薄毛になってしまう理由は、人それぞれ様々なものがあります。
簡単な問題から複雑なことまで色々とあるものです。
精神的な部分をケアする方法として、アロマを使った対処方法も考えてみると良いでしょう。
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女性の抜け毛の対策に
人間の髪の毛は1日50本から100本は抜けています。
なにも珍しいことではなく、これが一般的なレベルです。
ただし1日150本以上抜けるのであれば、異常な状態と考えなければいけません。
これだけ抜けると相当なボリュームダウンに繋がっていきますので、なんだかの変化を感じることができるはずです。
抜け毛といっても男性と女性では違いがあります。
男性の抜け毛の場合には、頭頂部周辺や前頭部から始まっていくのが基本です。
てっぺんが薄くなったりM字型になったりするのは、男性の基本的な薄毛と言っているでしょう。
女性の場合には全体的にボリュームが少なくなるのが特徴です。
それも男性とは違い、女性であれば誰でも起こりうる可能性があります。
年齢とともに全体的なボリュームが少なくなる状態は、何も珍しいことではないからです。
ただし、原因が分かっている場合もあります。
パーマやカラーリングによって頭皮がダメージを受け、薄くなってしまうようなことも起きるからです。
他にも自律神経のバランスの乱れなどもありますし、年齢とともに減ってくる女性ホルモンのひとつであるエストロゲンの減少と言ったことも挙げられます。
お酒の過剰摂取は喫煙と言ったことも髪に影響してくることは間違いありません。
こうした原因が色々とありますが、ストレスなどの影響によって頭皮にある血管に影響が出てくる場合もあります。
様々な原因がある中で、アロマの香りなどを使い対処していく方法があるのです。
直接的につけたりして頭皮の状況を変えたりするものではありません。
アロマオイルなどが持つ香りの力を使って、状況を変えていくのです。
精神的な部分にも影響を及ぼすってくれる方法で、簡単でありながらも自然と体質を変えて行くこともできます。
アロマテラピーとは
アロマテラピーなどと呼ばれることがありますか、実は造語から始まった言葉です。
アロマは芳香という意味があり、テラピーは療法で、この二つを合わせただけですが、もともとあった言葉ではありません。
造語として使われているうちに、アロマテラピーという形で定着してきました。
テラピーと言うと、どこの言葉だろうと思うかもしれませんが、発音自体はフランス語です。
英語ではセラピーとなりますが、どちらも同じ意味を持っています。
心と体の関係を考えながら使われるのはアロマテラピーで、精神的な不調などを取り除くことにも使われます。
薄毛の原因として考えられるもの一つにあるストレスを解消するというのも、アロマテラピーが得意とする分野です。
精神的な部分で疲労も回復させていくことができるので、薄毛になるような状況を改善させることが狙いというのでしょう。
健康を維持していくためにも使われることが多いアロマテラピーですが、日本でも徐々に浸透してきました。
アロマテラピーは、精油を使って行う
心身ともに作用させることができることから、正しく利用しなければいけません。
もちろん、芳香剤として使用する程度であれば、あまり気にする必要はないでしょう。
しかし、ストレスの発散や薄毛の解消に使うのであれば、中身もしっかりと選ばなければいけません。
好きな香りを漂わせるだけでも、ストレス発散には繋がります。
そこからもう一歩進めることが、アロマテラピーとして重要なポイントです。
アロマテラピーで使われる精油ですが、100%天然のものから合成のものまで販売されています。
日本では明確な定義がないため、どちらもアロマオイルとして販売されているので注意しなければいけません。
合成のものはフレグランスオイルと呼ばれますが、精油とは少々異なります。
この二つの違いを見ると、香りの面ではそこまで大きな違いがなかったりもしますが、アロマテラピーとしてみるとかなりの違いがあるのです。
香りだけが作られたフレグランスオイルでは、アロマテラピーとしては期待できません。
一般的にアロマオイルやエッセンシャルオイルとして販売されているものは、明確に定義されているわけではなくても精油と同じようなものであると考えられます。
これらのものを使えばそこまで心配することはありません。
抜け毛や薄毛解消に使われてきたアロマ
抜け毛や薄毛解消に使うとするならば、どんなアロマの香りがあっているのか考えなければいけないでしょう。
ラベンダー
対策として使われるのであれば、代表的な香りがラベンダーです。
ラベンダーの香りは、ストレスや緊張を解きほぐすことで知られています。
頭皮に対して見ていくと、修復作用があると考えられてきました。
抜け毛や薄毛が目立つような状況は、毛根が弱ってしまっている状態です。
この状態を活性化させることに役立ってくれるのがラベンダーの香りと言えます。
健やかな髪を作り出すという目的であれば、真っ先に挙げられる精油と言えるでしょう。
アロママッサージに使ってみるのもラベンダーがぴったりです。
ツバキオイルに数滴混ぜて、シャンプーする前に頭皮につけてマッサージして、10分ぐらい置いておくだけで違いが出ます。
あとは普通にシャンプーすればOKです。
クラリセージ
クラリセージも抜け毛や薄毛対策に使われる精油です。
鎮静作用を持っていることでも知られていますが 、ストレスがかかった時に昂ぶりが違う心を穏やかに鎮めてくれます。
髪の成長を助けてくれる作用も持っており、抜け毛や薄毛で悩んでいる時には、ぴったりの精油となるでしょう。
バジル
食用でも知られるバジルは、甘い香りも漂う中にスパイシーな部分を持っています。
爽やかな香りを持っており、眼精疲労によく使われてきました。
血行を促進してくれることがその背景になりますが、頭皮にも作用してくれます。
髪の成長を助けてくれるという面では、 優れた能力を発揮してくれるでしょう。
ローズマリー
やはり食用にも使われることがあるのは、ローズマリーです。
若返りのハーブとして疲れてきましたが、非常に油が強いことから、生のローズマリーをそのままお風呂に入れたりして使うこともあります。
リフレッシュ効果が強く、血行や発汗の促進を期待することができるのです。
頭皮がフケっぽいと感じている人にもぴったりの精油になります。
バジルと共に、身近な香りのひとつといってもいいでしょう。
普段から感じられる香りを利用するというのも方法です。
あまり知らない香りを使うのも抵抗を感じることもあります。
バジルやローズマリーであれば、特殊なものとは違いますので利用しやすいのです。
イランイラン
抜け毛や薄毛対策に使われることで知られている香りが、イランイランです。
女性ホルモンの分泌を調えるということでも知られているアロマで、頭皮の皮脂のバランスを整えてくれます。
緊張や不安に駆られている時にも使われることがある香りです。
ストレス発散にもぴったりの精油ですが、独特の甘い香りが漂い不眠解消にも役立ってくれます。
頭皮マッサージに使ってみるのも良いでしょう。
まとめ
様々なハーブの香りが生活の中でも使われてきています。
その中でも頭皮環境を改善するために使えるものがいくつかあるのです。
アロマの香りを使うことは、薬を使ったりする方法とはまた違う意味をもちます。
特に精神的な面でリラックスしたいときなどには、薄毛の影響や改善を含め、うまく利用していくといいでしょう。