女性の薄毛

女性の薄毛にエクオールが効果的?

女性の薄毛にエクオールが効果的?

エクオールという成分が女性の薄毛に効果的なのをご存知でしょうか?

そもそもエクオールが何なのか、知らないという方も多いと思います。

そこで今回はエクオールについて、

・エクオールとは一体何なのか?
・なぜエクオールは女性の薄毛に効果的なのか?
・男性の薄毛にはエクオールは効果がないのか?
・エクオールを体内で作れる人とそうでない人がいるのはなぜなのか?
・エクオールを増やすにはどうしたらいいのか?

などをご紹介します。

薄毛とホルモンバランスの乱れや更年期障害にお悩みの方は参考にしてみてくださいね。

エクオールとは?

女性ホルモンのエストロゲンは有名ですよね。このエストロゲンも加齢などで年々減少してしまう女性ホルモンなんです。

そんなエストロゲンと同じような働きをしてくれるのがエクオール

エストロゲンに似た役割をしてくれるのにも関わらず、エストロゲンが過剰分泌してしまった時に抑制してくれる働きもしてくれる、女性にとっては頼もしい成分です。

そして男性ホルモン アンドロゲンを抑制してくれる作用もあり、女性の薄毛対策にとても頼りになる存在なんです。

エクオールがなぜ女性の薄毛に効果的なの?

女性ホルモンに似た作用というと、大豆イソフラボンも有名ですよね。しかし、エクオールは大豆イソフラボン以上に、女性ホルモンの代わりを務めてくれるんです。

女性ホルモンがいいバランスになるように調節してくれているんですね。

女性の薄毛の原因は

・ホルモンバランスの乱れ
・食生活の偏り
・睡眠不足
・ストレス

が主な原因になります。

その中でも、ホルモンバランスの乱れが1番、女性の薄毛に影響を及ぼしていると言われています。

そんな女性のホルモンバランスを整えてくれるのがエクオールなんです。

エクオールには、

・更年期症状の改善
・骨粗しょう症予防
・抗酸化作用
・肥満予防
・皮膚を若々しく保つ
・肥満体質の改善
・肩こりの改善

などの効果が認められています。

頭皮を若々しく保つこと、抗酸化作用で薄毛予防にいいんですね。

そして、肥満も薄毛の原因になりますので、肥満予防してくれるエクオールは女性の薄毛の救世主のような存在ですね。

また、肩こりや首のこりなどの筋肉のコリ、緊張も血行を悪くし頭皮や髪の毛に栄養を生き渡せる阻害となりますので、肩こりの改善は嬉しい効果になりますね。

エクオールは男性には効果なし?

エクオールは女性ホルモンに似た働きをすることで、減少する女性ホルモンの働きをサポートしてくれる成分です。

ですので、男性の薄毛には効果が期待できません。しかし、男性に全く効果がないわけではなく、

・前立腺への作用
・メタボ予防

などの効果があります。

しかし、男性ホルモンを押さえてしまう働きもありますので男性が摂取する場合は注意しましょう。

エクオールは髪の毛のハリ・ツヤもアップする?

エクオールはお顔のシワ改善の効果もあると実験で証明されています。

髪の毛にも効果があるのでしょうか?

血行を良くし、血中の酸素や栄養をスムーズに頭皮や髪の毛の生成に運ぶことで、頭皮にも髪の毛にも栄養が行き渡りやすくなります。

結果、髪の毛にうるおいが与えられ、ハリ・ツヤもアップします。

またホルモンバランスが乱れることで、お肌がカサカサになってしまうことが周知の事実ですよね。

お肌だけではなく、爪も髪の毛も頭皮も乾燥してしまいます。

エクオールを定期的に摂取し、足りない女性ホルモンを働きを補うことで、頭皮にも潤いが。

頭皮が乾燥すると、抜け毛の原因になりますのでエクオールの摂取で抜け毛予防にも効果的であると言えますね。

また、更年期障害に感じるイライラがストレスとなり、ホットフラッシュでかいた大量の汗も薄毛の原因になってしまうので。更年期障害の症状の緩和が薄毛予防にもなるということになります。

更年期障害独特の症状に悩んでいる人はエクオールをお試しする価値があると思います。

サプリメントでも、最初は豆乳や豆腐などを毎日摂取してみるのでも、手軽に始めることが出来るので参考にしてみてください。

エクオールを体内で作れる人と作れない人がいる?

エクオールは体内で生成することができます。
しかし、生成できる人と、できない人がいます。

女性だからといって全員が生成できるわけではないのですね。

その違いは何なのか、これからご説明します。

エクオールは大豆イソフラボンが変化した成分。
ですので、大豆イソフラボンを摂取しないとそもそも作り出すことができません。

大豆イソフラボンを摂取すると、

・ダイゼイン
・グリシテイン
・ゲニステイン

の3つに別れます。

この3つのうちのダイゼインという成分が腸内で分解されると、エクオールに変化します。

作れる人と作れない人の差は、「イソフラボンを分解してエクオールにすることができる常在菌が腸内に存在するかどうか」です。

このイソフラボンを分解できる菌を持っていなければ、いくら大豆イソフラボンを摂取しても、エクオールに変化できずにダイゼインのまま消化吸収されてしまいます。

エクオールを増やすにはどうしたらいいの?

エクオールが作れない人は一生そのまま、ではないんです。

エクオールを作ることの出来る菌はその時々の腸内環境でいたり、いなかったりします。
ですので、1年前は分解できたけど、今は無理・・・なんてこともあります。

食生活や生活習慣、体調などで変化してしまいます。

ですので、今は分解できていても、また1週間後も分解できているとは限らないんです。

この分解できる菌が今、自分の腸内に存在するのかどうかは尿検査で知ることができます。

しかし、それには費用も手間もかかります。
検査は1回約5,000円ほど。
皮膚科や内科で検査してくれますが、エクオールに関しても検査は保険がきかない検査である場合がほとんどになります。

受診料などもかかりますので、結果を聞くまでに1万円を越してしまうことも。
しかも、検査でその時の状況がわかったとしても、体調によって変化してしまうので、その都度こまめに検査をしないことにはあまり意味がありません。

どうしても検査で菌が存在するのかと知りたい場合は、こまめに検査する必要があります。
あまり現実的な話では有りませんね。

そのため、サプリメントで摂取が効果的です。

仮に菌が腸内に存在していたとしても、大豆イソフラボンのもとである大豆製品を毎日コンスタントに食べなくては、エクオールを生成することは不可能なので、サプリメントでの摂取が効率的ですね。

エクオールのサプリメントは平均して4,000円前後で購入することができます。検査の手間や費用を考えると、サプリメントを購入してしまったほうが賢い選択ですね。

まとめ

いかがでしたでしょうか?

女性ホルモンと似た働きで薄毛に効果がある、エクオール。
体内で作ることのできる人と、できない人がいて、体調などによっても変化することがわかりました。

作ることの出来る人でも、毎日大豆製品を摂取する必要があります。
毎日大豆製品を食べたり、サプリメントを摂取するだけで薄毛予防できるので気軽にお試しすることができますね。

閉経後の女性に多い骨粗鬆症の予防もできますので、ぜひエクオールを摂取してふさふさな髪の毛を目指しましょう。