女性の薄毛

韓国人は薄毛の女性が少ないってホント?

韓国人は日本人に比べると薄毛が少ないとの噂を耳にしました。

そう言われてみると、観光ドラマなどに出演している俳優さんで薄毛の人が少ない気もします。

この噂は本当なのか?

本当だとしたら、薄毛になりにくい理由は何なのか?

調べてみました!

韓国人に薄毛は少ないのか?

世界の国別の薄毛ランキングを見てみると、日本は14位でアジアの中でトップ。

一方韓国は20位と低めです。

韓国人に薄毛が少ないというのは本当でしたね!

韓国人に薄毛が少ない理由

ではなぜ、同じアジアなのに、隣の国なのにこんなにも差が付いたのでしょうか。

同じアジアなので、遺伝子的にはそう違いはないはずです。

なぜ韓国人に薄毛が少ない理由を探っていきましょう。

辛いもの文化

韓国の人は辛いものを好んで食べます。

キムチもチゲも唐辛子をたくさん使用しています。

この唐辛子が実は薄毛にとても効果があるということが最近の研究でわかっています。

髪の毛の成長に必要な「IGF-1」という因子が唐辛子を摂取すると増えることがわかったのです。

唐辛子を日常的に食べている韓国人は知らない間に薄毛ケアをしていた、ということですね。

また、この因子は大豆製品に含まれるイソフラボンでも増えるんです。

韓国の女性は豆乳が好きで冷蔵庫に常備されているドリンクの定番。

美肌のために飲んでいる人も多い豆乳ですが、薄毛にも効果があるんですね。

キムチチゲはキムチとお豆腐も入っていますし、温かいものは頭皮も血行もよくしてくれ、髪の毛に栄養が届きやすくなります。

まさに薄毛のためにあるようなメニューですね。

そして、日本のように色々な国のご飯やさんがありますが、韓国の人は基本的に韓国料理を好んで食べる人が多いです。

日本人は食の欧米化で薄毛が増えたという原因もありますので、油をあまり使わず、発酵食品のキムチをよく食べ、唐辛子もよく摂取する韓国の女性のほうが薄毛が少ないのも当たり前のことなのかもしれませんね。

気候

韓国は日本より寒いです。

四季も日本と同じようにありますが、日本よりもはっきりとしていて、特に冬の寒さはとても厳しいです。

12月には平均気温が氷点下になることも多く、雪も降ります。

1月には朝の気温が-7℃になる日もあります。

しかし、室内は暖かくしているため、外と室内の寒暖差が激しくなっています。

寒いと血管が収縮して血行も悪くなります。

温かいと血管も緩むので血行がよくなります。

この繰り返しが頭皮の刺激となり、薄毛や抜け毛に効果があるのではないかと言われています。

運動量

韓国は坂が多いです。

ですので、足腰も日本人より鍛えられていると言われています。

市街地以外は坂がとても多いですので、普通に生活しているだけでも運動量に差があるのかもしれません。

そして韓国の公園に必ずあるもの。

それは運動器具です。

体をひねったり、逆さになったりできる機械が設置されています。

韓国ではわざわざジムに行かなくても、散歩や買い物のついでに公園で運動ができるのです。

朝の公園で女性やお年寄りがよくトレーニングをしているそうで、そんな習慣も日本とは違うところですね。

焼き肉

韓国といえば焼き肉。

日本では焼き肉というと牛肉が一般的ですが、韓国では豚肉が一般的です。

豚肉にはたんぱく質とビタミンBが豊富に含まれています。

たんぱく質は髪の毛の元となる栄養、ビタミンBは髪の毛の新陳代謝を活発にし、新しい髪の毛の生成と促します。

そして、韓国では焼き肉を食べる際、サンチュやエゴマの葉にお肉を巻いて食べます。

サンチュにはβ-カロテン、ビタミン、カリウム、カルシウム、鉄分が含まれていて、エゴマはβ-カロテン、ビタミンE、ビタミンCが豊富です。

β-カロテン、ビタミンは抗酸化作用があり、抜け毛の原因にもなる「活性酸素」を抑制してくれる働きがあります。

カルシウムが不足すると、ホルモンや細胞の新陳代謝が正しく行われません。

そのため、焼き肉の際、サンチュやエゴマで巻いて食べるのは薄毛にとってもいい食べ方んだったんです!

韓国人のヘアケア

韓国の女性の髪の毛はとても綺麗にお手入れされていますよね。

韓国では昔からヘアケアにツルドクダミという植物の根っこを煎じたりして髪の毛のお手入れに使われてきました。

今でも、このツルドクダミの配合されたシャンプーが人気です。

また、韓国に旅行に行った時や、韓国ドラマなどでレトルトパウチのような容器に入った液体をチューチューとそのまま飲んでいるのを見たことがある人も多いと思います。

あれは栄養ドリンクなんです。

高麗人参などが配合された漢方の栄養ドリンクも多く、一般的に箱買いをして会社のデスクの引き出しなどに入っていて、疲れたりするとよく飲みます。

日本だと栄養ドリンクはちょっとおじさん臭かったり、値段も高めなので日常的に飲むイメージではないですよね。

韓国ではこの栄養ドリンクはとても身近に栄養補給できるものなのです。

サウナ

韓国の人はよくサウナに行きます。

日本のサウナとは違い、裸ではなくサウナ着を着て入るので男女一緒に入れることもあります。

韓国のサウナは日本のサウナよりも低い温度なので、のんびりとじっくりと汗をかきます。

汗蒸幕という釜のようなサウナは100℃以上になるので、たくさん汗をかきたい人にも人気です。

サウナで汗をかき、老廃物を流して血行をよくすることは、頭皮や髪の毛に栄養や酸素が行き渡り、薄毛予防になります。

また、サウナではゆで卵とシッケという飲み物が定番です。

シッケというのはお米を発酵させたジュースのことですっきりとした甘さのある飲み物です。

ゆで卵は髪に必要なたんぱく質、葉酸も豊富で、シッケには食物繊維、乳酸菌が豊富で腸の働きを整えてくれます。

腸が整うと必要な栄養が血液から髪の毛に運ばれやすくなり、薄毛予防が期待できます。

韓国人の美意識

韓国女性の美意識はとても高いですよね。

それゆえに、起こってから対処するのではなくて、起こる前に予防する人が圧倒的に多いのです。

ですから、薄毛が気に鳴ってきてからどうしよう、と悩む日本人女性と、薄毛を予防する意識のある韓国人女性とでは薄毛に対しての意識の差が大きいのも、韓国の女性に薄毛が少ない理由のひとつかもしれませんね。

そして、韓国の人は美容整形に関してさほど抵抗感を持っていません。

美容などで悩んだら専門クリニックへ行くことにも抵抗がありません。

ですので、薄毛に悩んだら、クリニックへ相談に行く人も多いのです。

日本ではまだ、薄毛に悩んでいてもクリニックへ行くのは敷居が高く感じたり、恥ずかしく感じる女性も多いですよね。

そんな意識の差も薄毛の割合の差かもしれません。

しかし、近年は日本にも女性の通いやすいクリニックが増えてきました。

韓国との薄毛の割合の差が縮まるのもそう遠くはないかもしれませんね。

まとめ

いかがでしたか?

韓国とは隣同士。

そんなに違いはないようですが、やはり美意識の差や食習慣、生活習慣に違いがあり、それらが薄毛予防に関係があることがわかりました。

唐辛子や豚肉など、簡単に取り入れられることも多いので、ぜひ試して薄毛予防に役立ててくださいね。