寒くなると必需品のマフラーやストールですよね。
愛用しているという人も多いのではないでしょうか?
おしゃれなものや温かいものまで、色んなタイプがありますよね。
でも実はそのマフラーが切れ毛の原因になっているかもしれません。
今回はマフラーがなぜ切れ毛を引き起こしてしまうのか、その原因と対処法、そして切れ毛にならないマフラーの選び方をご紹介したいと思います。
Contents
マフラーが薄毛や切れ毛の原因に?
マフラーが薄毛や切れ毛の原因となってしまう理由は
・静電気
・摩擦
・乾燥
の3つ。
静電気
冬にマフラーやセーターを脱ぐと、バチッと静電気が起こりますよね。
この静電気が髪の毛にとてもよくないんです。
静電気そのものが髪に悪いというわけではありません。
しかし、静電気が起こることで髪の毛が絡まったりしやすくなります。
絡まったり、もつれたりすることで切れ毛になりやすくなってしまうんです。
セーターと違って、マフラーは1日に何回も着けたり外したりします。
着け外しをしなくても、マフラーの位置を直したり、歩いているうちに少しずつずれたり。
その度に静電気も発生しているんです。
冬は空気も、髪の毛も乾燥しているので静電気も発生しやすい環境にあります。
だから、切れ毛も多くなってしまうんですね。
摩擦
マフラーは首周りにします。
寒いと首とマフラーの隙間を埋めようと、ぴったりと巻く人も多いと思います。
ぴったりと巻くとどうしても、髪の毛とマフラーが擦れます。
その摩擦が切れ毛の原因になってしまうのです。
特に襟足が一番ダメージを受けやすい場所になります。
マフラーやストールの巻き方に関わらず、襟足に一番マフラーの重みがかかるので、擦れる力も大きくなってしまうのです。
マフラーはしっかり結んでいたとしても、歩いているリズムに合わせて、少しずつ動いています。
それが全て摩擦になっているんですね。
そして切れ毛になってしまう、というわけなんです。
乾燥
冬はそもそも、髪の毛が乾燥しやすい季節です。
マフラーの素材によっては保湿効果のあるものもありますが、逆に髪の毛の油分を奪ってしまうものも。
油分が奪われると、バリアがなくなってしまうので、髪の毛の中の水分が蒸発してしまいます。
すると髪の毛が乾燥してパサパサになってしまいます。
乾燥した髪の毛は潤っている髪の毛よりも弱いので、結ぶために引っ張ったり、ブラッシングをする際切れ毛が発生してしまうのです。
対処法は?
マフラーが切れ毛の原因になると分かっていても、寒さには勝てません。
マフラーをしないという選択は取りたくないですよね。
そこで、マフラーをしても切れ毛にならないための対処法をご紹介します。
静電気が起こりにくい素材のものを選ぶ
1番の対処法がこちらです。
今はいろんな素材のマフラーが販売されていますが、その中でも静電気の起こりにくい素材のものを選びましょう。
一番静電気が起こりにくいのは綿素材のものです。
麻やシルクなどの天然繊維も静電気が起こりにくくなっています。
服との組み合わせを考える
静電気が起こってしまうのは髪の毛を擦れるからもありますが、服とも擦れて摩擦が起こっています。
そこで、マフラーと擦れても静電気が起こりにくい素材の服に変えてみましょう。
綿、麻、シルクは吸水性にも優れているので、ウールなどの静電気が起こりやすい素材と組み合わせて着用しても静電気が起こりにくいです。
化繊は静電気が起こりやすいので、マフラー、服ともに避けたい素材ですが裏地などに使用されることの多い、キュプラという化繊は吸水性もよいため静電気が起こりにくい素材と言われています。
ウールのセーターにウールのコート、ウールのマフラーだと静電気が非常に起きやすいですが、ウールのセーターを来てもマフラーを綿のものにすると静電気が起きにくくすることができます。
ナイロンやポリアステルとウールの組み合わせは静電気が起こりやすいので避けてコーディネートしましょう。
静電気防止グッズ
静電気防止グッズというものも販売されていて、色んな種類があります。
<ヘアゴム・ブレスレットタイプ>
一見ヘアゴムに見える静電気防止グッズです。ブレスレットタイプもあります。
静電気を防止する伝導繊維が使用されていたり、帯電している静電気を外に放出してくれる素材を使用することで予防してくれるものになります。
おしゃれなものも多いので、会社でもプライベートでも使いやすいデザインをかがしてみるのも楽しそうですね。
いつものヘアアクセサリーをこのヘアゴムに変えるだけなので手間もいらず、簡単に取り入れることができます。
髪の毛の短い人は手首に着けておいても効果があります。何種類か重ねづけしてもおしゃれです。
<スプレー>
静電気防止スプレーは薬局や雑貨店、ドラッグストアなどで購入することができます。
コートやストッキングなど静電気が起こりやすいものにスプレーしておくだけで、1日静電気を防いでくれます。
玄関に置いて、お出かけ前にスプレーするといいですね。
<キーホルダー>
キーホルダーになっている小型の静電気除去グッズです。
ドアノブなどを触る時の嫌なパチッを防ぐことが出来ます。
キーホルダータイプなので、持ち運びにも便利で外出先でもサッと使うことが可能です。
保湿
静電気を髪の毛に起こさないためには髪の毛の保湿が大切です。
洗髪時のトリートメントで保湿する、外出前にヘアオイルやヘアミルクで保湿することが肝心です。
それでも静電気が起こってしまったら、ハンドクリームを手に少量付けて髪の毛をなでつけます。
ハンドクリームも保湿成分が配合されているので特に毛先の乾燥には有効です。
そもそも、ヘアケア用品ではないので日常的には使えませんが、外出先で困ったときに使える裏技です。
手指が乾燥していても静電気が起こりやすいので小さめのハンドクリームを携帯しておくといいですね。
今は、髪の毛にもハンドクリームとしても使用できるヘアワックスが市販されています。
そういったアイテムを使用するのもいいかもしれません。
水分補給
身体の中の水分が不足すると、肌も髪の毛も乾燥してしまいます。
冬は夏場より喉も乾きにくいので水分不足になる人が多くいます。
喉は乾いていなくても、水分が不足していることがあるので、こまめに水分補給をしましょう。
こまめな水分補給は喉にウィルスがたまるのも防いでくれるので風邪やインフルエンザなどの予防としても効果的です。
一石二鳥ですね。
髪型
髪型はおろしているよりも、まとめたほうがマフラーと髪の毛が擦れません。
結べない場合や、おろしたい場合は髪の毛はマフラーの外に出しましょう。
切れ毛にならないマフラーの選び方
切れ毛にならないマフラーの選び方は
・綿、麻、シルクなどの素材のものを選ぶ
・化繊は避ける
・フリンジなどが付いていると静電気が起こりやすいので、フリンジなどがついていないデザインのものを選ぶ
・薄すぎると摩擦が起こりやすいので、ある程度の厚みのあるものを選ぶ
このポイントを抑えてマフラーを選びましょう。
まとめ
いかがでしたか?
静電気を予防して、おしゃれに暖かくマフラーを楽しみたいですね。