頭皮ケアをすれば、髪のダメージを改善できると聞いたけれど、自分の手で行うセルフマッサージでは、きちんと効果があるか分からないし、ここはケアアイムを購入してみよう!
とお考えのあなた。
とても良い考えだと思います!
今は、頭皮ケアのためのアイテムが数多く出ています。
それらの中から、より効果的な頭皮ケアアイテムの選び方やその使い方をご紹介します。
是非、頭皮ケアアイテムを使って、健やかな髪を取り戻しましょう!
あなたの頭皮はどんな状態?
まずはじめに、あなたの頭皮にコリがあるかどうかチェックしてみましょう!
頭皮が傷ついてはいけないので、爪は立てずに行いますよ。ポイントは3つです。
頭頂部の確認
まずは、ボールを掴むような手の形にします。
頭頂部を掴んでみて、前後や上下に動かしてみます。
スムーズに動かない箇所があれば、そこが凝っている証拠です。
側頭部の確認
爪を立てずに指の腹を使って、側頭部を摘まんでみます。
摘まめない箇所があれば、そこにコリがあるということですね。
最後は全体の確認
利き手をぐうの形にします。
全体にグリグリしてみて、痛いところがあれば、コリがある証拠ですね。
どうでしょうか?
もし、動きにくかったり、掴めなかったり、痛い箇所がある場合には、すぐに頭皮のコリを取る行動に出た方が賢明です。
次に、その理由と効果をお話しします。
頭皮をマッサージする理由と効果とは?
なぜ、頭皮にコリがあることが分かったならば、マッサージするべきなのでしょうか?
具体的にその理由と効果をご紹介します!
硬くなった頭皮を柔らかくするため
頭皮にコリを感じるということは、頭皮が硬くなっている証拠です。
植物の成長を考えると分かりやすいですよね。
堅い土では、深く根を張ることができず、貧弱になってしまったり、枯れてしまうことさえありますよね。
髪も同じです。
土台となる頭皮が硬いと健やかに髪は育ちません。
抜け落ちてしまうことさえあるのです。
頭皮をマッサージして柔らかくすることは、丈夫で健康な髪を生育させるために欠かせないわけです。
毛穴の汚れを除去するため
頭皮に汚れや皮脂が詰まっている状態だと、髪の生育が阻害されて痩せ細り、うねりの原因になります。
頭皮マッサージで、汚れなどを取り除く必要があるのです。
リフトアップ効果をもたらすため
髪が生えていると忘れがちですが、頭皮も皮膚の一部なので、当然、正面のフェイス部分と一枚皮で繋がっています。
頭皮がたるめば、フェイスラインも垂れてきます。
たるんだ頭皮は、毛穴が変形するため、髪の生育が悪くなって痩せ細り、うねるようになるのです。
頭皮をマッサージすれば、頭皮のたるみも解消され、髪の健康になり、気になるフェイスラインの上がり、一石二鳥なわけです!
血行を良くするため
頭皮には、毛細血管が張り巡らされており、そこから髪の生育に必要な酸素や栄養素が送られてきます。
当然、血行が悪くなると、それらの働きが滞りますよね。
頭皮マッサージを行って、血行を良くする必要があるのです。
肩コリや首コリ解消のため
③と同じ発想で、頭皮だけが体から独立しているわけではありません。
頭皮のコリは、肩や首にも影響してきます。
頭皮のコリをほぐすことは、肩や首のコリの解消にも繋がるです。
以上より、頭皮マッサージがいかに、髪の健やかなる生育のために、ひいては体全体の健康のために重要がお分かりいただけたかと思います。
次に、頭皮ケアアイテムの選び方をご紹介します。
頭皮ケアアイテムの選び方をご紹介!
頭皮ケアアイテムといっても、数多くあります。
その中からどう選ぶべきか、ポイントをご紹介したいと思います。
電動か手動か
それぞれにメリットとデメリットがあります。
電動の場合
コリを揉みほぐすよりは、どちらかというと頭皮をきちんと洗浄したい方向けです。
自分の指では力がうまく入らなかったり、届かない箇所まで洗うことができます。
毛穴に詰まった汚れや皮脂もしっかり取ることができますよ。
一方で、必要以上に長時間使い続けると、皮脂を取りすぎて、頭皮の乾燥や炎症をもたらす危険性があります。
また頭皮が乾燥すると、返って自己防衛本能で、過剰に皮脂を出してしまうことさえあります。
余分な皮脂を取ろうと、ケアアイテムを使い始めたのに、結果的に皮脂過剰になってしまっては本末転倒ですよね。
きちんと、注意書きにある使用方法や決められた使用時間を守るようにして下さいね。
また電動ですので、電池を購入する必要があります。
丸洗いができないため、人により衛生面が気になる可能性もありますね。
手動の場合
ツボを押して発毛を促進したり、気になるコリを解消するのに向いています。
また、頭皮洗浄を目的とした、ブラシタイプもありますよ。
何れにせよ、電動と違って自分の手で動かす必要があるので、手が疲れてしまったり、多少根気がいる作業になります。
そのデメリットを軽減させるべく、手にはめるグローブタイプのものもありますよ!
手動ならではのメリットとしては、購入したらすぐに使え、追加で電池の購入などの手間がかかりません。
また入浴中にも使え、丸洗いができるので、衛生面でも安心ですね。
形状や重さは?
形状は?
まずは何より、ご自分の頭皮の形を知り、フィットするものを選ぶ必要があります。
きちんとフィットしていないと、余計な力が入ってしまい、せっかくコリをほぐしリラックス効果を得たいのに、心地よく感じられなくなる可能性があります。
もちろん効果も半減してしまいます。
更に、電動の場合は特に注意が必要で、押す力が強すぎるなと感じるものはNGです。
手動でも、強くこするタイプのものは、頭皮を傷つけてしまいます。
避けた方が良いですね。
また電動タイプでも、防水加工をされているものもあります。
それならば、浴室や濡れた髪にも使えて、便利ですね。
手動タイプなら、そのメリットを最大限に活かして、丸洗いができるか確認をし、毎日清潔に保ちたいですね。
重さは?
電動タイプは、その機能ゆえに重くなる傾向があります。
ある程度の時間使い続けることを考えて、その重さで大丈夫か考える必要がありますね。
その他
コリを感じるのは、頭皮だけではありません。
肩や首、腰、腕、足といった様々な箇所で使えるケアアイテムもありますよ。
以上より、あなたの目的が頭皮の洗浄なのか、コリを揉みほぐしたいのかで選択すべきケアアイテムも変わってきます。
それを軸に電動か手動か、形状や重さ、手入れのしやすさ等を考慮してみて下さいね。
頭皮ケアアイテムの使い方や注意点は?
具体的な頭皮ケアアイテムの形状をご紹介します!
ローラータイプ
硬くなった頭皮を揉みほぐしてくれます。
無数のステンレスボウルが付いているタイプ
頭皮にコロコロして刺激を与え、コリをほぐします。
手袋タイプ
先にお話ししたグローブタイプと同様に、手に装着して、直接頭皮を刺激します。
先端に突起物が付いたタイプ
先に付いている突起で頭皮を刺激することで、コリを解消します。
かっさタイプ
中国の民間療法で使用されている「かっさ」を用いた東洋医学的デトックス法です。
電動タイプのものと手動とかあり、じんわり温まるものや逆にひんやりさせるものもあります。
いた気持ち良いくらいの力加減で、生え際から後頭部まで、ゆっくり円を描くように少しずつずらしながら、耳の上のあたりまで行います。
更に、逆にうなじから後頭部まで同様に行うことで、より効果的な頭皮のマッサージ効果を得られますよ。
何れの頭皮ケアアイテムを使用するにしても、より効果的にしたいなら、
①シャンプーで洗髪した後、髪の水分をタオルでしっかり吸い取ります。
②頭皮にマッサージオイルや育毛剤、洗い流さないタイプのトリートメントを塗り込みます。
③購入された頭皮ケアアイテム(防水加工をされたものに限ります。)を用いて、マッサージを施します。
最後に注意点として
・食後すぐは行いません。少なくとも、30分以上は空けてから!(体調が悪くなる可能性がありますよ。)
・マッサージ後は、水分補給をしっかりします。(血行が良くなるので、水分を補うことは大切です。)
・発熱している等、体調の悪いときには控えます。(より具合を悪くする可能性があります。)
もちろん、持病があったり、妊婦さんは必ず、かかりつけの医師に相談の上、行って良いかどうか判断して下さいね。
頭皮をマッサージすることは、頭皮環境を良くし、髪の健やかさを取り戻すのに大切なことがお分かりいただけたかと思います。
そのためにも、ご自分に最適な頭皮ケアアイテムを選び、活用してみて下さいね。
何より重要なことは、短時間でも良いので、毎日だったり、週何回と決めて、定期的に行うことです。
そうすることで、すぐには効果がみられないかもしれませんが、継続することで少しずつ効果が得られるはずです。
長い目で続けてみて下さいね。