育毛剤

薄毛が気になる女性へ!育毛剤の選び方とセルフマッサージをご紹介

頭頂部の薄毛が気になり出し、やはり育毛剤を付けた方が良いかな?と迷い始めたあなた。

男性の薄毛と同じ状態なのだから、同じ育毛剤を付ければ良いと考えていませんか?

実は、女性の薄毛の原因は、男性のそれとは違うのです。

そう!女性専用の育毛剤が必要になるのです。

そこで、女性ならではの育毛剤の選び方と、よりそれを効果的にするための、ご自宅で行えるセルフマッサージをご紹介します。

育毛剤のタイプは3つ

今や男女関係なく、薄毛で悩む方が専門病院に通院できる時代ですよね。

かつては、薄毛で病院にかかるなんて、病気でもないのに…と思われていたかもしれません。

また、遺伝だから仕方がないと諦められていたかもしれません。

原因が解明され、対策が打てるようになりました!

そんな時代に合わせて、育毛剤も3タイプに分かれているのです。

医薬品

厚生労働省が認可した歴とした医薬品です。

ただ、その中でも更に2つに分類され、

医師に診断を受け、処方箋をもらわないと購入できない「医療用医薬品」
薬局やドラッグストアで薬剤師に相談して購入する「一般医薬品」

とがあります。

前者は即効性がありますが、副作用もあるので、必ず、医師や薬剤師からその説明を受けて、納得の上で購入するようにして下さいね。

医薬部外品

医薬品に準ずるもので、薄毛に効果があることを表示に明記してよい製品です。

ただ、効果は緩やかで、長期間使用する必要があります。

その分、副作用も医薬品に比べると、少なくなるように作られています。

化粧品

頭皮や毛根を健康に保つことを目的といた製品です。

その中でも保湿を主としています。

医薬品とは違い、医薬部外品と化粧品は髪に変化が出てくるまで、おおよそ3~6ヵ月かかる、長期戦になります。

即効性がないからと中断してしまうと、また元の状態に戻り、再開したとしても一からやり直しになります。

ですから、続けるためにはまず、体に害を与え得る添加物が入っていないか、購入前に確認することをお勧めします。

特に敏感肌やアレルギー体質の方は、添加物により、フケや痒みが発生させてしまう等副作用が起こす危険性があります。

ノンアルコール、無香料、防腐剤不使用といった表示がされているものを選ぶようにして下さいね。

また、長く続けるには、価格も考慮しないといけません。

向こう3ヵ月分が購入できるかを考えてから、商品を決めた方が良さそうですね。

薄毛のタイプに合わせて目的別に成分をご紹介

一般的に、女性の薄毛は、

ホルモンバランスの乱れ
ストレス
生活習慣の乱れ
過度の頭皮へのダメージ(パーマやカラー、整髪料、ドライヤーの誤ったかけ方等による)

の4つの要因が絡まり合って、血行不良となり、新陳代謝を低下させることで起こります。

これらを改善することが、薄毛の解消に繋がるため、育毛剤にはそれぞれに対応した成分が含まれているのです。

ただ人により症状が違うため、強化すべき成分も変わってきます。

症状別に効果のある成分をご紹介しますね。

抜け毛が増え、短い毛が混じっている

ホルモンバランスが崩れ、男性ホルモンが優位になってきている証拠です。

放置していると、皮脂分泌が増え、毛穴が詰まり、髪の主成分となるタンパク質の一種「ケラチン」を合成できなくなります。

ですから、ホルモンを正常なバランスに戻してあげたり、減少しがちな「エストロゲン」を補う必要がありますね。

対処法別に、

≪抗男性ホルモン≫
チョウジ、黄金リキッド

≪女性ホルモンを整える≫
フラボステロン、オトギリソウエキス、ヨモギエキス

≪女性ホルモンを補う≫
グリチルリチン酸2K、グリチルリチン酸ジカリウム(カンゾウエキス)、ヒオウギエキス、エチニルエストロジオール、ニンニクエキス

となります。

頭皮が乾燥し、粉状のフケが出ている

頭皮のバリア機能が減退しているため、炎症を起こしたり、フケが出やすくなっているのです。

放置していると菌が繁殖し、皮膚トラブルが悪化、抜け毛が増えますよ。

よって、保湿を高める必要があります。

具体的には、

トレハロース、ヒアルロン酸、ヘチマオイル、ベニバナエキス

といった成分です。

頭皮に痒みがあり、大きな塊のフケが出ている

この症状もまた、皮脂分泌が増加し、毛穴が詰まることで、頭皮に栄養が行き渡らなくなっている状態です。

それにより、抜け毛が増えていくのです。

また、フケがもとで頭皮に菌が繁殖しています。

ですので、抗菌、抗酸化成分の

ペパーミント、ウイキョウ、ポタンビ、セージ、ボタイジュ

が効果が見られますよ。

あなたの気になる症状に合わせて、育毛剤を購入の際に、表示を確認してみてはいかかでしょうか。

より育毛剤の効果アップを目指してセルフマッサージをご紹介!

美容室で頭皮をマッサージしてもらうと、何とも言えず気持ちが良いですよね。

肩が凝るのと同じのように、やはり、頭皮も凝り、血流が悪くなっているのです。

それにより更に、頭皮だけではなく、顔の皮膚もたるませる原因となってしまいます。

ですから、美容室に行ったときだけではなく、家でもセルフでマッサージを行うことをお勧めします!

血行が良くなることで、薄毛の解消にも繋がりますし、気持ち良く感じるということは、リラックス効果も得られているということなのです。

ではまずは、シャンプーをしてからすぐに始めますよ。

マッサージの前に育毛剤を付ける

頭皮に育毛剤を噴射したいところの髪を掻き分けながら、フェイスラインから後頭部までまんべんなく付けていきます。

馴染ませる際は、指で擦ったり、揉み込むのではなく、優しく押さえるようにして下さいね。

手の平を使ってマッサージする

最初は、指ではなく手の平を使い、耳の上、ハチの上、頭頂部の順番で、その都度、押しながら回すようにします。

指の腹を使いマッサージする

襟足から頭頂部に向かって、5本指を開いた状態で、腹の部分を頭皮に押し当て、ゆっくり回していきます。

耳回りをマッサージする

耳周りはリンパ節が多いので、親指の腹を使い、耳の上のつけ根から側面を通り、耳の下のくぼみまで押し流します。

次に、後頭骨の両側下にあるくぼみを軽く押します。

仕上げをする

耳からデコルテまでリンパを流すような感覚で、拳を作り、耳裏から鎖骨に向かって流していきます。

慣れてしまえば、そんなに難しいことではありませんよね。

ほんの数分でできます。

これにより、頭皮が弾力性を取り戻し、血が巡るようになります。

すると、新たに健康な髪が生えてくるようになるのです。

更に、頭皮が正しい位置に戻れば、リフトアップ効果もありますよ。

まさに一石二鳥ですね。

ただし、マッサージの際に長い爪にはご注意下さい!

頭皮を傷つけてしまうと、せっかくのマッサージの効果も台無しです。

指の腹だけを使うようにするか、ブラシタイプ等便利な道具も売られているので、そちらを利用してみても良いかと思います。

そして何より、忙しいときには、週1回でも構いません。

是非、定期的に行うように習慣付けて下さいね。

育毛剤と頭皮のセルフマッサージについてお話をしてきました。

薄毛は男性だけの話ではなく、女性でも誰にでも起こることです。

ただそれには、女性特有の原因があります!

ご自分の症状を見極めることで、対策を取ることができるのです。

是非、ご自分に合った育毛剤を見付け、セルフマッサージと組み合わせて、薄毛解消を目指してみて下さいね。

リフトアップ効果もあるので、きっと若さも取り戻せるはずですよ!