女性の髪に良いといわれている葉酸！薄毛にもたらす効果とは⁈

葉酸は妊婦中や妊活中の方はサプリメントを飲み始める方が多いのではないでしょうか。

葉酸は水溶性ビタミンＢ群の一種になります。

特に女性の体に大切な栄養素になっていますね。

葉酸には「成長」や「細胞」に欠かせない重要な働きがあるからです。

実は、葉酸が欠乏してしまうと「白髪」が増える原因にも繋がるのです。

葉酸がもたらす様々な効果

葉酸の主な効果は「胎児の成長をサポート」することですね。

葉酸はチミンや核酸と呼ばれる細胞分裂のカギとなる成分の合成を助ける働きがあります。

お母さんのお腹の中で急激に成長する胎児の成長をサポートしてくれるのです。

酸を摂取することによって胎児の心臓病や先天的な奇形を予防することもできるのです。

妊婦さんや妊娠を考えている方はできるだけ毎日摂取することをオススメします。

他にも効果があります。子宮頸ガンの予防や貧血改善といった効果があります。

子宮頸ガンは葉酸を摂取することにより発症率が下がる事が分かっているのです。

葉酸は赤血球を作る大切な栄養になりますので、補給することによって貧血を予防することや貧血を改善することにも効果があります。

葉酸がなぜ髪に良いの？

葉酸は水溶性ビタミンＢ群の一種になりますね。

この水溶性ビタミンＢはタンパク質やアミノ酸と同様に健康な髪を維持するために必要不可欠な栄養素になります。

葉酸は髪の成長を促してくれるため、枝毛や抜け毛になるのを防いでくれますし、髪のツヤをキープしてくれる効果があります。

葉酸が欠乏すると白髪に⁈

葉酸とビタミンＢ１２が欠乏してしまうことで、白髪が増えると言われているのです。

白髪の原因はストレスや喫煙など様々な要因はありますね。

それだけではなく、特定の栄養素が不足する事によっても白髪になることがあるのです。

葉酸が欠乏してしまうことによって働きが鈍くなると「シロチン」という髪を黒くする為に必要な栄養素がありますが、それが体内で作られなくなってしまうため、髪の毛が白くなってしまう‥それが白髪です。

白髪が増えると髪の保護機能も弱くなるのです。

そのため白髪はできるだけ増やさないようにするといいでしょう。

葉酸を多く含む食品は？

葉酸をたっぷりと含んだ食材は「ほうれん草」や「キャベツ」、「枝豆」、「ブロッコリー」があります。特に葉物系の野菜に多く含まれているのがわかります。

葉酸はレバー等を除くと、多くの緑黄色野菜の葉に多く含まれているのです。

緑の野菜を献立に積極的に取り入れるようにしましょう。

ただ水溶性になりますので、熱に弱いため、調理をすることによって、栄養素が分解されてしまい、失われてしまうのがネックかもしれないですね。

特にお湯で茹でる・湯がくといった調理法に関しては熱を加えることによって、葉酸の含有量が半分近くにまで落ちることがあります。

葉酸が不足していると感じた時はサプリメントだけではなく、食生活に取り入れてみてください。

葉酸だけではなく、他の栄養素、ビタミンやミネラルと一緒に摂取することによってより相乗効果が高まりやすいのです。

バランスの良い食事を心がけることによって白髪の目立たない健康的な美髪を目指してみましょう。

どうしても毎日バランスよく栄養を食事で摂取するのは大変ですので、サプリメントもオススメになります。

葉酸を摂取して、内側からキレイになりましょう。

ストレス耐性をつけて白髪予防！

白髪を生んでしまう原因には「ストレス」がありますね。

ストレスはないのも問題ですが、適度にあるのがいいのです。

悩みがあるという場合だけではないのです。気づかずにストレスを感じていることの本が多いのです。

・やる気がなんとなく出ない

・集中力が湧かないといった時はありますね。

それは脳が疲れている状態＝ストレス負荷が強い状態のことをいいます。

　ストレスによって自律神経が乱れやすいため失調しやすく血行不良になることで、頭皮が固くなりやすく栄養が行き届かなくなるため、「チロシン 」の働きがなくなり、白髪が生まれやすい状態になってしまいます。

チロシンはストレス緩和にも期待ができる

「チロシン」は脳内ホルモン「ドーパミン」の原料となるアミノ酸にもなります。

ドーパミンはストレスがかかることによって消費されてしまう傾向があるのです。

ドーパミンが不足してしまうと？

・気分の落ち込み
・抑うつ的な状態

これが原因でストレスが益々増えてしまうのです。

　そのためチロシンを補うことで、ドーパミンの分泌量が上がりやすくなり、精神的な疲労感や集中力の低下といった問題を改善できる可能性が高いのです。

シンプルにいうと、チロシンは「ストレス耐性を上げてくれるアミノ酸」といえるでしょう。

チロシンを多く含む食品は？

チロシンは以下のような食品に多く含まれているのです。

たけのこのすき間にある白いモロモロした粒をご存知でしょうか？

実はあの白いモロモロはチロシンなのです。

もちろん食べられますよ。

　ただ、取り立てのたけのこでしたら、チロシンなのですが、時間が経つとアクに変わってしまうのです。

水煮や細切りの加工食品にはモロモロはついてません。

季節ものでもありますので、チロシンを安定して摂るにはたけのこを取り立てにしかないですので、スーパーなどで購入するのは不便かもしれませんね。

チロシン含有量の多く取り入れやすい食品は？

それは、「チーズ」が代表的な存在として知られていますね。

発酵食品である「ナチュラルチーズ」だけではなく加工食品である「プロセスチーズ」にもチロシンは含まれているのです。

しかし、ナチュラルチーズの方が乳酸菌が生きた状態で入っているため、お腹の状態を整えて栄養吸収率も上げてくれる働きもあるため、オススメです。

　また納豆や高野豆腐などの和食類の食品にもチロシンは十分に摂取できるのです。

　ダイエット中の方でも、和食類でしたらローカロリーですので、食べ過ぎたとしてもカロリーが高いわけではないため、無理なく日常的に摂取をすることができるでしょう。

シミ・ソバカスのもとでもある「メラニン」

黒い髪の元である「メラニン色素」を作ってくれるのが「チロシン」ですね？

メラニン色素はシミやソバカス、日焼けによる肌の黒さ等の元でもありますね。

つまりチロシンをたっぷり摂取するのはいいのですが、摂取して紫外線を浴びてしまうと、髪は黒髪になるのですが、肌にもメラニン色素が生まれてしまうため、キレイにするつもりがシミができやすくなる恐れもあるのです。

極端ですよね。

お肌も髪もキレイにしていたいですよね。

チロシンは夜に食べた方がいい？

美白をしながら髪を黒くしたい！という場合には、摂取する時間が大切です。

　チロシンを摂取する一番いい時間は、午後～夜がオススメと言われています。

摂取したチロシンが細胞に使われるまでには時間がかかりますね。

使われるのは、6～7時間程度かかりますので、午後から夜に摂取をすることで、チロシンが体内で使われる頃には外出していない時間帯ならいいので紫外線を浴びる心配がないため、肌の黒さに影響をする心配が低いでしょう。

　また夜間（就寝中）は成長ホルモンが活発に分泌されます。その時間を「髪が生えてくる時間」と言えるでしょう。

この時にチロシンが体内にたっぷりある状態にしておくことで、黒く健康な髪が生えてきやすくなりますね。

葉酸はお酒を飲む人は要注意！

お酒を飲む時に、体に気を使って緑黄色野菜のおつまみを選ぶから大丈夫という人も最近では増えていますね。

しかし、白髪対策のために葉酸摂取を心がけている場合は、アルコールの摂り過ぎには要注意してください。

お酒をたくさん飲んで体内のアルコール量が増えてしまうと、葉酸の吸収と代謝の妨げとなってしまうのです。

そのため、いくら髪のためにパセリやほうれん草等のおつまみをたくさん食べたとしても、お酒をたくさん飲んでしまったら「葉酸はほとんど吸収されていない」ということになるのです。

葉酸が吸収されないので、週4～5回の酔う程の飲酒をしている人に関しては、慢性的な葉酸不足となっている可能性もあるでしょう。

飲酒習慣のある人はビタミン不足も！

アルコールの作用は飲酒後12時間近くも継続してしまうこともあります。

そのため夜間から朝方までは葉酸の吸収率がかなり低くなっています。

呑んだ翌日のランチやディナーには緑黄色野菜を多めに摂るようにすることが大切です。

葉酸不足を解消するための対策を考えることが大切になります。

ちなみにアルコール類の摂取をすることで、葉酸の栄養吸収が妨げられるのです。

そして、それだけではなくアルコール分解のために前述した「ビタミンB群」までもが大量に消費されてしまうのです。

「白髪対策のためには絶対に禁酒すべき！」というわけではありませんが、できるだけお酒は控えめにしておきたいところでしょうね。