年々、インスタ映えするようなオシャレなカフェが沢山見られるようになりまりした。
オシャレさはもちろんですが、本格的な味わいも楽しめるので多くの方が利用しているのも納得出来ます。
朝は眠気覚ましの一杯としてコーヒーを飲む方もいるでしょうか。
また食後に必ず飲んでいたり、仕事の合間に欠かせない飲み物として選ばれている感も否めません。
あの香りを嗅ぐと、気分が落ち着きそうです。
コーヒーと言えば、主にカフェインが含まれていますが、カフェインにはどのような効果が備わっているのでしょうか。
取りすぎても良くないとも聞きますが、実はコーヒーには髪の毛に影響を与えるメリットとデメリットが存在するとも言われています。
賛否両論ありますが、どのような理由が存在するのか見ていきましょう。
カフェインとは
アルカロイドという化合物の1つです。
食品ではコーヒー豆やカカオ豆などにも含まれている成分です。
眠気を覚ましたり、目が覚めるとも言われているので覚醒作用があります。
また、利尿作用があるともされています。
昔は薬のような役割を担っていたコーヒー
遠い昔からコーヒーは存在していたようです。
しかし最初から嗜好品として人々に好まれていた訳ではなかったそうです。
様々な伝説があるとされていて、その昔、コーヒーの赤い実をそのまま口にした人物により、存在が広まって行ったとも言われています。
覚醒作用や利尿作用などの特徴から、医薬品として用いられていたのだそうです。
当然ながら、現代のように美味しく風味も味わえるコーヒーと呼ぶには程遠い時代もあり、お世辞にも美味しいとは言えない状態の物を口にしていたことでしょう。
コーヒーの与えるメリットとは
コーヒーと言えばカフェインにばかり目が向けられています。
しかしコーヒーには、赤ワインに多く含まれている、あのポリフェノールが実は含まれているのです。
ポリフェノールが入っていたなんて知らなかったという方も意外と多いようです。
そしてなんと、ポリフェノールの含有量は赤ワインと同じくらいとも言われているので驚きです。
美肌にも効果的と言われている赤ワインですが、ポリフェノールには髪の毛にも良い効果があります。
抗酸化作用があり、老化防止の効果もあると言われていますが肌と同様に髪の生えている頭皮にも同じ効果があるようです。
細胞の働きを促す事に繋がるので髪の毛の成長を助けていることになります。
頭皮環境の悪化を防ぐという事は、すなわち抜け毛を招いたり、コシやハリがなくなることの回避にも繋がります。
また、ポリフェノールには殺菌作用もあると言われています。
頭皮の炎症を抑えてくれる効果もあるとされており、頭皮に細菌などが付く際に退ける役割も果たしてくれるようです。
頭皮に細菌がついてしまうと、様々な肌トラブルが起こりやすくなります。
かゆみが出たりした場合、つい頭全体を掻きむしってしまい炎症を招く場合もあります。
他にもフケが生じてしまったりもします。
こうした事態を回避するにも、ポリフェノールの効果はとても高いいと言われています。
そしてカフェインには、血管収縮作用があるともされています。
血流の促進が期待できるので、心臓から遠く血液の流れが滞りやすい頭皮まで血流が行き届く可能性が高まります。
血液はご存知の通り、酸素や栄養なども運んでくれていますから発毛に欠かすことが出来ません。
運ばれてくる栄養を使って毛の成長を促しているので、血流が悪くなってくると抜け毛や薄毛になりかねないのです。
薄毛を招く原因の1つに、男性ホルモンの影響が関わっているとされています。
女性でも男性ホルモンのの増加によってその影響があるとも言われています。
しかしカフェインには、この男性ホルモンを抑制する働きがあるようです。
デメリットはどのような点?
コーヒーを飲むと眠気が失われがちになりますので、覚醒作用の効果は大いに影響を及ぼすでしょう。
眠くないという事は、寝付けなかったり眠りが浅くなる原因とも関係してきます。
つまり、睡眠不足が頭皮に悪影響を与える事に繋がりかねないのです。
良質な睡眠が取れないという事は、すなわちホルモンの成長を妨げるという結果を招く恐れがあります。
夜眠る時間帯の中に、「ゴールデンタイム」という時間があるのをご存知でしょうか。
スキンケアや美顔器の通販番組などでも度々紹介されている時があります。
特に美肌を作り上げるのには、夜の10時~深夜2時頃の時間に成長ホルモンの分泌が増加するので眠っておくことが大切と言われたりしています。
近年ではこのゴールデンタイムの時間帯に関して、様々な説がありますが質の良い深い睡眠が重要であり、その結果多くの成長ホルモンが分泌されて美肌に繋がるとされているのです。
この成長ホルモンは当然ながら、肌にだけ良い効果をもたらしている訳ではありません。
髪の毛の育毛にも大きな影響を与えているのです。
成長ホルモンなくして髪の毛は育たないと言えるのです。
成長ホルモンの分泌によって、髪の毛を作る毛母細胞が動き出すのです。
ですから、毛母細胞が働いてくれない状況を作り出すこととなり髪の成長を妨げてしまいかねないと言えるでしょう。
髪が育たないことで、当然ながら新たな髪が生えにくくなり、今現在生えている髪のハリやコシが失われたり切れ毛になってしまったりと、髪を支えている土台となっている頭皮環境の悪化が懸念されます。
また、コーヒーと言えば独特の渋みがあります。
実はこの渋みにも、髪に関するデメリットが潜んでいると言われています。
一度は耳にした事があるかと思いますが「タンニン」という成分によってあの渋みが感じられるのです。
しかしながら、この>タンニンは髪の毛の成長に大きく関わりを持っている亜鉛の吸収を妨げてしまう存在でもあるのです。
亜鉛と言えば、豊富に含まれている食材の代表に牡蠣や肉、レバーなどがあります。
ミネラルの1種でもあり、髪の毛に必要不可欠なタンパク質であるケラチンを作り出す為に重要な役割を担っています。
ですので、亜鉛が足りなくなると髪の毛が成長出来なくなってしまうのです。
抜け毛の増加に繋がる場合もあります。
コーヒーを飲むと胃が痛むという方も中にはいるようです。
これは、胃酸の分泌が原因で起きているようです。
胃酸は胃の粘膜を刺激するので、これが胃が痛いという症状として感じ取れるのです。
少量のコーヒーを飲んで胃が痛くなる方は少ないようですが、胃に不快感を感じやすい場合には少し注意しておいた方が良さそうです。
最近よく見かけるカフェインゼロとは
近年では、カフェインゼロの商品も多く販売されています。
カフェインがもたらす影響を考慮して、妊娠中や授乳中の女性は避けるべきであるとの見解が示されています。
胎児に与える影響を懸念して、中には大好きなコーヒーが飲めないことで逆にストレスを抱えてしまう妊婦さんもいるようです。
そのような状況の方にとっては特に、カフェインが除かれているので安心して手に出来るのはとても嬉しいでしょう。
また、健康志向の意識も高まりつつありますので自信の健康のためにカフェインを控えたい方のニーズも高いと言えそうです。
カフェイン自体をコーヒー豆が含有している訳ですが、何か特別なコーヒー豆の栽培が行われているの?とも思いますが、特殊な方法でコーヒー豆からカフェインだけを抽出しているのです。
しかし取り除く工程を経ることによって、コーヒー本来の風味などが失われてしまうことに懸念を抱く方も中にはいるようです。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
コーヒーに含まれるカフェインのメリットとデメリットについてご紹介してきました。
どちらも興味深い理由が存在していますが、日々の生活からコーヒーを切り離すことは難しいと感じる方は多いと思います。
純粋にコーヒーが好きであったり、気分をリフレッシュさせるために飲む場合もあるでしょう。
ですが、どちらにも共通して言えることは、過度に飲み過ぎない事です。
特にメリットである血行促進などの部分に拘るあまり飲み過ぎて身体に不具合を来たしてしまっては元も子もありません。
適度な量を飲むように心がけて、長くコーヒーと付き合っていける事が望ましいのではないでしょうか。