女性の薄毛は、男性と違ってわかりづらく、どこからが薄毛なのかわかりにくいですよね。
そこで今回は、薄毛の定義について迫りながら、原因や予防法などを徹底分析!
薄毛への不安を解消していきたいと思います。
薄毛が気になりだしている人や、薄毛の予防を考えている方は是非参考にしてください!
Contents
そもそも薄毛とは
まずは髪の毛がどういう状態になったら薄毛と呼ぶのかを理解しておきましょう。
薄毛についての知識を蓄えて主な症状、薄毛になりやすい年齢などを把握しておくことで将来の自分の薄毛になる可能性が低くなります。
薄毛の定義
薄毛の医学的な定義では、「髪の毛のボリューム感がなくなり、目に見えてしまう地肌になってしまう状態」のことを指します。
頭髪の本数にあまり変わりがなくても、毛自体が細く、薄くなってボリュームがなくなってしまう事も薄毛といいます。
脱毛症などの疾患とは異なり、何らかの原因によって抜け毛が起こり本数が減ってしまう事も薄毛というのです。
薄毛の症状
男性の薄毛の場合、頭頂部やおでこから生え際にかけてピンポイントに毛髪が薄くなっていくのが主な症状です。
女性の場合は、頭全体の毛髪量が減ってくるのが主な症状で、男性のようにわかりやすく薄毛が進行しないのが特徴的です。
何歳くらいに多い?
薄毛は一般的に40代~50代の更年期の方に多い悩みです。
中には若年層である20代~30代で薄毛で悩まされる場合もあります。
それぞれ薄毛になってしまう年齢にはばらつきがありますが、薄毛に悩む方のほとんどが、40代~50代の方が多いです。
これには加齢による原因がほとんどで、年齢を重ねるとともに毛髪の量の変化に深い関係があります。
薄毛の原因
若い年齢でも薄毛になってしまう可能性も0ではありませんので、原因をしっかり把握しておくことが大切です。
加齢
薄毛に悩む女性で最も多い原因が「加齢」です。
加齢と薄毛の関係性は切っても切れないわけがあるのです。
一般的に、髪の毛の成長は20代~30代後半がピークといわれており、40代~50代にかけて薄毛になりやすい髪の毛へと変化していきます。
髪の毛には女性ホルモンの一つである「エストロゲン」が分泌されることによって、成長を促しています。
エストロゲンの分泌量のピークは20代~30代で、個人差はありますが、40代~エストロゲンの分泌量が減ってきます。
エストロゲンの分泌量が減少することによって、髪の成長がストップしてしまいます。
不規則な生活
加齢による原因以外にも、私たちの日々の生活においても深いかかわりがあるのです。
私たちの体は、十分な睡眠や栄養バランスの取れた食事など、規則正しい生活習慣を付けることで、健康的な身体を維持することができます。
それは髪の毛にも同じことが言えて、不規則な生活をしていると、エストロゲンの分泌量も少なくなり、薄毛に繋がってしまうのです。
ストレス
仕事に家事や育児、人間関係などでストレスを感じている方は数多くいます。
ストレスは日常生活で常に少なからず感じていると思いますが、適度なストレスは人間が活発的に活動していくうえで必要です。
しかし過度な精神的ストレスや、ため込みすぎると自律神経が乱れてしまいます。
自律神経が乱れてしまうと、ホルモンの分泌量も乱れてしまいますので結果的に薄毛の症状が現れてしまうのです。
薄毛を予防するために
薄毛には様々な原因があることが分かりましたが、原因が分かっているからこそ、早期に対策することが大切です。
それぞれの原因に合わせた予防策をご紹介していきますので、薄毛になりたくない方は是非参考にしてください!
ホルモンの分泌量を上げる
加齢による薄毛を予防するためには、通常なら分泌量が低下する女性ホルモンの分泌量を上げることが大切です。
残念ながら、加齢による薄毛は完全に予防することはできませんので、薄毛の進行を抑制したりすることで、薄毛や抜け毛の症状を和らげることは可能です。
ホルモンの分泌量を上げるためには、規則正しい生活習慣や、ストレスの解消が大切ですが、それだけでは加齢が引き起こす薄毛には勝てません。
育毛剤や薬での治療で薄毛の進行を抑制することができますので、試してみる価値はあります。
生活習慣を整える
若い時から薄毛を予防するために必要なのは、規則正しい生活習慣が前提です。
睡眠不足が続いてしまうと、自律神経が乱れてしまい、十分なホルモンの分泌を得られなくなってしまいますので、睡眠時間は最低でも6時間はとるようにしましょう。
また、睡眠時間だけでなく、睡眠の質も大切です。毎日同じ時間に就寝し、起床することでリズムが生まれ、髪の毛だけでなく体の健康を保つうえでも効果的です。
適度なストレス解消
過度なストレスは薄毛の原因になるだけでなく、心身の衛生上良くありません。
ストレスを感じたら、自分の趣味などに打ち込めるように環境を作り、適度なストレス解消をすることが大切です。
また、毎日の適度な運動はストレスとうまく付き合っていくためにもとても効果的とされています。
運動で疲れることによって夜の眠りもぐっすり良くなり、睡眠の質の向上につながりますので、運動不足の方はじ、是非取り入れてみてください。
薄毛が気になりだしたら
どれだけ予防策を取っていても、薄毛になってしまう場合もあります。ですがあきらめてはいけません。
薄毛を完治させるのは難しいですが、薄毛の進行を抑制させたり、発毛を促進させることもできます。
髪のボリューム感が普段に比べて減少していると感じた場合は、治療に臨みましょう。
育毛剤を使ってみる
薄毛の進行を抑制、発毛を促進するには、市販の育毛剤を使ってみるのがおすすめです。
育毛剤には様々な種類があり、症状に合わせて自分の地肌や髪の毛に合ったものを選ぶことをお勧めします。
中には発毛促進する有効成分のほかにも、保湿成分が豊富に含まれていて頭皮環境を改善させるものも。
自宅で気軽に薄毛治療ができるので、病院などに行くのが面倒だという方はおすすめです。
クリニックに相談してみる
全体的に薄毛が気になった方にはクリニックでの治療もおすすめします。
女性の薄毛治療を専門としたクリニックでは、医師による診察で治療薬を処方してくれ、自分に合った薄毛治療が行えます。
基本的には内服薬などの治療薬での治療が基本的で、血液検査などで体に合うかどうか確かめてくれますので、安心して薄毛治療が行えます。
中にはカウンセリング料・初診料が無料のところもありますので、薄毛に悩む方はまずは気軽に相談から始めてみましょう。
症状を理解したうえで薄毛に適切なアプローチを!
いかがでしたでしょうか?
今回この記事では
・薄毛の定義
・原因
・具体的な予防策 などについて解説してきました。
女性の薄毛は男性と違い、頭髪全体が抜け毛や毛の衰退によって薄くなることが特徴的です。
一般的に髪のボリュームが減ると薄毛といえますが、その原因は加齢や生活習慣、ストレスなどさまざまであることが分かりました。
それぞれの原因に対してしっかり予防策を立てれば、薄毛の進行を抑制できたり予防につながりますので、是非この記事を参考にしてフサフサの髪の毛を保ちましょう!