最近は女性の薄毛に対する悩みが増えてきています。
髪型1つで印象が全く違ってきますから、女性にとって髪はとても大切なものになります。
黒々とハリ・ツヤがあればもちろん若々しく見えますし、細くボリュームがなくなってしまうと老けて見えます。
そんな髪の悩みは体内にも原因があり、体内を改善していくことで、薄毛にも効果がでてきます。
ここでは体内から働きかけて、髪のハリとツヤを取り戻す方法をご紹介していきます。
Contents
薄毛は体内から改善!
薄毛になる原因はさまざまな要素が重なっていて、1つだけが問題で薄毛になるわけではありません。
ただ、髪は体から作られています。
体は日々の食事や生活スタイルで作られています。
結果、体内が健康で血の巡りもよく、栄養が行き届いている状態であれば、髪も健やかに育つということです。
髪は血液循環が関係しているの?
健康な髪と、血液循環には深い関係があります。
髪は頭皮内の毛母細胞の細胞分裂によって作られ、頭皮にある毛細血管の血液から栄養が運ばれる仕組みになっています。
ただ、水分不足や栄養不足、低い代謝などによって血液の流れが滞ると、毛母細胞まで栄養が行かなくなってしまいます。
循環が悪くなるということは、栄養が届かないだけでなく、必要な油分や水分も失われることになり、頭皮が乾燥してフケや炎症の原因となることで、抜け毛や薄毛に繋がることになります。
薄毛と食生活の重要な関わり3つ
髪はもちろん身体から作られます。
身体にいいといわれる食生活は、髪にもいいということです。
逆に、身体によくない食生活や行いは、髪にもよくないということになります。
では、薄毛に関する食生活の重要性を見ていきたいと思います。
1. 食事のバランスを考える
食事の内容として、野菜をたくさん食べるよう心掛け、肉は適度な量を食べるようにします。
特に薄毛にはミネラル・ビタミン・亜鉛などが、効果がありますので、意識して摂取するようにします。
2. 品数を増やす
丼物やお弁当を食べる際、1品でもいいので野菜を使った料理を付け足すようにします。
出来合いの総菜でも構いませんので、必ず野菜を摂るよう心掛けていきましょう。
3. ジャンクフードは減らす
ハンバーガーやポテトなどの味が濃いものは満足感もありますが、決して体にいいものではありません。
同じようにカップラーメンもお手軽ですが、必要な栄養が摂取できないため、頻繁に食べるのはいいとはいえません。
3つの内容を見返して気をつけるだけでも、髪にいい影響を与えることができます。
代謝と抜け毛は関係ある?
基礎代謝が低いと血行不良となり、頭皮に栄養が行かなくなります。
栄養が行き届かないということは、健康な髪が育たないという結果になります。
代謝を上げるには運動が一番早いです。
運動が苦手な人でも簡単にできる、有酸素運動が効果的です。
有酸素運動は、ウォーキングやヨガのゆっくりと酸素を取り込みながら行えるものもあり、ハードな運動ができない人でも、代謝を上げることが可能となります。
髪に栄養が行くのは順番的に最後となります。
最初に心臓から全身に巡り、最後に髪や爪に行く仕組みになっています。
ということは、全身の血行促進を上げていくと、基礎代謝が上がるため、自然と髪にも栄養が届くようになっていきます。
血液を通して運ばれる栄養が髪にまできちんと行くよう、代謝を上げていきましょう。
髪のハリとツヤを取り戻す方法
髪にハリやツヤ・コシがなくなってくるということは、髪自体が細く頼りなくなった状態にあります。
ハリ・ツヤ・コシがなくなる原因はいくつかありますが、代表的なところは加齢や血行不良です。
加齢や血行不良によって、毛母細胞に栄養が行き届かなくなっていくと、髪が細くなっていきます。
そんな失ってしまった髪の、生き生きとしたハリやツヤを、取り戻していく方法をご紹介していきます。
薄毛のハリ・ツヤを戻す外側からのアプローチ4つ
ハリやツヤを取り戻すための外側からのアプローチです。
1. トリートメントなどを使用することで、髪のコンディションを改善させていきます。
2. 外に出るときは常に、帽子や日傘で紫外線から髪を守るようにします。
3. 髪をきつく引っ張るような髪型は避けて、毛穴にかかる負担を減らします。
4. 濡れた髪にブラッシングするのは避け、シャンプー後は髪を適切な形で乾かしてから、丁寧なブラッシングを心掛けます。
上記内容は基本的なことになりますが、髪や頭皮への刺激や負担を減らし、丁寧に扱うことが大事になります。
薄毛のハリ・ツヤを取り戻す内側からのアプローチ
内側からハリとツヤを取り戻すアプローチです。
1. 生活リズムを整える
毎日の生活の中で睡眠時間など、可能な限り不規則にならないよう気をつけます。
2. 栄養バランスがとれた食生活
外食やお弁当生活は栄養が偏りがちです。
同じように購入するにしても、スパーやコンビニにたくさんの総菜が売っていますので、できるだけ野菜を摂取して、バランスが偏らないよう配慮していきましょう。
3. ストレス発散
家庭でも職場でも神経を使って休まる暇がないと、髪が白髪になったり薄くなったりする人がいます。
少なくてもいいので自分一人になれる時間を作って、自分のために過ごすようにしてください。
リラックスすることで副交感神経が優位に働き、血流もよくなることで頭皮にもいい影響となっていきます。
薄毛に湯シャンは効果があるの?
髪が薄くなる原因の1つに、シャンプーがあります。
シャンプーの種類にもよりますが、刺激の強いものは頭皮にもあまりいい影響はありません。
綺麗に洗ったつもりでも、汚れやシャンプーが流しきれずに毛穴に残って詰まってしまう場合も多いです。
そこで湯シャンです。
湯シャンとは、お湯だけで髪を洗う方法になります。
お湯だけだと汚れが落ちるかどうか不安になる人もいると思います。
ですが、きちんとした手順を踏むことで、湯シャンは薄毛予防にも効果があります。
1. 洗髪前に丁寧なブラッシングを行う
2. 40度以下のお湯で5分以上は丁寧に髪を洗い流す
3. トリートメントなどを使用する際は頭皮を避け、毛先につけるようにする。
髪にスタイリング剤を使う人はお湯だけでは難しいのですが、最初は週に1回~2回程度でもいいので、お湯だけで髪を洗う日を作ってみてください。
頭皮の毛穴が綺麗になることで、健康な髪も育つようになります。
薄毛改善の注意点
薄毛を改善していくうえで、注意点があります。
もちろん薄毛の原因は複雑に幾つも絡み合ってできてしまうのですが、それでも共通する部分があります。
男性でも女性でも同じように生活スタイルの見直しが必要になります。
例えば、健康はもちろん薄毛にも影響すると言われているのが、喫煙や飲酒です。
アルコールの影響
お酒はたしなむ程度ならいいのですが、飲まないと眠れないとか、酔っ払うまで飲んでしまうとかいう人は注意してください。
アルコールを分解するときにビタミンやアミノ酸が使われるため、髪の毛に行き渡るはずの栄養素が失われてしまいます。
結果、髪に栄養が行き渡らなくなり、健康な髪が失われていきます。
アルコールの過剰摂取は肝臓にも悪いですし、糖尿病にもなります。
体によくないということは、髪にはもちろんよくないので、可能な範囲からアルコール量を減らしていくよう心掛けてください。
喫煙の影響
喫煙はタバコに含まれるニコチンが、血管を収縮させて血行不良になっていきます。
血行不良になるということは、栄養が頭皮に運ばれなくなっていくということですので、髪が育たなくなってしまいます。
タバコはストレスを発散しているようで、吸う行為への依存となっています。
イライラするから吸うのではなく、吸えなくてイライラするという本末転倒ことになっていることに気付いて、できる限り禁煙してみる方向で考えてみてください。
まとめ
薄毛に悩む女性は現在増えてきています。
食生活や生活習慣などが原因である場合もありますし、ストレスが体に表れてくる場合もあります。
もちろんそれらが複合されて抜け毛の原因となっている場合もあります。
体にいいことはもちろん髪にいいことですので、髪が気になりだしたら体を健康にすることを考えると、同時に髪にもいい影響となるということです。