白湯は人の飲める水を沸騰させお湯にし飲める温度まで冷まして飲みます。
この白湯を飲む習慣があることで薄毛改善にも期待できるのです。
Contents
なぜ白湯に薄毛改善作用があるの？
内臓が温められて代謝が促進される
白湯を飲むことで内臓が温められ新陳代謝が上がりやすくなります。
髪の毛は代謝を繰り返すことで生えてきたり成長をします。
白湯を飲むとこの代謝を活性化させさらに頭皮や髪の保湿成分である皮脂分泌にも良い影響を与えてくれます。
血行が良くなる
頭皮の直下には毛細血管が流れており、髪の毛はその毛細血管を流れる血液から栄養や酸素を吸収し成長します。
白湯を飲むことで体が温まり、温まった影響で血管も拡張し血液の流れがよくなります。
特に頭皮にある毛細血管が収縮してしまうと薄毛の原因になってしまいますから白湯で血行を良くすることで頭部の毛細血管も拡張されるわけです。
デトックス作用があり不必要な悪物質を除去
白湯を飲むことでデトックス作用が高まります。
特に便秘などに悩んでいる女性は多いと思いますがそういう人ほど白湯を飲んだほうが良いです。
そうすると便通がよくなったり体の中に溜まった疲労物質を除去する作用が白湯にはあります。
白湯のデトックス効果はダイエッターの女性にも効果的です。
白湯の作り方と飲むときの温度は？
白湯はお水を沸騰させてそこから冷まして飲みます。
飲む適温は４０度前後がよろしいでしょう。
白湯はチビチビ飲むよりも一気に飲んだほうが体の温まりが早いので、４０度くらいまで冷まします。
白湯を飲む時間帯で一番効果的なのは？
白湯を飲む時間帯ですが、
朝一番に口に入れるものを白湯にする
朝起きて一番に口にする飲み物を白湯にしてください。
朝起きても体の中はまだ動きが鈍い状態ですから、そんな状態のところへ冷たい水や刺激のある炭酸飲料などを入れると体は驚いてしまいますし、また冷えてしまい朝の活動が鈍ってしまいます。
そのため朝一番は飲みやすい温度の白湯をお腹に入れることが体にとっても優しく、朝から元気に動きやすくなります。
少し時間が立つと腸内環境も白湯で温められて活発に動くようになるため朝の便通も良くなります。
昼食と一緒に白湯を飲む
昼食と一緒に白湯を飲むと昼食の消化が良くなります。
消化が促されることでお昼にだるくなるというようなことを防ぐ効果があります。
寝る前に白湯を一杯飲む
寝る前に白湯を一杯飲んでおくと体が芯から温められますので寝付きもよく、睡眠の質も向上します。
睡眠の質が向上すると寝ているときの成長ホルモンの分泌を促すことになるので髪の毛の代謝が促進され、また疲れも一気に取れていきます。
白湯の効果にプラスの効果
白湯だけの効果でも薄毛や体の健康に効果的なのですが、もう少し欲張って白湯を自分流の飲み方に改良することもできます。
次に紹介するのは白湯にスーパーフードなどをミックスした白湯をご紹介します。
生姜湯
生姜湯は皆さんご存知だと思いますが、風邪のときによく飲まされたりします。
生姜と白湯を混ぜたものですから、わざわざ市販のものを買わなくても自分でアレンジして作ることもできます。
生姜には体を温める作用がありますから普段から基礎体温が低い女性にはおすすめの飲み物です。
女性は生理などの貧血が影響し基礎体温が低い方が多いのでぜひ飲む習慣をつけてみてください。
もし飲みにくいと感じるならはちみつなどを混ぜてみると飲みやすくなります。
葛根湯
葛根湯も有名です。
葛根湯は風邪をひいたときに漢方薬として使われていますが実は慢性的な頭痛や肩こりにも使われます。
ドラックストアなどで購入できるものなどは粉状になっていますので、白湯で溶かして飲むことになります。
葛根湯の効果としては汗をかきやすくなり体温を上昇させます。
肩こりにも用いられるため血行促進作用が高いことがわかります。
血行が良くなると髪の毛の成長にも効果があります。
しかし毎日飲むのはNGなので、肩こりや頭痛のときに飲むようにすると症状の改善とともに薄毛にも効果があります。
梅と白湯をミックス
梅には非常に良いアンチエイジング効果があります。
実は白湯と混ぜるスーパーフードの中で一番におすすめしたいのが梅白湯なのです。
梅にはポリフェノールの一種であるリグナンという成分が含まれています。
これは細胞組織の酸化防止つまり老化を抑止する効果があります。
また梅を口に含んだときに出る唾液にもアンチエイジング作用があります。
唾液に含まれるホルモンの一つパロチンが細胞を活性化、カタラーゼという成分が活性酵素を抑え老化を抑止します。
また梅にはクエン酸も含まれているため血液がサラサラになりターンオーバーの促進や老廃物の排出効果があります。
血液がサラサラになると血流が良くなるため頭皮の毛細血管に血液が流れ込みやすくなります。
そうすると血液から栄養を受け取っている髪の毛の成長が促進され薄毛や抜け毛、髪質の変化にも効果的です。
その他の梅白湯の嬉しい効果
ダイエット作用がすごい
梅に含まれるバニリンという成分には脂肪燃焼作用があります。
同様梅に含まれるクエン酸にも脂肪を燃焼する作用がありダブルの作用でダイエットに期待ができます。
またα−グルコした−ぜという成分は血糖値の上昇を抑え肥満に直結する酵素の働きを阻害します。
梅干し白湯を飲む習慣ができれば肥満体質からも逃れられ頭皮から分泌する皮脂の量も適量になり最終的にはダイエットにも頭皮環境にも良い影響を与えます。
口臭や虫歯、歯周病を予防してくれる
クエン酸は虫歯などの原因菌となるムータンスという菌を除外する作用があります。
そのため梅白湯を口に含むだけで歯磨きと似た効果があります。
また、唾液もサラサラになり口臭の原因となる細菌や歯周病を予防します。
肩こりも改善される
梅に含まれるクエン酸やムメフラ−ルによって冷え性や肩こり、むくみまで予防改善されます。
ただし梅は塩分も多いため摂りすぎると逆にむくみの原因となるため摂り過ぎには気をつけましょう。
インフルエンザ予防にも
梅干しに含まれるポリフェノールの一つであるエポキシオニレシノールにはインフルエンザを抑制する作用があると言われています。
その他にも梅が日本のスーパーフードと言われている理由は
胃がん予防、糖尿病予防、疲労回復、高血圧抑制、活性酸素の除去などの嬉しい作用がたくさんあるためです。
梅湯レシピと飲み方、タイミング
梅湯を作る際は白湯と梅干しを準備します。
白湯をまずつくり、その中へ梅をドボンと入れるだけ。
そして梅をスプーンなどで潰しても良いですし、予め梅を潰してから白湯に入れても良いです。
梅の個数は一回につき２個程度がベスト。
飲むタイミングも白湯と同じように朝起きたときのはじめの一杯、昼食と一緒に飲む、夜寝る前に飲む
といった生活を続ければ頭皮の健康どころか体のアンチエイジングにもなりすこぶる調子が良くなること間違いなしです。
まとめ
白湯は古くから愛されている日本の健康文化ですが、日本のみならずインドのアールユベーダやヨガでも白湯は推奨されており、古くから健康、アンチエイジングの方法として用いられています。
また日本にはインドにない梅干しが簡単に手に入るため、私は梅白湯を非常におすすめします！
ぜひ毎日続けて頭皮の改善、薄毛改善、アンチエイジングの効果を実感してみてください。
