髪の毛は皆さんの体調がすぐれない時にまず影響が出るところであることからも健康のバロメーターとも言われています。
その証拠に、全身のさまざまな臓器が健康でいて初めて栄養が髪の毛に届くからです。
髪の毛の健康には頭皮を健康にするように、日常の生活習慣の改善が欠かせません。
今回は、そんな髪の毛を大切にする改善ポイントを皆さんと一緒に考えてみましょう!
Contents
身体と髪の関係から
皆さんはいつまでも美しい髪を維持しようと毎日ヘアケアに熱中することも大切ですが、本当の健康に必要なものを考えてみませんか。
もちろん、髪のためにはシャンプー選びもマッサージも重要であるのですが、今何を食べるか、何を食べないかで考えてみましょう!
今の食生活で頭皮に必要な栄養を届けられるのでしょうか?
私たちの身体全体は食べ物でできていることからも、髪に大切な頭皮も食べ物で作られています。
好き嫌いの激しい食生活は頭皮の血流を阻害されて、健康な髪の毛が生まれない環境になりがちです。
皆さんの食生活をチェックしてみてください。
チェック項目は頭皮にあまり良くない傾向がありますのでひとつずつ探ってみることします。
□ 毎朝、コーヒーを飲んでいる。
□ 食べる食材が偏りがちで、野菜類が極端に少ない。
□ 小麦製品のパンやパスタが意外と多く食べる。
□ 魚に比べて肉を多く食べる傾向がある。
□ 酢の物が嫌いで食べない。
□ 刺激性の強いものや脂っこいものが好き。
□ コンビニ弁当やレトルト食品を食べがち。
□ 甘いものを好んで食べる
□ しょっぱいものを好んで食べる。
□ 同じ食品を繰り返し食べたがること
□ いつも食べ過ぎてしまう。
□ 早食いの癖がある。
□ ついつい一気飲みしてしまう。
□ 冷たいものを好んで食べる。
□ お酒やタバコをのむ機会が多い。
□ 無理な食事制限のダイエットをしてしまう。
以上の傾向はありませんか?
健康な髪のために必ず摂取してほしい栄養素
ちょっと厳しいと考えてしまう方も少なくないと思いますが、髪の毛は皆さんもご存じのようにケラチンというタンパク質から構成されている以上、タンパク質は必ず摂取しなければならない栄養素のひとつになります。
もちろんタンパク質だけというわけではありません。
例えば、髪の毛のケラチンを合成には、ビタミンB6が必要ですし、また頭皮の血流を良くすりにもビタミンEが必要です。
また、仕事上でのストレスや夏の強烈な紫外線から守るにはビタミンCが必要不可欠ですし、毛母細胞の細胞分裂にはミネラルの亜鉛が必須です。
そんなことばかり言っていては分かりにくい、どの食品にどんな栄養素が含まれているの?という方のために、おすすめしたいのがお魚やお豆腐、納豆など大豆の和食が理想と考えてくだされば分かりやすいですね。
そして毎日少しずつでもメニューを同じ食品にならないように変化を持たせていけば、和食中心を基本さえ守っていけば間違いありません。
和食は内臓で消化吸収しやすい上に、頭皮や髪の毛に必要な栄養を摂取できる、これが和食の特徴と言えます。
それに、皆さんにおすすめは、「酸っぱい、苦い」になります。
酸味は鉄などのミネラルの吸収率を上げてくれて髪の毛に悪い疲労をしっかりカバーしてくれます。
それに苦味は体内に蓄積されていた毒素を除去してくれて腸内環境を改善して、摂取した栄養を吸収しやすい身体にします。
特に、梅干しにお酢や柑橘類がいいようです。
ちょっと料理に取り入れるだけで食欲増進にもなりますね。
朝食には和食がおすすめ
頭皮の為には朝食には和食がおすすめです。
夜間でも悪くはないのでしょうが夜間は睡眠を取りますから、夜食べたものに限って栄養の吸収は遅いので、頭皮まで届かないたと考えてください。
髪の毛にしっかりと栄養を届けさせるには朝食がベストタイムと言えます。
そして、朝は身体全体を温めるものを選ぶことが大切になります。
それを考えた時に、朝食にコーヒーにサラダとパンという方は、多いと思いますが、おすすめはできません。
何故悪いと考えてしまいますよね。
私もその一人でした。
しっかりと探ってみると身体全体を冷やしてしまうからなんです。
コーヒーのカフェインも生サラダも身体を内から冷やしてしまいます。
身体全体の冷えは血行を悪くして頭皮の血流が低下してしまいます。
朝はそれでなくとも体温自体も低めですのて、朝はまさに体温を上昇させる、血流を良くするためにします。
従って、朝食は温かい温野菜サラダや温かいスープがおすすめです。
そこにお魚や卵や大豆タンパク質を加えればベストな朝食になります。
私の友人も朝にモーニングコーヒーを飲まないと目覚めができないという方には、窓全開に太陽光を全身に浴びて起床モードに、コーヒーはランチの時におすすめです。
頭皮の健康のために
次に頭皮の健康を優先に考えていただくことが可能な方に、ぜひおすすめしたい考え方を申し上げるならば、日本人は控えてほしい食材があります。
いくら食材が欧米化の傾向になりつつも、日本人の体質を考えると和食中心とする方の頭皮と洋食志向の頭皮とでは明らかに頭皮の健康度が違ってくると考えていただきたいです。
特に、頭皮に注意が必要なのは、脂っこいもの、大量の肉食、しょっぱい食べ物はおすすめできません。
控えてほしい食材とは
グルテンといって小麦タンパク質です。
これにはパンやパスタにうどんに含まれているタンパク質です。
日本人にはどうしてもグルテンを消化吸収は苦手と考えられています。
確かに少量ならばほとんど問題はないのでしょうが、日頃から食べ過ぎていると便秘や下痢の原因で、栄養が吸収されにくいことから頭皮の状態が悪化傾向にあります。
便秘になりますと、腸内環境は悪化して悪玉菌が増加します。
すると腸内細菌のバランス性が崩れてしまいます。
当然、栄養の吸収が悪くなりますから頭皮に循環する栄養素も減少してしまいますよね。
そして血行が悪くなりますから、さらに頭皮の栄養不足に陥ってしまうわけですね
そんな関係からも生え変わる髪の毛は、細くなりつつあります。
ところで腸内では免疫機能を担うことからも、腸内環境が悪化して悪玉菌が増加すれば当然ながら免疫機能が低下して頭皮自体も悪くなりトラブルの原因になります。
便秘になると、よく肌荒れが見られる方も多いように頭皮も同じことが言えます。
やはり、腸内環境を良好な状態にするには、食物繊維も多く含む根菜類にキノコや海藻そして納豆など善玉菌の多く含むものが腸内の働きを高める効果があります。
ということから、バランス性に富んだ和食中心がおすすめで、朝食をしっかりとることで規則正しい排便ができる、腸内環境も改善できるようになります。
さらに、気をつけてほしいのが糖質の取り過ぎです。
この状態が長期的に続くと糖尿病を発症してしまいます。
糖尿病は血管自体をも傷つけて細い毛細血管に血液を送れなくなってしまい、結果的には髪の毛にも栄養が届かないだけでなく、身体全体による悪影響のある心筋梗塞や脳梗塞にも陥るわけで、大切なのはバランス性をとって食事をすることとと無理なダイエットは、頭皮への栄養を行き渡りにくくします。
まとめ
いかがでしょうか?
髪の毛はまさに皆さんの健康のバロメーターであるように、普段の日常生活での食事が健康を左右するように、髪の毛の健康を維持する上で重要であることが分かりました。
皆さんも頭皮の健康のために是非食生活を意識していきましょう。