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始めに
お庭を見渡すと、さまざまな草木が生えています。
それらを雑草と呼ぶか、薬草と呼ぶかは人それぞれです。
子供のころに草相撲をしたオオバコ、独特の臭いの有る白い花のドクダミ、季節によって姿を変えるツクシなど、さまざまな種類の薬草が実は身近なところに沢山咲いているのです。
今回は、それらの庭に生えている薬草を利用する方法について考えてみましょう。
庭に生えている薬草の種類について
その土地や季節によって異なりますが、薬草として有名なドクダミなどは、広く分布しています。
このように、身近にもさまざまな種類の雑草として総称されるのものの中にも、薬草茶になるものも多く混じっています。
それらを「雑草と捉えるか、薬草と捉えるか?」は、本人次第なのです。
庭に生えているからこそ起こる危険について
除草剤や農薬に気を付けよう!
除草剤や農薬の撒かれているか否かには、気を付けましょう。
庭の管理には必要なものです。
庭を管理するにあたってそれらを使わないと、虫の被害や、雑草だらけになり、虫などが繁殖し易い場所になってしまいます。
そうすると、自分の庭で感染症に罹ったりなどのさまざまな影響があるので、正しい使い方であればひとの体には必要なものです。
除草剤は、植物を枯らせるためにあります。
人間の体に入ると、害があるものもありますので、庭に何を撒いたかなどの情報をしっかりと確認してから採集しましょう。
また、虫除けなどの農薬には撒いてから日数を空けてから採集することが書いてあります。
残渣した農薬から人間を守るためです。
農薬のパッケージに注意として書いてあるので、良く確認しましょう。
見間違いに注意!
薬草と有毒な植物とは見分けが付きにくいことがあります。
それは、経験値だけでなく、素人でなくとも、熟知している玄人や道の駅に卸している人であっても見分けが付かないときもあります。
何年も夫婦で山に入っている人でも食中毒を起こしたり、道の駅で有毒性のあるキノコを道の駅で販売したりする事故が毎年世間を賑わせます。
どんなに経験値のある人でも、一度間違うだけであの世逝きにもなりかねません。採集する際は、気を付けましょう。
ドクダミ茶について
良くお庭に独特の臭いのする白い花が咲きます。
それらは一度生えると、どんどん増殖していきます。
臭いも厄介ですし、繫殖力も強いので、ガーデニングの邪魔になります。
ですが、そのドクダミは、実は薬草茶の世界ではポピュラーな植物です。
農薬に気を付けて刈り取り、パリッパリに乾してしまえば、タダで体に良い薬草茶が手に入るのです。
また、さまざまな道の駅などで生産者の名前付きで良く売られています。
薬草茶のコーナーっではとてもポピュラーな商品であり、見かけないことが少ないほどです。
1袋600円位で売っています。よく干されており、消費期限も長く持ちます。
効果について
主にデトックスの効果や、血行改善を促します。
他にも多くの良い働きをしてくれますので、薬草の入門としては大変便利です。
地面に生えている時の臭いの強さから、「なんとなく効きそう!」という感じがします。
プラセボ効果が含まれているとしても、臭いの特徴からもとても効果のありそうな感じがします。
デトックスの効果を求めて飲むために購入することがで、体の中の悪いものを排出させようとします。
体質改善にもつながります。
そのため、頭皮トラブルを治す手伝いをしてくれます。
頭皮にも吹き出物がでることがあります。
毛根の中に炎症が起きて膿が出ることがあります。
そういった膿のもとになるものを体から出るように促すことが必要で、その手助けをしてくれるのです。
味について
特に癖のない味に感じます。
ほうじ茶などの少し香ばしいような、草っぽい感じの味がしますが、特にえぐみや苦みなどの飲みにくく感じる要素は感じませんでした。
購入場所を変えても、特に味の違いや飲みにくさは感じなかったので、何処でも購入できます。
継続的に購入することができるので、体質改善にはもってこいです。
お庭の何処から生えているの?
特に多く生えている場所は、昼間でも日の当たりにくいジメジメとした湿気の多い場所に生えます。
一つ生えると、沢山咲きます。
庭の一角がドクダミの白い花畑になり、美しくも感じます。
ですが、強いドクダミの特徴的な匂いが庭中に広がるので、お茶にするなどの利用法がなければ、早めに刈り取ったほうが良いです。
お茶として利用するならば、農薬が掛かっていないことや土壌がそもそも汚染されていないか確認し、安全性を確認しましょう。
そして、何日間か干せば、パリパリになったお茶の完成です。
乾すにも敷物が必要ですし、電子レンジでも乾かせますが結構面倒です。
道の駅で600円程度で購入できますので、そちらで買うのもオススメです。
スギナ茶について
春になると土筆が顔を出し、春の到来を告げます。
その後に、土筆はスギナとなって緑色の20~40CMほどの長い大量の茎のような植物になり、庭で繁殖します。
あまりスギナ茶はドクダミ茶などと比べてそれほど有名ではありませんが、自宅の庭で簡単に採集でき、髪の毛や頭皮に良い成分がたくさん含まれています。
簡単に採れて、簡単にお茶にすることができるので、オススメです。
効果について
スギナ茶には、髪の毛や頭皮の栄養素になるカルシウムの吸収を促してくれます。
いくら体の老廃物を排出させても、髪や頭皮そのものが生えるように促したり、成長しなければ意味がありません。
なので、スギナ茶を摂ることで、もともとの髪や頭皮が強くなるように促してくれます。
また、カルシウムの吸収を促すことで、骨粗しょう症の予防にもなります。
造血も促すので月の物が下りてくる期間であれば、積極的に摂ることをオススメします。
多くの女性の強いミカタになります。
ほかにも、むくみを改善してくれるように促してくれます。
むくみといえば多くのひとは足のむくみを想像しますが、実は、頭皮もむくみます。
頭を触ると頭皮がグニグニと大きく動いたり、指か沈んでいくような感じがしたら、要注意です。
頭皮に栄養が巡りにくくなり、抜け毛の原因にもなります。
なので、頭皮のむくみには、気を付けましょう。
味について
特にこれといった特徴のない味ですが、青臭さはあります。
お庭の何処から生えているの?
土筆の生えている土地では、どこでも生えます。
春は土筆の見た目で紛らわせ、それ以降は、スギナとしてそこら一帯を我が物顔で牛耳ります。
スギナというと厄介な雑草としてのイメージが大きいのではないでしょうか?
地下にとても長い根を張り、タケノコさながらの生命力です。
一度生えたら、座除草剤を撒いても、土を掘り起こしても、少しの根があれば再生し増殖するので、根絶させることはとても難しいです。
逆を言えば、一度生えたら長い間、スギナ茶が楽しめるということです。
除草剤を使用せず、農薬に気を付けて体に害のないものであると確認してから、お茶にしましょう。
干して、炒ってあげれば、スギナ茶が完成します。
面倒であれば、ネット通販でも簡単に購入ができます。
あまり、道の駅では見当たりません。
終わり
ほかにも沢山の薬草が庭に生えています。
それらを薬草としてみるか否かはその雑草をみた本人次第です。
簡単に手に入れられ、ほぼお金をかけずに健康に気を使えるのならば、それに越したことはありません。
庭を自分自身で管理することにより、薬草茶の農薬や季節などの管理を行うことにより、体に良い薬草茶が手に入るのです。
庭の管理とともに、薬草茶を育ててみるのはいかがでしょうか?