女性の髪の毛は乾燥していると表面のツヤも失われ、見た目までパサパサと老けた印象になります。
乾燥やパサつきだけでなく、抜け毛に悩んでいる女性の方も多いはず。
しかしこれらの悩みは普段のケアで改善が見込めますので、この記事ではそんな髪の毛の悩みを解決するヘアケア対策をご紹介していきます。
髪の毛に自信がなかったあなたも、潤った艶髪も夢ではありません!
Contents
髪の毛の乾燥やパサつきの原因や傾向
冬になると髪の毛が乾燥してパサついていると悩んでいる女性も多いと思いますが、年がら年中季節を問わずに乾燥している方も中にはいます。
なぜ髪の毛は乾燥してパサついてしまうのか、またどんな人が乾燥しやすいのか、その原因と傾向をまずは見ていきましょう。
油分が減少すると髪の毛はパサパサに
もともと毛髪の内部では水分と油分のバランスで潤いを保っています。
この油分が減ると、毛髪は水分を抱え込むことができなくなる=乾きやすくなります。
肌に置き換えて考えてみると、確かに油分が足りていないとカサカサして乾燥していることが分かります。
水分ももちろん必要ですが、油分も必要なのは肌だけではなく、髪の毛も同じです。
女性は30代から油分が減少する傾向あり
髪の毛の油分が減る理由の一つとして上げられるのが、ズバリ加齢です。
女性の場合、毛髪の油分は20代をピークに30代以降から減少する傾向が見られます。
年齢を重ねるにつれて油分が減少し、水分と油分のバランスが乱れるため、パサつきや乾燥がひどくなると考えられます。
例えばお風呂上り、どれだけ髪の毛が潤っていたのにドライヤーで乾かしたらすぐにパサパサになることはありませんか?
これは潤いを保つ油分が足りていない証拠といえるでしょう。
キューティクルのダメージも乾燥を招く原因に
毛髪の表面にあるキューティクルは、水分を保持する上で大切な役割を担っています。
健康な状態だとキューティクルはキレイなうろこ状に重なり合っていますが、毛髪がダメージを受けると一部めくれたり、はがれてしまうことがあります。
そうすると水分をキープすることができなくなり、さらに髪の毛のすべりが悪くなったり、艶がなくなったり…。
手触りだけでなく見た目にも悪影響が出てきます。
トリートメントの使用や紫外線を避けることが大切
乾燥を防ぐためのお手入れは何をすべきかというと、トリートメントで毛髪に水分や油分を補給すること。
中でも毛髪の表面だけをケアするものではなく、内部まで浸透する補修&保湿成分が入っているものが効果的です。
また、紫外線も毛髪を乾燥させる原因の一つです。
外出時は帽子や日傘で毛髪を守りましょう。
強い風やほこり、プールや海も乾燥の原因になってしまうため、リゾート地やレジャーに出かけるときには注意が必要です。
そのほか、濡れた髪の毛をタオルドライするときにゴシゴシ擦る&濡れたままで眠るのはNG。
摩擦が起きて毛髪のダメージに繋がります。髪の毛を扱うときは常に優しく、そんな日ごろの心掛けが大切になります。
地肌ケアのための正しいシャンプー方法
シャンプーはただ洗えばいいと思っている人、それは大きな間違いです。
毎日のヘアケアが髪の美しさを左右するといっても過言ではありません。
まずは今使っているシャンプーを見直してみましょう。
洗浄力が強すぎて髪の毛がきしまないか、地肌に優しい成分が使われているか。
今の自分に合ったシャンプーを選ぶのも大切です。
正しいシャンプーの方法
自分に合ったシャンプーを使うことはもちろん、洗い方にも気を配るようにしましょう。
ゴシゴシ洗いは乾燥を招き、髪の毛にダメージを与えてしまいます。
すすぎ残しもトラブルの元。
あくまでもやさしく、ていねいに、毎日、キレイな地肌にリセットしてあげることが一番のヘアケアとなります。
①毛先から少しずつお湯を馴染ませる
軽くコーミングして髪の毛のからみをときほぐし、お湯の温度を確かめてから流しをスタート。
いきなり地肌に当てずに、毛先からお湯をなじませます。
②シャンプー剤は毛先につけて泡立てる
髪の毛全体にお湯がなじんだら、軽く水気をとります。
そしてシャンプー剤を毛先につけて、優しく揉みこむようにして泡立てます。
③全体に泡をなじませてふわふわに
地肌全体に泡がなじんだら、頭頂部で両手をクルクルと回転させて泡立てます。
ここでしっかり泡を立てておくと、髪の毛に負担なく洗うことができます。
④指の腹で優しく洗う
中央は指の腹を全部使い、頭を包み込むように洗うのがコツ。
また、耳の後ろは洗い残しが多い部分。
ここも指の腹でしっかりあらいましょう。
⑤意外と忘れがちな顔周りもしっかりと
耳の後ろと同じく、顔周りも洗い残しが非常に多いゾーンです。
ここは敏感な部分ですので、優しくマッサージするように繊細に洗うようにしましょう。
⑥最後に下から上へジグザグに洗う
最後にバックからフロントへ向かって大きく洗っていきます。
頭を包み込むようにして、5本の指の腹を使ってジグザグとマッサージするようにして洗います。
⑦地肌をすすぐ感覚で泡を流していく
毛先をざっとすすいで泡を落としてから、地肌を丁寧に流します。
耳の後ろや顔周りはすすぎ残しも多いですので、忘れずに流すようにしましょう。
頭皮マッサージとトリートメント
健康な頭皮はふっくら柔らかく、潤った状態です。
しかし自分の頭皮を触ってみてください。
かたいと思った方はいませんか?
それは頭皮が乾燥してガチガチになっている証拠。
また、それが原因で頭皮の血行が滞り、抜け毛の原因になっている場合もあります。
そこで取り入れたいのがトリートメントと頭皮マッサージですので、是非取り入れてみてください。
頭皮の血行を促して美髪へ
血行が悪いと髪の毛への栄養が行き渡らなくなり、健康な髪の毛が生まれなくなる恐れがあります。
そこで取り入れたいのが頭皮マッサージ。
乾燥でこわばった地肌を柔らかくして、血行を促します。
特別なアイテムを使わなくても、手持ちのトリートメントを馴染ませて、待っている時間に行えばOKです。
お風呂上がりの自然乾燥は禁止!
ドライヤーが面倒だからといって、ついつい放置しがちですが、もうはつは濡れているときにキューティクルが開いて不安定な状態になります。
なので枕の摩擦だけでも傷んだり乾燥の原因になったりするのです。
そのほかにも、長時間水分を含んでいることで頭皮に雑菌が繁殖するケースがあったり、寝ぐせが付きやすいなどの悪影響も。
では濡れたまま眠るのではなくある程度自然に乾くまで待ってから寝れば大丈夫ではないかと思いがちですが、それもNGです。
ドライヤーで乾かすのとは前々仕上がりが違い、髪の毛に風邪をっとすことで艶が出ますし、手触りも変わってきます。
自然乾燥を毎日しているあなたは、必ずドライヤーを使て乾かすようにしましょう!
まとめ
いかがでしたでしょうか?
この記事では女性の髪の毛の悩みを解決するヘアケア方法について解説してきました。
本記事では主に髪の毛の乾燥やパサつきの原因や対策について解説してきましたが、基本的なヘアケア(シャンプーや頭皮マッサージ)ができていれば、特別お金をかけることなく悩みを解決することが可能です。
しかしシャンプーにも自分の頭皮に合ったものや、正しい使い方がありますので、まずは今使っているシャンプーを見直して正しいヘアケアの第一歩を踏み出しましょう。