ウナギは髪の毛に良い?
薄毛を予防したい!綺麗な髪の毛を手に入れたい!という方におすすめの食材があります。
それは、ウナギです。
その理由は、ウナギに含まれているのは「亜鉛」にあります。
髪の毛が成長する為には「亜鉛」は重要です。
私たちの髪の毛を形成するために大切な成分は「ケラチン」が必要になります。
この成分は亜鉛がないと上手に合成されないため、髪の毛が作られにくくなってしまい、抜け毛や薄毛になりやすくなってしまうのです。
また亜鉛自体は体内で生成することが出来ないのです。
そのため、必ず食事やサプリメントで摂取することが大切になります。
ウナギには、髪の毛に効果がある栄養素である「亜鉛」が沢山含まれているのです。
ウナギの嬉しい効果とは?
ウナギは亜鉛だけではなく、実はビタミンAも豊富に含まれていることも特徴の一つです。
ビタミンAには皮膚の細胞を活発にする作用があります。
これによって頭皮を健康な状態へと導くことができるのです。
また、ビタミンB群が沢山含まれています。
そのため、疲労回復効果も期待できますし、ウナギに含まれるDHAが血液をさらさらにする効果があります。
そのため、頭皮の血流を改善し、より栄養が全身や頭皮にまで行き渡りやすい環境へと促してくれる食材になります。
ウナギを食べるということは、髪の毛だけではなく、体にとっても良いことなので非常にオススメです。
ウナギの注意点と亜鉛の摂取方法
ウナギを摂取する際、非常に脂肪分が多いので、大量に食べ過ぎることは体に良くないので控えましょう。
またウナギを食べるときは、一品だけではなく付け合せに何を食べるかが大切です。
一緒に野菜を食べたり、果物を食べたりして栄養バランスを整えることが必要です。
亜鉛は摂取したからすぐに体内で吸収するような成分ではないのです。
亜鉛の吸収率を高めるにはビタミンCとの組み合わせをオススメします。
つまり食後に柑橘系、イチゴなどのビタミンCを多く含む果物を摂取することで栄養バランスが高まるのです。
そのため、ウナギだけを食べるだけではなく、野菜や果物を摂取することがとても大切だと言えるでしょう。
髪の毛、頭皮の為に食事での改善を望むときは、まずは栄養バランスをしっかりと整えることが体の土台を作ることになります。
そこで偏った摂取方法ではなく、バランスよく色々な食材を摂ることを心がけるとより効果的です。
ウナギは低カロリー?
特に女性はカロリーが気になりますね。
夏のスタミナ食であるウナギですが、見た目からして「カロリー高そう!」「脂質が多そう!」というイメージではないでしょうか?
でも、実はそれは大きな誤解です。
ウナギは見た目とは違い、それほどカロリーは高くありません。
もちろん大きさにもよります。
通常の串蒲焼き1串が100g→約293 kcalになります。
和牛サーロインステーキ100g→498 kcal
とんかつ100g→344kcalになります。
それぞれを比較してみるとウナギは低カロリーなのはわかります。
カツ丼→900 kcal
中華丼→740 kcal
牛丼→710kcal
ネギトロ丼→720 kcal
親子丼→663kcal
になります。
これらとウナギを比較してみると
うな丼→650 kcalになります。
ボリュームがあるにもかかわらず、低カロリーなのです。
高タンパクなウナギは、ビタミンやミネラルも豊富であり、適度な脂質もあるので満足感も十分にあるでしょう。
にも関わらず低カロリーなのはスタミナ食ですね。
栄養素が偏りがちな方やパワーが落ちてしまうダイエット中だからこそ食べたい栄養食になります。
ここで注意なのは、ダイエット中の、炭水化物であるご飯の食べ過ぎです。
ウナギ含まれている脂肪は?
ウナギは脂肪が多そう!と思っている人もいるでしょうか?
それはタレがたっぷりとかかっているギラギラしたスーパーのウナギのイメージではないでしょうか?
そう感じている人もいるでしょう。
しかし、美味しく見せるためには重要なことであります。
見た目を重視するためタレを多くかけているだけなのです。
ウナギ自体はそれほど脂っこくないのです。
もし、スーパーの蒲焼きのタレが気になる人は、お湯で洗い流してからグリルや網焼きをすることでさっぱりと食べることができます。
また、牛・豚・鶏などの脂肪に含まれている「飽和脂肪酸」です。
この飽和脂肪酸を食べ過ぎてしまうと、血液の中の悪玉コレステロールを上昇させてしまうため、タンパク質が必要だからと、肉食ばかりの偏った食事は健康にはよくないのです。
しかし、ウナギのような魚に含まれている脂肪には「不飽和脂肪酸」になります。
不飽和脂肪酸とは、悪玉コレステロールの動きを抑制、脳の発達を助けてくれる働きがあるため、老化による衰えを防いでくれます。
そして血液をサラサラにするDHA(ドコサヘキサエン酸)や、動脈硬化を予防するため、脳梗塞や心筋梗塞などの発病を防ぐEPA(エイコサペンタエン酸)がたっぷり含まれています。
美容やアンチエイジング効果
ビタミンA
ビタミンAのレチノールは、美容液などにも配合されている成分になります。
表皮の新陳代謝をアップすることができ、キメの細かい肌へと導いてくれます。
さらに真皮に存在しているコラーゲンやエラスチン層にも働いてくれます。
ヒアルロン酸をプラスするため、加齢によるシワ、たるみ、そして弾力不足対策には最適です。
ビタミンB1・B2
・糖質をエネルギーに変えてくれるため、ダイエットには欠かせない栄養素になります。→ B1
・新陳代謝を助けるため、皮膚の健康を守ってくれるのです。→B2
ビタミンE
「若返りビタミン」とも呼ばれている女性には嬉しい飲む美容液になります。
ビタミンEは、女性には欠かせない美容ビタミンです。
何よりも細胞の酸化を防ぐ働きがあるため、肌の老化をストップしてくれます。
そして、ツヤや弾力を取り戻す手助けにはGOOD。
コラーゲン
お肌のぷるぷるとした弾力・キメの細かさなど美肌作りにはマストなコラーゲンになります。
良質なコラーゲンウナギの皮にあります。
蒲焼きなどは皮ごと食べるのでより効果が倍増するのです。
ウナギにはビタミンA.B1.B2.Eの他にもコラーゲンまでも摂取できるのは嬉しい食材です。
ウナギはバランス良く健康や美容、そしてアンチエイジングにぴったりな栄養素が豊富に含まれているのです。
しかし見てわかる通り、唯一含まれていないのが「ビタミンC」なのです。
ビタミンCはウナギにたくさん含まれている美容、健康成分の働きを手助けする重要な役割があります。
ウナギを食べる時にはビタミンCの食材をプラスすることをオススメします。
ビタミンCは野菜や果物、サプリメントなどで手軽に摂取しやすいです。
ウナギ屋さんで食事をするときには、ウナギと共に野菜や酢の物、果物があるデザートのメニューがあればプラスしてみましょう。
野菜ジュースや果物のジュースなどでビタミンCを補うことで相乗効果がうまれるでしょう。
より効果的に摂取することで、栄養値か変わり身体だけではなく髪への影響が出やすくなるでしょう。