女性の薄毛

女性の季節の変わり目は要注意!冬の終わりの薄毛対策

季節の変わり目はお肌も頭皮も注意が必要な時です。

特に気を付けたいのは、冬の終りから春にかけての2月の終りから4月の初め頃までの時期。

この時期に十分に薄毛のケアをしてあげないと、頭皮が傷んで薄毛が進行してしまいます。

そこで今回は、冬の終りのヘアケアの方法や、冬におすすめの薄毛対策についてまとめてみました。

冬の乾燥で傷みがちな髪を、優しくいたわる方法をご紹介していきます!

冬の乾燥は髪の毛の敵!

寒くなってくると頬や唇が乾燥してカサカサになったり、人によっては皮膚が粉を拭いたような状態になってしまう、という方もいらっしゃいますね。

冬になると空気が乾燥して、皮膚からも水分が奪われてしまいます。

それに加えてに冬の寒さで血行も悪くなってくるので、肌にうまく栄養も水分も届かなくなり、放っておくとますます肌が乾燥してしまいます。

そして、目に見える頬や手などが乾燥するように、冬になると頭皮も同じく乾燥が進みます

冬になると頭にかゆみが出る、フケが増えたように感じる、という症状が現れるのは頭皮が乾燥しているから。

この時期になるとかゆみやフケを気にして頭をボリボリとかいてしまったり、フケをしっかり洗い流したいと思っていつもよりゴシゴシと念入りにシャンプーをすることも増えてしまいます。

また、かゆみが気になって寝ている間に無意識で頭をかいているという方も多いですね。

頭のことを気にしてやってしまうこの行為。でも、これは頭皮に傷をつける原因になってしまうので、続けていると薄毛や抜け毛の原因になっています。

冬は乾燥だけでなく、自らの手でも頭皮環境を乱してしまいがち

冬の乾燥はまさに髪の毛の敵!と言えます。

頭皮と髪の毛の乾燥を防ぐために、しっかりと水分と栄養を補給して冬の間に薄毛が進まないように気をつけましょう。

冬の終りは薄毛になりやすい?

冬の間に乾燥と洗いすぎで傷んでしまった頭皮。

できるなら春に向けて徐々に環境を整えて髪を元気にしていきたいところですが、冬の終りにはもうひとつ髪や頭皮のコンデションを乱す出来事が起こります。

そう、冬の終りといえば花粉症が始まる季節です。

花粉症というと目や鼻の症状を思い浮かべますが、特に女性の方は花粉症の時に肌荒れや皮膚の炎症などのトラブルを感じる方も多いですね。

花粉症の時期は身体のあちこちに不調を感じることがあり、皮膚もかゆみを起こすことで異変を訴えてきます。

それは頭皮にも起こる現象で、頭皮も花粉症のアレルギーが原因でかゆみを感じてしまいます

乾燥してかゆくなった時と同じようにまた頭をかいてしまうと、ますます頭皮がダメージを受けて弱ってしまいます。

傷んで弱ってしまった頭皮からは健康で丈夫な髪の毛は生えてきません。

冬の乾燥で弱ってしまった髪の毛はそのままだとどんどん抜け毛や薄毛が進行してしまいます。

冬の終わりは風邪を引きやすく、花粉症以外にも体調管理に気を付けないと抜け毛や薄毛になりやすい時です。

冬の終わりはストレスで女性の薄毛が進行する?

花粉症を発症していない人でも、冬から春にかけての時期は特に抜け毛や薄毛に注意が必要な時です。

3月から4月にかけては、例えば職場の移動や引っ越しなど、1番の環境の変化が起きやすい時でもありますね。

そういう時はちょっとしたストレスが溜まって、なんとなく身体がだるくなったり、心も疲れてしまいがち。

特にご女性の方は、お子さんの学校の準備や旦那さんの環境変化へのサポートなどの自分以外のことも背負わなければならないので、たまるストレスもその分多くなってしまいますね。

過度なストレスは薄毛が進行する原因にもなってしまいますので、冬の終わりは身体だけでなく心のケアも必要です。

好きな物を食べたり、たまには家でのんびりみたり、薄毛を進行させないためにも、ストレスと上手に付き合って発散させるようにしていきましょう!

冬の終りの薄毛対策に身体をしっかり温めよう!

冬に抜け毛や薄毛が進行してしまうのは、寒さによっておこる血行不良も原因のひとつです。

寒さが強くなってくると、手足の指先の冷えを感じる、身体が冷えてなかなか温まらない、身体を温めてもすぐに冷えてしまう、など身体の冷えに対するお困りごとも増えてきますね。

身体が冷えて血行が悪くなると、血と一緒に運ばれる酸素や栄養も身体の隅々まで届きにくくなってしまうので、さらに身体が冷えたと感じてしまう悪循環が発生します。

これは頭皮にも言えることで、血行不良の状態が続けば毛根に栄養が届きにくくなるので髪の毛に届けたい栄養も足りなくなってしまい、結果として薄毛が進行してしまいます。

これを防ぐためには身体を温めることがポイントとなってきます。

寒いからといって家の中でじっとしてばかりいては、血行不良は改善されません。

・軽い運動をして汗をかく
・お風呂にゆっくり使って身体を芯から温める
・外出時はカイロをはって身体が冷えないようにする
・肌着を重ね着して保温性を高める
・温かい飲み物を飲む
・布団に湯たんぽを入れるなど寝ている時も冷えないようにする

など、ちょっとしたことで身体を温めることができますよ。

特に女性の方は冷え性の人も多いですし、生理の時は身体も冷えやすいので、身体をしっかり温めてあげないと寒いことで体調を崩してしまいます。

寒いと汗をかくこともなかなかありません。自分で身体を動かす、温かいもので身体を温めるなどをして少しでも汗をかきましょう。

汗をかくことで、身体の中に老廃物も溜まりにくくなるので、毛穴のつまりもキレイになって、薄毛の改善にもつながりますよ

季節の変わり目に体調を崩さないためにも、寒いうちから体調管理をしっかりしていくことが薄毛対策にもなりますよ。

冬の終わりの薄毛対策にしっかり頭皮に栄養を!

冬の終わりに体調を崩して薄毛を進行させないためには、身体を温めるとともに栄養のあるものをしっかりと食べることも大切です。

冬といえばやっぱりお鍋。お肉や魚介類と一緒がたくさん食べられるお鍋は身体も温まって、栄養もしっかり取れるのでおすすめです。

お肉をつかったお鍋だったら、なんといっても鶏肉の水炊きや鶏鍋
低脂質・高たんぱくで栄養豊富。頭皮の健康を保つために必要なビタミンAもたっぷり入っています。
これに抗酸化作用も殺菌作用も高く育毛を促す効果もあるネギやニンジン、強い髪の毛を育てるのに効果があるカルシウムたっぷりの春菊、大豆イソフラボンたっぷりの豆腐などを加えていきます。
薬味に長ネギや生姜を使うと更に身体が温まって殺菌作用も高まるので薄毛でお悩みの方におすすめです。
おつゆに残った栄養まで飲み干して、グングン髪に栄養を届けて薄毛と戦っていきましょう!

魚介類を使ったお鍋だったら、やはり牡蠣の土手鍋
海のミルクと言われるほど栄養価の高い牡蠣。
髪の毛の主成分であるケラチンを作るために必要な亜鉛と、血行促進に役立つ鉄分も豊富。
タンパク質もミネラルも豊富な牡蠣は薄毛対策のためにとりたい食品の中でもダントツにおすすめです。
この牡蠣とネギやニンジン、髪の毛の再生に効果を発揮するビタミンDと女性に嬉しい食物繊維もたっぷりのシイタケ、そしてこちらも大豆イソフラボンたっぷりのお味噌をたっぷり使った牡蠣の土手鍋。
薄毛対策と共に、貧血や冷え性にも効果があるので女性に嬉しいお鍋です。

まとめ

体調を崩しやすい冬の終わり。

薄毛も女性の冷え性もどちらも気になるこの時期は、言い換えれば薄毛も冷え性もどちらも一気に対策できる時期、とも言えますね。

寒さや花粉症、ストレスに負けないように、しっかり薄毛対策をがんばりましょうね!