ヘアケア

【知って得する!】女性の薄毛に良い食べもの10選と悪い食べ物と悪しき習慣

食べ物は髪の毛にダイレクトに影響します。

人の体は食べ物から髪の毛の原料や栄養を吸収し体の中で分解と結合を経て髪が作られます。

その原料、栄養となる食べ物が偏ったりまったく摂らない状態だと当然髪の毛に影響してしまいます。

髪の毛によろしくない食べ物や食べ方の悪習慣

乾燥しやすい頭皮をつくるベジタリアン志向の食べ物

健康志向なことは良いのですがあまりにもベジタリアンに偏りすぎると髪の毛に悪影響です。
なぜなら髪の毛の潤いは頭皮に分泌する皮脂が大きく関わっています。

皮脂の原料となる脂分を極端に避けたときに乾燥性の頭皮環境となり、髪の保湿力が失われ薄毛を発症します。

乾燥性の脱毛症を粃糠性脱毛症といいます。結構怖い病気なので栄養は偏り無く摂りましょう。

特にベジタリアンと呼ばれるオーガニック思考の方に多くいます。やっぱり体に取り入れる栄養が偏りすぎるのは良くないです。

脂ものの食べ物ばかりを食べてしまうとベタついた頭皮になる

ベジタリアン思考の方とは反対に脂分を摂りすぎる方に多く見られます。

ラーメンや肉類、などこってりとした食べ物が好きな方は要注意。

これも毎日食べていると動物性の脂が皮脂の原料となり、大量の皮脂が生産されてしまいます。

そのためいつもべたついた頭皮環境になり、頭皮の荒れや抜け毛などの原因となります。

皮脂の多い抜け毛を脂漏性脱毛症といってちゃんとした病名もあるので気をつけましょう。

また女性に多い間食でのポテトチップスなども脂分が多いので要注意です。

ビタミンを摂る習慣が少ないと頭皮の肌代謝が悪く抜け毛の原因に!

頭皮は代謝を繰り返しそのおかげで細胞分裂し髪の毛が成長します。

しかしこの代謝が悪いことで頭皮のターンオーバーも鈍り、皮膚内に老廃物がたまってしまいます。

そのせいで髪の毛の成長が止まってしまったり、ヘアサイクルの乱れにつながります。

頭皮代謝を促進するものはビタミン類です。ビタミンA、B、C、D、Eなどバランスよく摂ることが大切です。

一番頭皮に良くないのはビタミン欠乏症です。これは抜けでだけでなく体全体の健康も損ないます。

栄養素が少ないお菓子は摂らない方が良い?

栄養が少ないといえば、菓子類ですね。女性は間食が大好きだと思います。

そこで食べるのはスナック菓子など頭皮の健康とかけ離れたものばかりだと思います。

女性の場合極端に偏食な人ほど一日中お菓子ばかりという人も多いのでご注意ください。

またジャンクフードなど毎日の食事にも気をつけましょう。

炭水化物大好きで食事のバランスが偏っている

日本人はお米が主食ですから、炭水化物が大好きな方が多いです。女性ならパンなども好きでしょう。

これらの栄養素は炭水化物で糖質を含みます。摂りすぎて消化できない糖はすぐさま脂肪へ変換されてしまいます。

脂肪が増えると皮脂の過剰分泌などの影響により頭皮や髪の毛に悪影響を与えてしまいます。

髪に良い食べ方とはバランスよく栄養をとることが大切

髪の毛に良いのはそれぞれの栄養素を偏りなくバランス良く摂ることが大切です。

どの栄養素も髪の毛になくてはならない栄養です。

反対に髪の毛に必要のない食べ物というものもあります。

それがお菓子類です。特にトランス脂肪酸を多く含むものや砂糖を大量に使っっているお菓子には注意しましょう。

例えばポテトチップスやコーラなどです。はっきりいってこれらの食べ物飲み物は髪にとっては不要です。

※アルコールにも注意しましょう!

アルコールは肝臓をダメージさせてしまう飲み物の一つで、肝臓がダメージしてしまうとホルモンバランスが崩れ女性の髪の毛の成長を担っている女性ホルモン(エストロゲン)の減少を引き起こしてしまいます。

髪い良い食べ物5選

さてここまでは髪の毛に悪い食べ物や悪い食習慣について話してきましたがここからは髪の毛に最低限必要で髪に良い食べ物をご紹介します。

肉類

肉類には動物性タンパク質が豊富に含まれています。

タンパク質といえば髪の毛の原料となるものです。タンパク質をバランス良く摂取することで髪の毛の成長やダメージ補修に効果的です。

豆類

特に枝豆や空豆、大豆などに含まれているイソフラボンが女性の髪の毛に良いです。

イソフラボンは植物性の女性ホルモン(エストロゲン)の代用成分として多くの健康食品に使われています。

直接豆類を食べなくても豆乳などから気軽に摂取できるので積極的に摂るようにしましょう。

※女性特有の持病がある方で食べ物制限の出ている方はイソフラボンの摂取には注意しましょう。(女性ホルモンが多い方)

魚介類

魚介類にはEPAなど良質な脂質をとることができます。

このEPAはコレステロールの過剰な体内への摂取を防いでくれます。

特にさしみや生で食べると効果的です。

日本人の良い食文化は魚を刺身で生で食べることです。

これが肉のコレステロール値をバランス良く整えてくれます。

また牡蠣やアワビなどには豊富なミネラルが含まれています。

特に牡蠣は亜鉛が豊富でこの亜鉛はタンパク質と結合し髪の毛の主原料となるケラチンタンパク質をつくります。

また、カニなど甲殻類にもキトサンなどの髪の毛に良い栄養が含まれています。

海藻類

わかめや昆布、ひじきにはヨードと言って甲状腺機能を良くする成分が含まれています。

またこれらには髪の毛の艶の成分となるため髪の毛を黒々しく日本人らしい髪を育てるのに良い食べ物です。

野菜類や穀物、果物

ビタミンの宝庫である野菜類、果物類もぜひ食べてください。

例えばレモンなどに含まれるビタミンCには抗酸化作用があり、頭皮の活性酸素を除去し老化を防いでくれます。

またナッツなどに含まれるビタミンEには血管をきれいにする作用があります。

頭皮は毛細血管の集まりですからこれらの食べ物が血管や頭皮をきれいにしてくれ、血流を良くして髪の毛の成長を促進してくれます。

一つの食べ物で髪の毛に良い栄養がいっぱい髪のための最強食材5選

一つの食べ物の中に髪の毛に良い栄養素が数種類含まれているものがあります。

卵にはミネラル、セレニウム、鉄、亜鉛、硫黄が含まれておりなおかつアミノ酸を含むタンパク質の多い食べ物です。

サーモン

サーモンにはオメガ3が豊富に含まれ髪の毛の油分や水分を補います。

またビタミンB12や高タンパク質です。

豚肉特に豚足

豚足には豊富なビタミンBに加えコラーゲンも多く含む優良食品です。

見た目はちょっとアレですが食べてみるととっても美味でした。

黒胡麻

黒ごまにはナイアシンや鉄分などの必須ミネラルが含まれており白髪を予防し黒髪を保つのに良い食品と言われています。

チョコレート

チョコレートの中でもカカオをふんだんに使ったチョコレートはポリフェノールを多く含み抗酸化作用が強いとされています。

ポリフェノールはビタミンCの40倍程度の抗酸化作用を持ちます。

抗酸化作用によって頭皮の肌荒れや皮脂の過剰分泌、フケなどを抑えます。

まとめ

もちろん髪の毛は食べ物だけで育つわけではありません。

日ごろの生活習慣が大切です。

食べ物はその生活習慣の一部ですので、正しい習慣が健康的な髪の毛をつくります。

しっかり運動をして、食べ物から栄養を摂り、しっかり休むといった規則正しいサイクルを継続的に行うことが大切です。