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薄毛にいいサプリメントの種類って?
今は通信販売などで「育毛にいい」「発毛に」などど謳っているサプリメントをたくさん目にします。
でも、そういったサプリメントは副作用なども心配・・・という方に今回は、一般的なサプリメントで薄毛のために摂りたいサプリメントをご紹介したいと思います。
ドラッグストアで売っているものばかりなので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
薄毛にいいサプリメントは?
女性の薄毛のために、そして予防のために摂取したい栄養の詰まったサプリメントの種類をご紹介します。
薄毛について、
・病院へ行くほどでもない
・最近薄くなってきた気がする
・薄くなる前に予防したい
という人にぜひ摂ってほしい栄養です。
グルタミン酸
髪の毛をつくるアミノ酸は20種類。
そのうちの1つがグルタミン酸です。
料理が得意な人はよく目にする栄養素かもしれません。グルタミン酸は昆布や野菜などに含まれる「うまみ成分」です。料理番組や料理本などにも登場します。
そんなグルタミン酸がなぜ髪にいいのでしょうか?
必須アミノ酸などとは違い、グルタミン酸は人間の体内で作ることができる栄養素です。
そしてGABA(ギャバ)という緊張や不安感を緩和するリラックス成分を合成します。
このGABAには
・緊張の緩和
・ストレスの緩和
・不安感の緩和
・睡眠の質を向上させる
・高血圧を下げる
などの働きがあります。
ストレスも不眠も薄毛の原因になりますので、それらにうまく対応してくれるGABAを摂取できるグルタミン酸は薄毛対策として欠かせない栄養素となっています。
グルタミン酸だけのサプリメントが日本のドラッグストアではなかなか販売されていません。
アミノ酸のサプリメントの中にグルタミン酸が配合されていればそちらを選ぶといいでしょう。
通信販売などではグルタミン酸のみの単独サプリメントも市販されています。
ロイシン
ロイシンは体内では作ることのできない栄養素「必須アミノ酸」の一種です。
肉や魚、大豆製品、乳製品などから摂取することで体内に取り込むことができます。
ロイシンには筋肉を生成したり、補修したりする役割がありますが、なんと育毛の効果にも期待できる栄養素なんです。
ストレスも緩和してくれると言われていますので、ぜひ摂取したい栄養素ですね。
ロイシンだけのサプリメントがみつからない場合は必須アミノ酸のサプリメントにロイシンが配合されているかどうかを確認してから購入しましょう。
ビタミン
身体の健康に欠かせないビタミン類。
薄毛のために摂取したいのが、
・ビタミンA
・ビタミンB2
・ビタミンB6
・ビタミンC
・ビタミンE
です。単独のサプリメントもありますが、全種類となると大変なので、マルチビタミン系のサプリメントを摂取するといいでしょう。
<ビタミンA>
ビタミンAは脂溶性のビタミン。
豚や鰻、レバーなどに多く含まれます。
皮膚や粘膜を健やかに保ってくれる効果があるので、不足すると頭皮の健康にも影響してきます。
<ビタミンB2>
ビタミンB2は水溶性のビタミンです。
「発育ビタミン」と呼ばれているほどのサポート力のある栄養素です。
爪や髪の毛の成長を促し、傷ついた細胞の修復も行ってくれる頼もしいビタミンです。
<ビタミンB6>
ビタミンB6 は水溶性のビタミンです。
皮膚の炎症を抑えてくれる効果が期待できます。頭皮の炎症は薄毛や抜け毛の原因になります。
夏の汗をかく時期や花粉などでアレルギーを起こしやすい時期に積極的に摂取したいビタミンです。
<ビタミンC>
ビタミンの中でも最もメジャーなのがビタミンC。
ビタミンというと真っ先にビタミンCを思い浮かべるという人も多いのではないでしょうか。
そんなビタミンcですが、実はコラーゲンを作るのに欠かせない栄養素なんです。
コラーゲンは皮膚を健康に、潤いを保ち、健やかにしてくれます。
そして抵抗力を高めてくれるんです。病気やストレスへの耐性が強くなることで薄毛予防にも役に立つビタミンです。
果物や野菜などから摂取することができます。
<ビタミンE>
ビタミンEは血行促進に効果が期待できる栄養素。
血行がよくなることで、血中の酸素や栄養素をスムーズに頭皮へ運ぶことが出来ます。髪の毛を生成、育成している毛母細胞へ栄養を素早くたくさん届けることで薄毛対策に。
また抗酸化作用もあるため、抵抗力もアップさせることができます。アーモンドなどのナッツ類も含まれています。
ミネラル
薄毛と関係の深いミネラル成分は
・亜鉛
・鉄分
・ケイ素
・マグネシウム
です。
<亜鉛>
肉、魚、貝類、野菜、卵などに多く含まれます。
亜鉛が不足すると代謝も落ちると言われています。
・肌荒れ
・味覚異常
・うつ
などの症状があったら亜鉛不足かもしれません。
<鉄分>
女性に欠かせない鉄分ですが、実際に足りている人の割合は少なくほとんどの人が鉄不足だと言われています。
鉄分が不足すると
・貧血
・代謝の低下
・肌荒れ
などの症状が出てきます。
小松菜やレバーなどに多く含まれています。
<ケイ素>
ケイ素は髪の毛の多く含まれています。そのため、不足すると髪の毛のコシやハリ、ツヤが失われてしまいます。
野菜などに多く含まれますが、日本の土壌ではあまりケイ素を多く含んだ作物ができないと言われています。
そのため、サプリメントでの摂取がおすすめです。
<マグネシウム>
海藻類に多く含まれているマグネシウム。
自律神経や精神の安定に深く関わりがあります。
自律神経の乱れは抜け毛や薄毛の原因となりますので、しっかりと補いたい栄養素です。
コラーゲン
コラーゲンといえばお肌のためだと思っている人も多いのではないでしょうか。
頭皮もお肌の一部。
頭皮が乾燥したり、固くなってしまうと健康な髪の毛が育たず、抜け毛に繋がってしまうという結果に。
30代を堺に年々コラーゲンが減少してしまいます。髪の毛のコシがなくなってきた、爪が割れやすい、爪が薄くなってきた、など心当たりのある人はコラーゲン不足によるものかもしれません。
コラーゲンは牛すじ、鶏軟骨などに含まれています。
シスチン
髪の毛を作る上で大切なケラチン。そのケラチンの1/4程度を占めているのがシスチンです。
子供の頃は体内で合成されますが、大人になると体内では作ることのできない栄養素なので食事やサプリメントなど外から摂取するしかありません。
肉類や大豆製品に多く含まれています。
プロテイン
プロテインはタンパク質の一種。
髪の毛はたん白質から作られているので、タンパク質の摂取は必須となります。
プロテインはそんなタンパク質を効果的に摂取することができます。
運動している人や筋肉質の人のためだけではなく、タンパク質が不足しがちな人にとってもとても便利なサプリメントです。
通常のサプリメントとは違い、粉状で水や牛乳に溶かして飲むタイプが多いです。味も色々あるので選ぶのも楽しいですね。
髪の毛のために摂取するなら夜飲むのがおすすめです。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
今回は薄毛対策にいいサプリメントをご紹介しました。今回紹介したサプリメントを毎日全部摂取するのも大変です。
自分に足りていない栄養は何なのかをよく見極め、不足している栄養素を補う、という活用の仕方で薄毛予防に役立ててくださいね。