ヘアケア

薄毛女性も気になる、生え際の産毛が伸びない理由とは?

産毛の特徴

産毛は赤ちゃんの髪の毛や、成人の方でも顔や生え際に生えている方がほとんどでしょう。

もともと産毛というのは、毛乳頭が他の部位に比べて細いのです。

毛自体も細く、そのまま成長していっても髪は太くはならないケースがほとんどです。

ヘアサイクルが成長期→退行期→休止期と進み、そのままするりと抜け落ちてしまうケースが多いのです。

育毛剤や育毛シャンプーを利用することで、多少は太くなり、コシが出てくるケースがあるのですが、他の部位ほどの発毛はありません。

人間の髪の毛は全ての部位の毛根が同じサイズではありません。

そのため、髪の太さや濃さ、長さも違ってきます。

育毛剤を使ってもすべての髪に有効というわけではないのです。

どのようにしたら伸びる?

産毛を出来るだけ抜け落ちないように伸ばしたいのでしたら、ヘアサイクルの中で成長期の期間が重要となり、成長期期間をできるだけ引き伸ばすような頭皮状態をキープする必要が効果的です。

年齢を重ねるごとにこの成長期の期間が短くなってしまう傾向にあるのですが、食習慣や栄養剤の塗布でその状況も変化していきます。

ヘアサイクルを正常化させるためには、男性ホルモンと5aリダクターゼという還元酵素をできるだけ毛乳頭で接触させないことが重要になってきます。

その有効成分として知られているのは、ミノキシジル・フィナステリド・ノコギリヤシ・塩化カルプロニウムなどがあります。育毛剤や育毛シャンプー、あるいは、サプリメントなどにも含まれている成分になります。

普段の食事では、なかなか配合されているものがない成分ばかりですので、食事とは別途に考えて積極的に摂取しなければならないのです。

そして、これと並行して行っていきたいのが食生活の改善でしょう。

髪の毛の強さを求めるなら血流促進効果があります。血液循環を良くするには血液になる成分を中心とした食生活にした方が効率的でしょう。

特に海藻類や豆類に多く含まれていています。そして、もずくやワカメ、納豆などが血液状態を正常なものにしてくれます。

他に野菜や果物にも多くのビタミンCが含まれていますので、同時に摂取することで血液状態を改善するのに効果的です。

これらを毎日の食事の中で意識的に取り入れていくことで、血流が良くなり髪にもいいですが、内臓にも良いでしょう。

食事と育毛剤や育毛シャンプーを使うということを並行することで、産毛の成長期の期間も延ばすことができて、すぐには抜け落ちないような髪質をキープできますね。

これは産毛だけではなく、髪全体にいえることですし、身体の健康にも繋がりますので、毎日の継続が重要になってくるでしょう。

全体的に髪を伸ばす方法

美容院で短く切り過ぎたときや失敗したとき!

「もっと早く髪の毛が伸ばしたい!」

そう思ったことはありませんか。

あるいは、理想のヘアスタイルにしたいのに、長さが足りなくてヘアスタイルが難しいときなどありませんか。

でも、そう簡単に思い通りにはいきません。

髪の伸びる速さには1ヵ月で1~1.5㎝伸びるのです。

そして、年間では15㎝伸びることになります。

個人差はありますが、これは、一度も髪の毛を切らずに計算した場合になります。

ですので、実際は時間がかかることになります。

個人によって髪の毛の伸びる速さに多少違いがでます。

それでは、髪の毛を早く伸ばす方法があるのでしょうか。

髪を早く伸ばすための秘訣①

その第一は食べ物になります。

髪の毛はタンパク質ですので、高タンパク質の食材を摂ることが最も効果的でしょう。

しかし、それだけではダメなのです。

体内でタンパク質を合成するためにはとても必要な亜鉛があります。

これが足りないと、どんなに肉や卵を食べてもタンパク質は作れないのです。

また、ビタミンも必須になります。

また、髪の毛にいいと言われているA、B群、C、Eを気を付けて摂るように心掛けると良いでしょう。

ただ、亜鉛やビタミン摂取量だけを毎日食事するわけにはいかないものですよね。

そこで、サプリメントを上手に活用することをオススメします。

このほか、疑似女性ホルモンとして働くイソフラボンも効果があります。

これは大豆などに多く含まれますので、食事で摂取できますが、毎日摂取する方が蓄積するためサプリメントがオススメです。

髪を早く伸ばすための秘訣②

次に大事になるのは質の良い睡眠です。

よく「寝る子は育つ」と言い伝えられていますね。

それは、睡眠中に成長ホルモンが多く分泌されるためです。

これは、タンパク質の合成を促してくれることにも繋がるため、当然髪の毛にもいい影響を与えてくれます。

また、質の良い睡眠をとることで、薄毛や抜け毛の原因にもなるストレスも減少させる効果にも繋がります。

ここで注意してほしいのは、普段忙しくて寝られないからと言って、休みの日に寝だめすればいいと思っている方もいるでしょう。

しかし、それは間違いです。寝だめはあまり効能が期待できないということなのです。

規則正しい睡眠を心掛けるのが肝心になります。

また、髪の毛をつくる元となる毛母細胞の活性化と成長ホルモンの分泌を促すには適した時間とも言われているゴールデンタイムがあるのはご存知でしょうか。

ゴールデンタイムは午後10時~午前2時ごろがそれにあたると言われています。

成長ホルモンが出るのが最も多いため、この時間を中心に寝るようにしましょう。

髪を早く伸ばすための秘訣③

シャンプーになります。

洗浄成分があまり強くないシャンプーや育毛系のシャンプーを使う事が効果的になります。

炭酸シャンプーで例えると、炭酸の刺激が頭皮の血行を促進することで、毛根と毛母細胞に栄養を行きわたらせやすくなるため、毛根と髪の毛の成長が早くなりますし、髪が伸びる期間を早まらせることが期待できるようになります。

また、育毛シャンプーも、育毛に必要な成分が配合されているため、健康な髪を維持しながら、髪を早く伸ばすことが可能性が高まります。

そして、髪を伸ばすためのシャンプーもありますね。

食品由来の成分とオーガニックエキスが配合されていますので、頭皮を健康に保ちながら髪の成長をサポートしてくれるのです。

ただ、このようなことに気をつけて習慣にしたからと言って、劇的に伸びるというわけではありません。

頭皮の洗い過ぎには注意が必要になりますが、シャンプー時に頭皮のマッサージをすることも血行が良くなるため髪を伸ばすことを早める可能性に繋がるでしょう。

その他には、適度な有酸素運動も必要になります。

ウォーキングをしたり、なるべく普段の生活の中で階段を使うように気をつけることで血行促進になるため、頭皮だけではなく全身の血流を良くなります。

髪を早く伸ばしたいなら…NGなこと

シンプルに言うと髪の毛を切ってしまうことです。

毛先の痛みが気になった場合には、ヘアオイルやトリートメントできちんとケアを行うことです。

髪の毛を切らないようにするのが一番の近道となります。

次に、ストレスを溜めてしまうことになります。

ストレスは、全身の血管を収縮させてしまい、血流が悪くなってしまうことで、血液や栄養素が行きわたらなくなってしまい、頭皮の環境が悪化してしまいます。

そのことで、抜け毛や発育不良が起こってしまい、薄毛の原因になり兼ねません。

ストレス社会と言われている現在では、ストレス発散はとても難しい課題ですね。

自分なりの心穏やかに適度にストレスを発散する方法を見つける必要があります。

それが、健康的な体とヘアケアに繋がってくるのですから、日頃の積み重ねが髪の成長にはとても良い状態です。

いかに毎日継続できるかがポイントになります。