抜け毛が増えてくると、このまま薄毛になってしまうんじゃないかと不安に思ってしまいますよね!
もしかすると、日々の間違ったヘアケアのせいで抜け毛が増えているのかもしれません。
そうであれば毎日の習慣を変えることで改善が可能です。
この記事では間違ったヘアケア・正しいヘアケアについてお伝えしていきます。
今日から改善出来る方法ばかりなので、ぜひ実践して頂き抜け毛を抑えましょう。
毎日のヘアケア習慣で髪の毛や頭皮に負担をかけてしまうと、頭皮環境が悪くなってしまい抜け毛の原因に繋がります。
間違ったケアから正しいケアに変えることで、頭皮環境を整えて抜け毛を抑えることが出来ます。
毎日の正しい習慣の積み重ねが、健康な髪の毛と頭皮を育てるのです。
Contents
間違ったヘアケアとは?
普段何気なくしていることが髪の毛や頭皮に負担をかけているかもしれません。当てはまるものが無いかチェックしていきましょう。
お風呂あがり髪の毛を乾かしていない
髪の毛を乾かさず長時間濡れたままにしておくと湿度が高くなるので頭皮や髪の毛に雑菌が繁殖してしまい、菌が増えることで頭皮環境が悪くなり髪の毛が育ちにくくなります。
肌が弱い方だと頭皮が荒れるだけでなく、カビが出来てしまう場合もあるのです。
また濡れた状態のままだと頭皮が冷えて血行が悪くなるので、栄養がいきにくくなり抜け毛だけでなく髪の毛自体が細くなる原因にも繋がる為注意が必要です。
頭皮の臭いや髪の毛のダメージにも影響するので、髪の毛は必ず乾かしましょう。
染髪時洗いすぎている
しっかり洗おうと思って、ついついシャンプーをたくさん出してしまっていませんか?
シャンプーを付けすぎると頭皮に必要な皮脂まで取りすぎてしまい、頭皮の乾燥の原因となり炎症や赤みを引き起こす可能性もあるので、多くても2プッシュまでにしましょう。
また汚れを取ろうと思って爪を立ててゴシゴシと洗ってしまうと頭皮を傷つけてしまうので、指の腹で優しく頭皮を揉むようにして洗うように心がけてみてください。
間違ったトリートメントの付け方をしている
トリートメントを付けるときには根元から離して毛先を中心に付けましょう。
頭皮に直接付いてしまうと、成分の油分が毛穴につまってしまい新しい髪の毛が生えずらくなったり、抜け毛の原因となります。
ほとんどの製品に入っている髪の毛をサラサラにしてくれる成分であるシリコンなどのコーティング剤も、頭皮に残ってしまうと悪環境にしかなりません。
最後に髪をすすぐときには、頭皮についた分もしっかり洗い流してヌメリを綺麗に取ることが大事です。
毎日同じ髪型をしている
牽引性脱毛症といってポニーテールやおだんごなど、毎日髪の毛をきつく縛っている髪型だと引っ張られたところの血流が悪くなり、髪の毛に栄養がいかなくなって抜け毛や薄毛を引き起こしてしまう症状があります。
仕事などで長時間髪の毛を結ぶ人は、休憩時間や自宅ではほどいて髪の毛を休ませてあげましょう。
また、特にロングヘアの方は重力で下に引っ張られてしまうので分け目を定期的に変えて、一定の箇所に負担がかからないようにすることが大事です。
正しいヘアケアとは?
それでは正しいヘアケアをお伝えしていきます。今日から毎日の習慣を変えて、抜け毛を防いでいきましょう。
ドライヤーを正しく使う
まずお風呂上がりドライヤーを使う前には、タオルでしっかり水気を切ります。
特に毛先には水分がたまりやすいので、タオルで髪をはさむようにしてやさしく拭き取ることがポイントです。
タオルドライである程度水分を取るとドライヤーの時間を短縮出来るので、その分熱でのダメージを防いでくれます。
ドライヤーは根元から乾かして、一か所に当てないようにまんべんなく当てましょう。
最後に温風から冷風に切り替えると髪の毛もサラサラにまとまりやすくなります。
正しい流れで洗髪をする
初めに髪の毛のもつれを取ることと、汚れを落とす為にブラシで髪の毛をとかします。
その後シャンプーを使う前にお湯で2分程予洗いをすることで汚れの8割程度を落とすので、シャンプーを使う時に少量でも泡立ちが良くなります。
シャンプーは頭皮に負担をかけないように、直接頭に付けず手でしっかり泡立ててから、頭皮を優しく揉むようにして洗っていきます。
すすぎはシャンプーの2倍の時間を目安に念入りに流すことで、毛穴を綺麗に保って頭皮環境を良くしてくれます。
この一手間で、髪の毛や頭皮を清潔に洗うことが出来るのです。
頭皮マッサージをする
抜け毛が増えたり髪の毛が細くなったりするのは、頭部の血行が悪くなって血液中の栄養分が届かなくなっているからかもしれません。
頭皮マッサージをすることで自宅で気軽に血流を促進して、抜け毛の予防が出来ます。
頭皮全体を指の腹で優しく揉みほぐしたら、前頭部から後頭部にかけて上下に動かしたり、側頭部から頭頂部にかけて横に動かしたりしましょう。
頭皮マッサージは空いてる時間やシャンプー時にも出来る為、毎日好きなタイミングでいいので継続することが大事です。
専用のマッサージ器やブラシも販売されているので、手でマッサージをするのが難しい人は購入を検討してみてはいかがでしょうか。
頭皮ケアが出来るヘアトニックを使う
洗顔後、顔に化粧水を付けて保湿をするように、頭皮にもヘアトニックを使って保湿をすることで乾燥・蒸れ・かゆみを防いでくれます。
特に夏場は頭皮も日焼けをしてしまいダメージを受けやすいので、しっかり保湿して日焼けの赤みや荒れを落ち着かせます。
また頭皮に栄養を与えることでハリコシのある髪の毛を育てるので、抜け毛も自然と抑えられます。
頭皮が綺麗な状態で使用すると浸透率もアップするので、お風呂あがりのタオルドライ後に使うのがオススメです。
ケアは問題ないのに抜け毛が減らないのはなぜ?
ヘアケアは正しい方法を守っているのに抜け毛は多いまま…という方は違う原因が隠れているかもしれません。他の可能性についてお伝えします。
びまん性脱毛症
加齢による髪の毛を作り出す毛母細胞の弱まりや、睡眠不足や食生活の乱れによる栄養不良、ホルモンバランスの崩れやストレスなどにより抜け毛が増えて髪の毛が全体的に薄くなる脱毛症のことです。
症状としては分け目から少しずつ地肌が広がってくる方が多いです。
原因を特定するのが難しいので、ヘアケアを改善しても良くならない場合は一度専門のクリニックへ受診をオススメします。
円形脱毛症
ストレスや免疫力低下により、髪の毛の一部分がごっそり抜けてしまう症状のことです。
自分では見えづらいところに出来ると見落としがちで、抜け毛だけが増えたように感じてしまっているかもしれません。
髪の毛自体が生えていない箇所があれば円形脱毛症を疑い、皮膚科の受診をオススメします。
脂漏性皮膚炎
遺伝・環境・ストレスの他、皮膚に存在するマラセチアというカビが皮脂を栄養分として育ち、カビが更に増えることで頭皮に悪影響を与えます。
地肌が赤くなったり、かゆみが出たり、皮膚のかさつきでフケが出たりするのが特徴です。
頭皮環境が悪くなると髪の毛は育ちにくくなり、抜け毛も増えます。
思い当たる症状がある場合はこちらも皮膚科の受診をオススメします。
まとめ
間違ったヘアケアと正しいヘアケアを知ることで、今までの自分のケアが合っていたかどうか・これから取り入れることが出来るケア方法が分かってきますね。
毎日の習慣にすることで、気になる抜け毛を予防していきましょう。
ほとんどが今日から改善出来るものなので、ぜひ取り入れてみて下さい。
また、ケアを改善しても抜け毛が減らない・ひどくなるようであれば他の可能性も考えて専門のクリニックや皮膚科へ相談することをオススメします。