はその気候に適応していかなくてはなりません。
もちろん髪も同じように影響を受けやすく、季節によって変わってきます。
頭皮や髪も色々な刺激に耐えながら環境を整えているのです。
体は自分で環境に慣れていく力があるのですが、髪はダメージを受けてしまうと、自力での回復はとても難しくなります。
自然にまかせて過ごすことができれば、髪も耐性をもち、適応力もでます。
しかし、今はエアコンのある環境が当たり前ですので、エアコンを使わない生活に慣れるのは難しいですね。
ですので、極力乾燥しないように工夫する必要があります。
頭皮や髪へのダメージ
メリットといえば、夏のエアコンは快適ですね。
しかし、冷えすぎますし乾燥しやすくなり、体調を崩しやすくなります。
そして、髪にとっても良くない状態になります。
外では紫外線を浴びてしまい、猛暑では頭皮と髪が日焼けをしてしまい、汗をかいて蒸れてしまいます。
室内に入れば、キンキンに冷えたエアコンの中で、一気に冷えて乾燥してしまいます。
冬は空気中も乾燥しています。エアコンで暖められた室内はもっと乾燥しているのです。
それだけではなく、ホコリも多く髪に付着しやすく汚れもひどくなります。
今ではなくてはならない存在になっているエアコンです。
エアコンを避ける事も難しい状態ですので、工夫しながらケアをすることをオススメします。
エアコンから髪や頭皮を守る
冷房や暖房から髪を守るには、エアコンの風が直接髪にあたることで、髪は弱くなっていきます。
可能な限り髪に風を直接当たらないように、風向きを工夫すると良いでしょう。
扇風機と併用して、風を部屋全体を回すように風向きを変えると直接当たらなくても部屋全体が温まります。
ただ、乾燥はしますので、髪にとって大切な水分を奪います。
乾燥が進行してしまうと、髪のキューティクルはカサカサになり剥がれてしまい、髪の表面はダメージを受けてパサパサになります。
さらにキューティクルのダメージにより、髪の内側の水分が流れ出てしまい、ますます潤いがなくなり強度を保てなくなるのです。
そして抜け毛や切れ毛というダメージに繋がり、放置してしまうと、薄毛にもなる可能性が高まります。
髪の乾燥を防ぐには?
髪の乾燥は健康な髪にとっては大敵!髪の水分を閉じ込めて潤いを保てるヘアケアがオススメです。
髪と頭皮を守るために、暖房をエアコンではなく、オイルヒーターや石油ストーブ・ガスヒーターなどを使うことで、水分も少し出ているため乾燥が緩和できます。
それと同時に加湿器と一緒に使うようにすると潤いが維持できるため、静電気も予防できます。
ただ、エアコンだけではなく、床暖やカーペットは乾燥しますので、加湿器を置きましょう。
乾燥する時期には、いつものシャンプーをダメージヘア用弱酸性シャンプーなど、髪に負担がかからないもので集中的にケアし、髪を保湿して水分を閉じ込めることが必要です。
夜は頭皮の汚れを丁寧に洗い流し、乾燥から守るためにトリートメントをすると効果的です。
エアコン対策には、髪に大切なのが潤いです。水分が逃げないようにケアしましょう。
アルガンオイルの効果
とても貴重なアルガンオイル!
アルガンオイルには髪に有効な成分が入っているのです。
それは、ビタミンEとオレイン酸という2つの成分です。
ビタミンEは、その抗酸化作用が注目されています。頭皮に塗布することで、血行をよくし頭皮の状態を良いものにしてくれます。
髪の美容と健康は頭皮の環境が一番大切ですね。
まさに育毛のための成分とも言えます。
オレイン酸も血流を良くしてくれるので頭皮に欠かせない成分になります。
この2つの成分の効果がダイレクトに頭皮に働きかけることができるため、頭皮の状態はとても良くなります。
頭皮の状態が良くなることで、髪トラブルの改善につながります。
抜け毛や枝毛、切れ毛がなくなることで、薄毛防止効果が高くなります。
ダメージによってまとまりにくい髪も、パサつきやごわつきがなくなり、指通りのなめらかなサラサラヘアに生まれ変わります。
髪本来のツヤとコシが戻ってくるため、目に見えて健康的な美しさが生まれます。
これらの成分は非常に万能であり、髪だけでなく肌のツヤも変わり、全身に良い影響を与えます。
ぜひ毎日のケアに取り入れたいオイルのひとつです。