ヘアケア

海外旅行で髪の毛が傷むのは何故?!薄毛女性も気になるその理由を徹底解説!

”海外に行くと何故か髪の毛がチリチリとした感じになってしまう・・・”

”海外に行くと髪の毛が傷む原因を知りたい!”

”できれば対策方法やおすすめのケア方法を知りたい!”

本記事ではこのようなお悩みを解決します。

海外旅行中に髪がギシギシゴワゴワになるしカラーまで抜けてしまった。

そんな経験がある方も多くいらっしゃるはず。

様々な原因が考えられますが、海外での髪やお肌のダメージ原因は主に「水」によって引き起こされる問題があります。

海外は日本と違う水質によって、髪やお肌に負担がかかります。

結論を言ってしまえば、日本と海外の“水”の違いによって髪の毛が傷んでいたのです。

他にも、日本より強い紫外線の影響や空気の濃度の違いなど、細かいところまで突き止めればキリがない話になりますが、今回は”水”に重点をおいて解説していきます。

本記事を読み終わると、今後の海外旅行先での髪の毛のケア方法や痛まずに帰国することができるようになります。

是非最後までご覧になってみてください。

海外旅行で髪の毛が傷むのは何故?!その理由とは?

海外旅行先でシャワーをして、髪がキシキシしたりゴワゴワになってしまったことはありますか?

ここではそんな方のために、髪が傷んでしまう原因とその理由について解説していきます。

実は、海外で髪がキシキシになる理由って実は水だったんです。

日本と海外の水ではどう違ってくるのか?

順番に説明していきます。

硬水と軟水の違い

水は軟水と硬水に分かれていて、水に含まれるミネラル(カルシウムやマグネシウム)の含有量が多いものが硬水、少ないものが軟水となります。

主に日本のお水のほとんどは軟水で、ヨーロッパや北米には硬水が多く存在します。

そして、硬水に含まれるカルシウムイオンとマグネシウムイオンが石鹸カスを作ってしまい、これが泡立ちや洗浄力を落としてしまいます。

これらの硬水に含まれるミネラル分やカルシウム分が髪の毛のタンパク質にひっついてしまい、触った感触のあのギシギシ感を生み出してしまいます。

これは石鹸の成分がミネラル分と結びつき、凝固してしまう現象から生まれるもので見た目ではわかりにくいものですが、触ってみるとあきらかにギシギシしているのがわかるはずです。

さらにシャンプーの成分がカルシウム分などと結びついてしまうと、今度は成分が水に溶けにくくなってしまい、頭皮にシャンプーのかすが残りやすくなってしまうんです。

これで髪の毛だけでなく頭皮もギシギシ乾燥してしまうという現象が発生してまうので、海外に行くと髪の毛が傷むというのはこれを意味していることになります。

日本では何故髪の毛が傷みにくいのか

日本では、水道の蛇口をひねるだけでキレイな水を口にすることができまが、どうしてこのようなキレイな水が蛇口から出てくるか気になりますよね?

そもそも日本だと髪の毛に影響は特にないのに海外に行くとゴワゴワになってしまいます。

実は日本では法令に基づいて、水質基準が決められているのです。

そして日本の水道水には原水に含まれている菌を殺菌するために塩素が含まれていて、二回の作業を経て綺麗なお水に生まれ変わっているのです。

原水から取り込んで貯水している場所で一回目の塩素を加える

浄水されてご家庭の水道に届く時に二回目の塩素を加える

この過程を行うことで日本の水道水は、一部を除き水に含まれるカルシウムやマグネシウムの量が少ない軟水になり、海外の水との硬度の差が生まれているわけなのです。

他にも紫外線の強さで髪が傷む

海外旅行に行った際に髪の毛が傷んでしまう原因として、”水”以外にも紫外線や空気の濃度の違いでダメージを与えてしまって傷んでしまいます。

特に熱帯気候の国は紫外線が日本よりも格段に強いため、事前のヘアケアをしておかないと髪の毛の外部的ダメージをたくさん受けてしまいます。

その結果、内部にあるメラニン色素やキューティクルが焼けてしまい、髪の成長を妨げるような影響があります。

ですので、海外旅行で気をつけることは”水”だけと思わず、紫外線にも気をつけなければならないことも頭に入れておきましょう。

海外旅行で傷んでしまう髪の対策方法

日本と海外の水が変わるだけで、髪の毛へのダメージが大きくなってしまうことをご紹介してきました。

ここからは、どうしたら海外旅行先での髪の毛のゴワゴワゴワ感を予防できるかをご紹介していきます。

硬水対応のシャンプー&トリートメントを使う

海外は海外用のシャンプーを使うことで硬水に対応した使い方ができます。

日本のシャンプーと海外の硬水がマッチしない場合あるいは旅行先の水が硬水の場合は以下の対策をとると、ゴワつきから髪を守ることができます。

現地のシャンプー、コンディショナーを購入

“硬水対応のシャンプー”を購入し、持参する

硬水が多く含まれている地域では、その地域で販売されているシャンプーを現地で購入するのがおすすめです。

日本のシャンプーとは違い、硬水をベースに作られているので、日本のものを使うよりもしっかり泡立ちます。

どのメーカーがよいか分からないという人におすすめの選び方として、日本でも多く目にする海外メーカーのものを選ぶとよいです。

現地で購入できるかどうかは行ってみないと分からなかったりもするので、事前にインターネットなどで購入しといて、持参するのもおすすめです。

行けば売ってるとか思っても実際には売ってなかったり、シャンプーが置いてないホテルも多く存在するので、髪をゴワゴワに傷めてしまわないようにこのような対策をとっていくことがとても有効になってきます。

アウトリバーストリートメント

髪がゴワゴワにきしむのは、しっかりと洗い流せずに残ってしまった石鹸カスが原因であることはみなさんももうご存知かと思います。

つまり、インバストリートメント(洗い流すタイプのトリートメント)を使っても、結局石鹸のカスが残りやすい硬水で洗い流さなければいけません。

なので、(洗い流さないタイプ)のアウトバストリートメントをおすすめがです。

外側からコーティングすることによって、キシキシになった髪の毛や、乾燥してしまう頭皮環境にも良い影響をもたらしてくれる効果があるからです。

髪を綺麗に保つだけでなく、潤いやツヤを与えてくれるので、硬水で洗ったとしても後から手助けするような形で髪の毛を守ってくれます。

ヘアオイルを使う

実はヘアオイルもアウトバストリートメント(洗い流さないタイプのトリートメント)と同様、髪の毛のキューティクルをコーティングし、乾燥やダメージから髪の毛を守ってくれます。

硬水に対応したシャンプーやトリートメントが手に入らない場合はこのようにして代用することも可能なので、是非海外旅行先で困った場合は参考にしてみてください。

まとめ

いかがだったでしょうか?

海外旅行で髪の毛が傷んでしまう原因は”水”にあったなんて初めて聞いたなんて方もいたのではないでしょうか?

硬水と軟水によって泡立ちの良し悪しがあることを頭に入れておくことで、現地での的確な判断・対応ができるかと思います。

紫外線にも気を配り、健康で綺麗な髪の毛を保っていけるよう気をつけていきましょう。