ヘアケア

20代女性も白髪や薄毛に⁈油断禁物!3つの原因とは?

白髪染めだけでは回避不能?髪の色のメカニズム

髪は元々黒ではなく白なのです。

黒になるのは、メラノサイトという色素細胞の働きによるものになります。

細胞は加齢とともに少しずつ衰えていき、一般的には35歳以降から白髪が増え始めます。

今では白髪染めで一時的に綺麗にできますが、時間が経てば元どおりの色に戻ってしまいます。

原因を知ることで、根本からケアすることができます。そうすることで、健やかなツヤ髪を手に入れられるでしょう。

白髪ができる原因

1. ストレス

心の健康は肌や髪にも影響する。
白髪を根元からカットしてみると、白と黒が混じったしま模様になっている場合があります。それはストレスが原因なのです。
ストレスが頭皮に刺激を与えることで、色をつくる色素の働きが弱まってしまうからなのです。
ストレスが日頃から多い人は、リラックスする時間を作ることや好きな曲を聞くなど心の健康も意識することが大切になります。

2. 食生活

正しい食生活でしっかり栄養補給をする

食生活が乱れて栄養素が十分に摂取できていない状態では頭皮も栄養不足になってしまいます。

メラニンをつくり出すために必要な酵素を摂取するには、食べ物の栄養を受けることで活性化することに繋がります。

白髪が気になる人はまず食習慣を見直すことが必要となり、酵素の活性化に役立つ食材を積極的に食べることが大切です。

白髪予防に良い栄養や食べ物について

髪に必要な栄養素は、ヨード、チロシン、銅です。

海藻や魚介類、チーズ、そして果物にも含まれており、バナナやアボカド。納豆も効果的なのです。

その中でも細胞の代謝を促進させるヨードが重要なのです。ヨードはひじきやワカメ、海苔などの海藻類になります。毎日摂取するようにするといいでしょう。

しかし、ここで注意が必要です。
ヨードは甲状腺ホルモンの数値にも作用してしまう可能性が高いので、大量摂取しないようにお気をつけください。

3.睡眠不足

ホルモン分泌が減る、血流不全などの原因

髪を黒くするメラノサイトは細胞のひとつです。

細胞の働きを活性化させることや生まれ変わりをサポートするのが睡眠中に分泌される成長ホルモンになります。

睡眠不足でホルモンの分泌が少なくなると細胞が弱まってしまうのです。細胞が弱まってしまうと、血流不全になることで白髪ができる原因にも繋がります。

頭皮マッサージで血流を促進

血液は栄養や水分を細胞に届ける運搬役です。

血流が悪くなることで、運搬がうまく行われなくなるため、細胞が栄養不足になってしまうのです。

頭皮マッサージをすることにより、頭皮の血流を促すことで、栄養を行き届きやすくなるのです。

シャンプーをする前にオイルをつけてマッサージすると頭皮の汚れも取り除きます。

4.紫外線

紫外線は活性酸素が増える原因

紫外線により頭皮が刺激を受けることが原因で活性酸素が作られてしまいます。

この活性酸素が増えることで髪だけでなく、体全体が酸化してしまいます。

そして、体内の細胞や遺伝子が正常に働きにくくなってしまうのです。


それにより、肌にも影響を及ぼしかねませんが、それだけではなく、毛母細胞の働きも悪くなりやすく、白髪の原因となることもあるのです。

ヘアセラムやスタイリング剤で紫外線対策

最近では市販されているヘアスプレーの多くには、紫外線予防効果がある成分が入っているのです。

ヘアスプレーはスタイリングをキープするだけではなく、髪の日焼けを防ぐためにも、必要なのです。外に出るときに使うことで、予防になります。

また、ヘアセラムやオイルにも日焼け対策の効果が期待できるのもがあります。

知っておきたい!白髪予防にまつわるエトセトラとは?

お腹スッキリ!便秘解消で白髪予防

腸内環境も血流に影響を与えてしまいます。

便秘が続くと腸内で悪玉菌が増えてしまい、血流が悪くなってしまい代謝が低下してしまいます。

血流が悪くなることで、頭皮の細胞に届けられる栄養が減ってしまいます。

そのため、乳酸菌や食物繊維を多く含む食材や、水分をたっぷり摂取することで便通をスムーズにしましょう。

冷えを解消して白髪予防できる

体が冷えると血管が収縮してしまうため、血流が悪くなり毛細血管の収縮が頭皮まで栄養を届きにくくなるのです。

特に女性は熱を生み出す筋肉量が少ないですので体が冷えやすいのも現状でしょう。

・冷たいものは摂取しない
・こまめに体を動かす

そして、毎日湯船に浸かることも一日の疲れを取り除き、毒素を出すことで、血流を良くさせるため、冷え対策になります。

白髪にまつわる噂のウソ、ホント?

白髪は抜くと増える?

白髪を抜くときに、無理やり抜いたりすると、頭皮にダメージを与えつしまう可能性が高まり、血流が悪くなるので白髪になる可能性が高くなるのです。

ひとつの毛穴から3本の髪が生えていますね。そのため、1本の白髪を抜くと血流が悪くなりますので、生え変わりも白髪になってしまうのです。

若白髪は親からの遺伝が原因なの?

海外では白髪の原因のひとつに遺伝がある言われています。

メラニンが体内に送り込まれにくい体質が遺伝してしまい、子供にも白髪ができやすくなるといいます。

また色素細胞が遺伝してしまうため、親が若い頃に白髪が多いと子供にも若白髪ができやすくなるという。

ダイエットで白髪が増える?

ダイエットで極端な食事制限をしていると、栄養バランスが崩れてしまい、頭皮が栄養不足になってしまいます。

栄養は頭皮に届くまでに全身に行き届かなくてはなりません。全身が栄養不足になると、細胞の働きが弱まり、白髪が増えてしまいます。

タンパク質やミネラル、ビタミンなどは髪をつくる原料です。

栄養をバランス良く摂取できる食事は和食になります。そのため和食を中心にした食生活がオススメになります。

白髪が目立つ時にカバーする方法とは?

白髪染め用ヘアカラーで全体を染める

白髪が生えてきた時は一番手軽な対処法としては、全体に使える白髪染めになります。ヘアカラーを変える気分で使えますので、オシャレを楽しめるでしょう。

しかし、ヘアカラーは髪に与えるダメージが大きいです。そのため、保湿成分が配合されているものを選ぶことをオススメします。

敏感肌の人は市販のものよりも美容院で相談するなど、プロの手を借りると頭皮を傷めずにオシャレを楽しめるでしょう。

部分的な白髪にはパウダータイプ?

パウダータイプをご存知でしょうか?洗い流せば落ちますので、一時的に対処したい時にオススメです。

ヘアカラーをする時間がなくても、パパッと白髪がカバーできるのでとても便利です。

パウダータイプの他にもスプレータイプがあります。自分で使いやすい方を選ぶといいでしょう。

ただし、パウダータイプやスプレータイプは外出時に雨が降ったり、濡れるようなことがあると落ちてしまいますので、注意が必要です。

髪を傷めない白髪染めを使うペースはある?

髪の成長スピードには個人差がありますね。およそ1〜2カ月の頻度で染め直すのがベストでしょう。

短い期間で染め直してしまうと、色はキープできますが、髪が傷みやすく色が入らなくなる可能性があるため、1度染めたらヘアケアを欠かさないようにすることど、必ず期間をあけてから染め直すことが重要になります。