女性の薄毛

薄毛に注意!女性の頭皮のかゆみや炎症、ヘアアクセサリーのせいかも?!

「頭皮が痒い」「炎症がある」

シャンプーを変えても、いろんなケアをしても改善しない・・・。
マッサージをしても、食事に気をつけても治らない・・・。

もしかしたらその症状、ヘアアクセサリーのせいかもしれません。

今回はトラブルの原因がヘアアクセサリーにもあること、その対処法などをご紹介します。

ヘアアクセサリーの種類

ヘアアクセサリーにはいろんなものがありますよね。
今回はトラブルの原因になることがある、ヘアアクセサリーの種類を説明していきたいと思います。

ヘアピン

ヘアピンは髪の毛が落ちてこないように止める道具です。

ヘアピンは金属で出来ているものがほとんどです。ヘアピンを調べるとその殆どが「合金」といわれる金属でできています。

金属アレルギーの人は要注意ですね。

カチューシャ

カチューシャは締め付けて頭にフィットします。
細いものから太めのもの、実用的なものやおしゃれ目的ものなど、いろんな種類があります。

バレッタ

バレッタも髪の毛を束ねるのに使用するヘアアクセサリーです。
装飾部分は金属だったり、布やプラスティックなど様々な材質が使用されていますが、本体部分は金属で出来ていることがほとんどです。

クリップ

鳥のくちばしに似た形のくちばしクリップ、ワニの口のようなワニクリップなどいろんなクリップがあります。

くちばしクリップなどは金属が多く、ギザギザした形のバンスクリップなどは本体はプラスティックで出来ていますが、蝶番部分に金属が使用されています。

ヘアゴム

ヘアゴムは髪の毛を束ねるのに使用します。
束ねる実用性のものから、飾りの付いたものまで色々です。

素材自体はゴムで出来ています。ゴムアレルギーの方も要注意ですね。また、ゴムの止め金部分に金属が使用されているものがありますので、注意が必要ですね。

スティック

かんざしのようにして使用するものです。
素材はプラスティック、木材、金属のものまで色々です。
飾りの付いたもの、付いていないものなどデザインも豊富です。

コーム

夜会巻きのようにまとめ髪を作るのに使用したり、パーティーヘアのときに飾りにしたりするコーム。

プラスティックや木製のものもありますが、ほとんどが金属のコームです。

シンプルなものから、パールなどの飾りのついたものまであります。

ヘアアクセサリーがトラブルの原因に?

気が付かないうちに、いつも使用しているヘアアクセサリーがトラブルの原因になってることがあります。

その主な原因について、説明したいと思います。

金属

ヘアアクセサリーが金属製の場合、金属アレルギーである場合も考えられます。ネックレスやピアスなどは、チタンなどアレルギーの出にくい素材で作られることが多いです。

しかし、ヘアアクセサリーでそこまでしてしまうとコストもかかるため、一般的に販売されている商品ではアレルギー対応では製造されていません。

金属アレルギーに心当たりのある人はヘアアクセサリーを一度確認してみてください。

また、プラスティックや塗料でコーティングされていた商品でも使用しているうちにメッキが剥げて金属がむき出しになっている場合がありますので、手持ちのヘアアクセサリーをチェックして、メッキや塗装のはげたものがあったら新しいものを購入するなどの対処が必要です。

金属アレルギーではない人でも、洗面所などに置きっぱなしにして錆びてしまったヘアピンを使用したりすることでトラブルになることもあります。

お使いのヘアピンが錆びていないか、1度確認してみてもいいですね。

しめつけ

髪の毛をキツく束ねたり、キツく留めたり。ピンなどでいつも同じ場所を留めていたりすると、その締め付けのせいで、頭皮が刺激され、かゆみが出たり、炎症を起こしたりする症状が出ることがあります。

キツく締め付けることは、抜け毛や薄毛の原因にもなるので、なるべくしないようにしましょう。
結びたいとき、結ばなくてはいけないときは、帰宅したら解くなど、髪の毛と頭皮を休ませて上げる時間を作ることが大切です。

お仕事で束ねなくてはいけない時は週末は結ばないなどの対処が必要です。

接触

金属アレルギーなどがなくても、いつも同じ場所にヘアアクセサリーが当たって接触していると、その刺激で炎症や痛み、かゆみが起こる場合があります。
ヘアピン、カチューシャなどが当てはまります。

継続

お気に入りのヘアアクササリーでも、毎日は使用せず、何種類かのものを交代で使用する、同じ場所には使用しない、などの対処を取りましょう。

また、カチューシャなどは違うものに交換しても、接触する部分はみんな同じです。しばらく使用しない措置を取るのも一つの対処法です。

汗に反応

普段は大丈夫なものでも、汗をかくと、その汗に反応する場合があります。
トラブルが起きたとき、どんなヘアアクセサリーを使用していたのか、汗をかいていたのかなど、その状況をも思い出すことも必要になります。

ヘアアクセサリーで頭皮の炎症、かゆみを起こさせないようにするには

チタン製を選ぶ

ヘアピンなどの金属製のものはアレルギー反応の少ないチタンで作られたものがあります。
一般的な商品よりも若干お高めにはなりますが、炎症やかゆみが起こらないのであれば、むしろ安い買い物になるかもしれません。

コーティングする

ヘアアクセサリー用ではないんですが、ピアスなどでアレルギー反応を起こしてしまう人むけに、透明のマニキュアのような液体を塗って保護するピアス用のコーティング剤をヘアアクセサリーの金属部分にも塗ってしまう方法です。

肌に直接触れる部分に塗ればいいので目立ちにくいのもいいですね。これなら、買い換えなくてもお気に入りのヘアアクセサリーを付けることが出来ます。

クリームを塗る

ヘアアクセサリーに何かを塗ったり加工したりしたくない。でも使用したい、という人にはクリームを塗る方法がおすすめです。
コーティング剤よりも予防効果は薄れますが、クリームを塗るのと塗らないのではだいぶ違ってきます。

ポイントはこってりしたテクスチャーのもの、(ワセリンなどでもいいです)を接触部分に塗ること。
少し厚めに塗りましょう。塗ると言うよりは置くのをイメージするといいでしょう。

カチューシャなら、耳の後ろですね。
耳の後ろなら、厚めにクリームを塗っていてもあまり目立ちません。
でも、念の為透明のクリームやワセリンなどを使用すると安心ですね。

まとめ

いかがでしたか。

金属アレルギーじゃないから平気!と思っていた人も、いろんな理由でヘアアクセサリーがかゆみや炎症の原因になることがわかりました。

ヘアアクセサリーを使用するときはコーティングをしたり、クリームなどで対処をする、などの工夫をすることで緩和できるかもしれません。

また、使用方法によっても締め付けや同じ場所に長期間当たることでトラブルが起こりやすいので、ローテーションで色々なタイプのヘアアクセサリーを使用するといいかもしれませんね。

トラブルを予防して、ヘアアクセサリーやヘアアレンジを楽しんでくださいね。