自然体の自分を受け入れたいという考えから、あえて白髪を染めずいわゆるグレイヘアを楽しむ方が最近増えています。
そんな時には自然に美しく、また若々しく見えるためにはどんなヘアスタイルにすればよいのかと考える方も多いのではないかと思います。
では薄毛が気になる女性が白髪でもおしゃれに若々しく見えるヘアスタイルには、どんなものがあるのでしょうか。
そこで今回は、白髪のよりおしゃれに見えるヘアスタイルや、逆に白髪の方にはあまりおすすめできないヘアスタイルなどについて具体的に見ていきたいと思います。
Contents
白髪が素敵でおしゃれに見えるヘアスタイルとは?
以下では白髪でもおしゃれで若々しく見えるヘアスタイルにはどんな種類があるのかについてご紹介していきたいとおもいます。
ショートヘア
白髪になると髪自体が以前より細くなるため、傷みやすいのはもちろんどうしてもその傷みが目立ちがちになってしまいます。
それをカバーしてなおかつ若々しく見せるためには、ショートヘアもしくはベリーショートがおすすめです。
またショートヘアにする場合は、レイヤーを入れてトップを短めにヘするとなおいいでしょう。
レイヤーを入れると髪をすかなくても毛先を軽くできるため、髪に自然な動きが生まれ、若々しい印象を与えることができます。
さらにショートヘアにすると、髪が短くなることで毛先まで栄養素が行き届きやすくなり、乾燥したり細くなっている白髪でもハリやツヤを出すことが可能になるというメリットもあります。
シャンプーやトリートメントなどのヘアケアもしやすく、ドライヤーをかける時間も短くて済むため、ドライヤーの熱による髪の傷みや乾燥を防ぐこともできます。
セミロングヘア
肩につくかつかないかくらいの長さのセミロングヘアは、ボブヘアにしたり軽くレイアーを入れたりとアレンジしやすいためおすすめです。
ショートヘアに比べると、ブローやセットが必要なため多少お手入れに時間がかかりますが、白髪は黒髪よりも軽く見えるためワックスなどで毛先を遊ばせるとよりおしゃれに見えます。
パーマヘア
髪がストレートである場合、太陽の光などが当たると白髪だけが光って目立って見えてしまい、全体的に髪が傷んでいるように見えてしまいがちです。
そういう場合には、パーマをかけて髪に動きを出した方がツヤが出やすくなり白髪が目立つのを防いでくれます。
また白髪だけでなく髪の量が減少したためにボリュームが出ない場合も、パーマをかけることにより髪に軽やかさを出すことが可能となります。
特に少し長めのヘアスタイルの方は、パーマで動きを出しておくといいですよ。
ただし、短めの髪に強いパーマをかけてしまうのはNGです。
髪のうねりが強すぎると、顔の印象までキツくなってしまうこともあるため注意が必要です。
白髪にはNGなヘアスタイルとは?
では、白髪になると似合わなくなる、または老けて見えるなどのデメリットがあるヘアスタイルにはどんなものがあるのでしょうか。以下で詳しく見ていきたいと思います。
セミロング以上のロングヘア
鎖骨よりも長いロングヘアは、白髪の方にはあまりおすすめできないヘアスタイルであるとされています。
特に自分の髪の2~3割が白髪となっている方がロングヘアにして髪を下ろすと、白髪の部分だけが立ち上がったりうねったりしやすいため、全体的に髪が傷んだ印象となってしまいます。
また白髪が7割以上の方がロングヘアにした場合も、髪のダメージが目立つため、あまりおすすめができません。
またロングヘアの場合、髪の重さで頭皮の根元が下に引っ張られるため、余計にボリューム感がなくなり相手に老けた印象を与えることがあるため注意が必要です。
ハーフアップスタイル
ハーフアップとは、後ろの髪の上の部分のみを結い上げるヘアスタイルです。
顔周りをすっきりと見せる小顔効果があるため、女性に人気のヘアスタイルですが、白髪の方には難しいヘアスタイルであると言われています。
白髪が出やすい場所には個人差がありますが、耳の上下や後ろは特に白髪が生えやすい場所であるとされています。
このような状態でハーフアップにすると、耳周辺の髪の色ムラが非常に目立ちやすくなるため、老けた印象がより強くなってしまいます。
三つ編みヘア
三つ編みや編込みヘアはロングヘアでも清潔感が出るため人気のヘアスタイルのひとつですが、三つ編みや編込みをすると今まで内側に隠れていた髪が表面に現れてしまいます。
そのため白髪が髪の外側より内側に多い場合、余計に白髪が目立つようになり、さらに三つ編みの房から髪がはねて出ていると老けた印象を与えるようになってしまいます。
分け目のはっきりしたストレートヘア
よく見ると白髪は芯の部分は薄い白で、その周辺は透き通っています。
そのため余計に髪が細く見えやすく光を通しやすいため、日光などの光に反射して余計に目立ちやすくなってしまいます。
そうすると実際の年齢よりも老けて見られるようになる機会が多くなるため、くれぐれも注意が必要です。
また分け目のはっきりしたストレートヘアは、髪の状態が分かりやすいため、うねりや毛先の傷みが強調されがちになってしまいます。
白髪だけどロングヘアにしたいという場合のポイントとは?
白髪でもどうしてもロングヘアにしたいという方には、髪をまとめてアップにするのがおすすめです。
そこでここでは、白髪の方がまとめ髪にする際に気をつけるポイントについて詳しく見ていきたいと思います。
髪をブローして根本を立ち上げよう
シャンプーした後にドライヤーを使う際には、タオルドライをしてから頭を下げ、髪の内側から髪を持ち上げるようにして乾かしていきましょう。
このように髪を乾かすことで根元が立ち上がりやすくなり、ふわっとしたアップスタイルを作りやすくなります。
きっちり髪をまとめるのはやめよう
強く引っ張ってまとめた髪は、ボリュームがなく老けた印象になります。
せっかくブローで髪を立ち上げたのですから、サイドやトップにゆとりが出るように、髪をふんわりとまとめるようにしましょう。
スタイリング剤やワックスをうまく活用しよう
白髪の方がアップスタイルにすると、髪の表面に動きが出にくいためツヤやハリのなさが目立ちやすくなります。
こんな時にはスタイリング剤をうまく使い、髪にツヤを出すようにしましょう。
また白髪のまとめ髪にほつれやすいという方は、ワックスなどをつけてしっかりまとめましょう。
またまとめた後にヘアスプレーで固定をする方法もおすすめです。
毛先はこまめにカットしよう
白髪は毛先の傷みが特に目立ちやすくなっています。
特にロングヘアの場合、髪の毛先まで栄養が行き渡りにくいため乾燥しがちとなり痛みやすくなっています。
ですからロングヘアの場合、2~3ヶ月に一回ぐらいの頻度でこまめに毛先をカットしておいた方がいいでしょう。
まとめ
今回は白髪がおしゃれに見えるヘアスタイルや、白髪の場合なるべく避けた方がよいヘアスタイルについて見てきました。
白髪の方には、ショートヘアやセミロングヘアが特におすすめです。
一方で白髪のロングヘアはあまりおすすめできませんが、まとめ髪にしたりスタイリング剤やワックスを使うことにより、白髪でもロングヘアを楽しむことが可能です。
このようにさまざまが工夫をすれば、白髪になってもおしゃれなヘアスタイルを楽しむことが可能ですので、この記事を参考にぜひ試してみてはいかがでしょうか。