ヘアケア

まとまらないボサボサ髪の原因は?対策を知って薄毛女性もサラサラの髪を目指す!

朝しっかりとセットしたはずの髪でも、すぐにボサボサになってまとまりがなくなってしまう、という悩みを抱える女性は少なくありません。

特に30代をすぎたころから髪のツヤが失われ始め、だんだんとボサボサ髪になってくる人が多いようです。

髪がボサボサして広がっている状態と、髪がツヤツヤでキレイな状態では、同じ人でも随分と印象が変わってきます。

そうはいっても、髪質だから仕方ないとか、時間がないから仕方ないといって、放っておいていませんか。

髪は、日常で少し意識してケアするだけでも、まとまりのある健康な髪に育てていくことができるんです。

そこで今回は、まとまらないボサボサ髪の原因を知って、対策することでサラサラ髪を目指していく方法をお伝えしていきましょう。

髪がボサボサでまとまらない原因

髪がボサボサになるのは、日々のヘアケアが大きく関わっていることがほとんどです。

くせ毛などの髪質によっては確かに、まとまりにくい髪質はありますが、それでも日々のケア次第でまとまりやすくツヤのある髪にしていくことは可能です。

そのため、ここでは髪がボサボサになる原因をお伝えしていきましょう。

外的な要因

髪がボサボサになる理由には、パーマやヘアカラー・ドライヤーやヘアアイロンなどによって髪がダメージを受ける外的な要因があります。

髪がツヤや潤いを保つためには、髪の表層にあるキューティクルが整っていることが重要です。

キューティクルが摩擦や紫外線などの外的な刺激から髪を守ってくれているからです。

そのため、パーマやカラーなどの外的な要因によってキューティクルが傷つき、剥がれてしまうと、髪の内部の栄養や水分が流れ出て、髪がうねり出したりパサついたりして、ボサボサのまとまらない髪になっていくんです。

女性ホルモンの低下

女性ホルモンのエストロゲンが年齢とともに低下することで、髪にも影響が出て来ます。

肌や髪や女性の丸みのある体形は、このエストロゲンが関係しており、女性らしさを保つためには欠かせないホルモンだからです。

ただ女性の場合は、出産やストレスやダイエット、更年期などでも女性ホルモンが低下します。

エストロゲンが減少すると肌や頭皮の弾力が失われ、ハリやコシがなくなってきてしまいます。

肌や頭皮のハリが失われると毛穴の形も歪んでしまい、毛根からうねりが出てくる場合もあります。

また、潤いが減少することで髪がパサついて乾燥しがちになっていきます。

毛穴の詰まり

毛穴が皮脂や汚れで詰まっていると、髪が真っ直ぐに生えてくることができず、うねりや縮れが発生する場合があります。

髪は毎日洗っていても、毛穴の汚れまでしっかりと洗い流せているかどうかは別問題です。

特に毎日のようにヘアケア剤を使用している人は、朝使って夜髪を洗うまで時間がたっていますので、しっかりと頭皮からマッサージをするように洗い流さないと、汚れが落ちきれていない場合がほとんどです。

また、シャンプーやトリートメントなどの流し残しが毛穴に詰まる場合もありますので、注意が必要です。

間違ったヘアケア

髪がダメージを受ける大きな原因は、熱と摩擦によるものです。

シャンプーをしているとき、頭皮に痒みがあるからといって、頭皮や髪を爪を立てて洗ったり、ゴシゴシと力いっぱい洗ったりしていないでしょうか。

髪は濡れている状態のときはキューティクルが開いていて、とても敏感な状態になっています。

そのため、濡れた髪を乱暴に扱うとキューティクルを傷つけ、痛みの原因を作ることになります。

それは洗髪後のタオルドライや、乾燥時にドライヤーを使用するときも同じです。

摩擦と熱によって髪はダメージを受け、キューティクが剥がれてしまうと髪の健康は失われていくでしょう。

食生活

髪は体内に取り入れる栄養や酸素などで作られています。そのため、偏食やダイエットなどで栄養が不足または偏っていると、健康な髪を作れません。

食事がバランス良く摂取されないと、栄養不足によって髪が細くなったり切れ毛が増えてきたりして、髪がパサつき、ボサボサになる原因になります。

ボサボサ髪の改善方法

傷んだ髪を放っておかず、きちんと手入れをすることでボサボサ髪は改善していくことができます。

ポイントは先にお伝えした通り、熱と摩擦に対策することです。

そこでここでは、ボサボサ髪の改善方法をお伝えしていきましょう。

紫外線対策

頭皮や髪の紫外線対策は常に行いましょう。

出掛ける際は帽子や日傘を使用してください。

また、紫外線から髪を守るための紫外線対策用のスプレーも市販されていますので、帽子や日傘を使えないときは、スプレーを使うと良いでしょう。

アミノ酸シャンプー

市販されているシャンプーは洗浄力が強いものが多いため、髪や頭皮に必要な脂や水分まで取り除いてしまい、髪がボサボサ髪になる原因となってしまいます。

そのためアミノ酸系のシャンプーを使って保湿力を高めると良いでしょう。

髪にも頭皮にも優しい作りになっていますので、おススメです。

また、シャンプーをするときは、ブラッシングをして髪の絡まりを取り、頭皮の毛穴の皮脂やホコリなどの汚れを落としておくと、シャンプーの時に毛穴の詰まりを取れやすくしてくれます。

そしてシャンプーのときに使うお湯は、ぬるめの38°程度にしてください。

熱いお湯は髪も地肌も傷めてしまいます。

シャンプーはゴシゴシ乱暴にせず、頭皮をマッサージするように丁寧にしてください。

トリートメントの保湿力

髪がボサボサになるのは、基本的に栄養素や水分や油分の不足です。

そのため、トリートメントをして補うようにすると良いでしょう。

トリートメントには洗い流さないタイプのものもありますし、種類もたくさん出ていますので、自分に合ったものを探すようにしてください。

トリートメントでしっかりと内部から栄養補給と保湿が整ってくると、髪にツヤやコシが出てきます。

ただ使用時は頭皮に付着しないよう気をつけてください。

トリートメント剤が頭皮に付着すると毛穴を詰まらせる原因になってしまいますので、注意が必要です。

オイルマッサージ

髪のうねりが酷くてまとまらない場合は、オイルで頭皮をクレンジングしてみてください。

洗髪前にオイルを使って頭皮を丁寧にマッサージすることで、血行を促進するとともに毛穴に詰まっている汚れを浮かせることができます。

毛穴がキレイになると髪も真っ直ぐに生えやすい状態になりますので、うねりが解消されていきますし、オイル効果で髪がコーティングされてツヤも出てきます。

ドライヤー

髪は濡れた状態と、熱と摩擦に弱いことを先にお伝えしました。

そのため、洗髪後のヘアケアは重要です。

まず、タオルドライは吸収力のあるタオルに髪を挟むようにして、軽く叩いて水分を取るようにしてください。

ドライヤーを使うときは、先に髪の根本部分から乾かしてください。

髪が8割程度乾いたら、ドライヤーを冷風に切り替えて髪全体を軽く乾かして完成です。

ポイントとしては、ドライヤーと髪の距離は15㎝以上離し、髪の斜め上45°から風を当てることです。

長時間同じ場所に熱を当てるのは避けましょう。

注意点としては、ドライヤーを下から上に向けて当てないことです。

キューティクルはうろこ状に髪の上から下に向かっています。

そのため、下から髪にドライヤーを当てると、キューティクルが開き、剥がれやすくなってしまいます。

タンパク質

髪の主成分はタンパク質です。

そのため、ダイエットや偏食によってタンパク質が不足すると髪が作れません。

大豆製品・青魚・鶏肉・玄米など、普段の食事で摂取していきましょう。

また、髪にはビタミンやミネラルも必須ですので、海藻類や野菜などもバランス良く摂ってください。

まとめ

今回は、まとまらないボサボサ髪の原因を知って、対策を知ってサラサラ髪を目指す方法をお伝えしました。

髪がボサボサになってまとまらなくなる原因は、日々の髪の扱い方がほとんどです。

髪は濡れた状態のときが敏感になっています。

また、熱と摩擦に弱いです。

そこを普段から少しでも意識して丁寧に扱うだけで、髪は変わってきます。

シャンプーの仕方1つ、髪の乾かし方1つでも、間違った方法では毎日のように自ら髪にダメージを与えていることになります。

髪質だからとか、傷んでしまったからと諦めず、日々少しずつの積み重ねでサラサラの髪になっていきますので、例えば紫外線対策からでも良いので今から始めてみてください。