ヘアケア

整髪料の正しい落とし方!薄毛女性の髪をすこやかに保つ!

お仕事で髪をまとめなくてはならず、毎日のように整髪料を使っているうちに、髪や頭皮にダメージを感じるようになったあなた。

そうなんですよ!

整髪料は、ただシャンプーで洗えば落ちるわけではないのです。

正しい方法で落とさないと、頭皮環境を悪化させ、髪にもダメージを与えてしまいます。

そこで、まずは整髪料の代表格であるヘアワックスの特徴をご紹介した後、整髪料のタイプ別に正しい落とし方をご説明したいと思います。

これで、あなたもすこやかな髪が取り戻せるはずですよ。

整髪料の代表格「ヘアワックス」とは?

髪をまとめるだけではなく、スタイリングしたヘアスタイルをキープさせるため、気になる浮き毛(通称アホ毛)を押さえるため、ツヤを出すため等、多目的で使われるヘアワックスですが、
その原料ってご存知ですか?

主成分は、ミツロウやカルナバロウ、キャンデリラロウといった蝋(ろう)の一種になります。

動植物の表面を覆っている油分を原料としています。

それらは常温では柔らかくなり、冷えると固まる性質を持っているため、その性質を応用して、ヘアワックスが造られているというわけですね。

よって、ヘアワックスには油分が多く含まれることになるため、セットはしやすいけれど、落としにくいという欠点が出てきてしまいます。

ですから、正しくヘアワックスを落とさず、放置していると、その洗い残しが毛穴に詰まってしまうのです。

これは大問題で、頭皮環境を悪化させ、髪の生育に影響を及ぼし、更に薄毛へと発展しかねません。

ただ、ヘアワックスには、よりセットしやすく、ワックスとしての性質を保持させるために、界面活性剤(洗濯洗剤に含まれている頑固な皮脂汚れ等を吸着して落としやすくする成分)が添加されています。

そのお陰で、落としやすくする効果も上がりますが、逆に頭皮から必要以上に皮脂を奪ってしまう可能性もあるのです。

すると、頭皮のかゆみや炎症の原因となり、髪にも影響が出てきますよね。

以上より、頭皮の皮脂を必要以上に奪うことなく、髪に付いたヘアワックスを、その日のうちに、きちんと落とし切ることが、髪と頭皮のために重要なことだとお分かりいただけたかと思います。

そこで、次にこの原則を踏まえて、ヘアワックスの落とし方をご紹介します。

ヘアワックスの正しい落とし方をご紹介!

シャンプーの前に、ブラッシングをすることをお勧めしているサイトを見かけたり、美容師さんにお話しされることがあると思いますが、それは基本的に整髪料をつけていないときの話です。

ヘアワックスやスプレー、ムース等で髪を固めている場合は、無理にブラッシングをすると、返って髪を傷めてしまいます。お勧めできません。

また、2度シャンプーを行うという話も見かけますが、シャンプーは油分を含んでいないため、何度行っても、ヘアワックスを落とし切ることはできないのです!

更に、洗浄を繰り返された頭皮からは、必要以上に皮脂が奪われてしまいます。

その結果、頭皮環境を悪化させ、髪のダメージを促進させてしまうことになるため、お勧めできないわけです。

では、ヘアワックスの正しい落とし方に入りますよ!

①ブラッシングはしないで、そのままお風呂に入ります。

②ぬるめのシャワー(頭皮に負担をかけないためにも、38℃程度が理想です。)で髪全体をよく濡らします。

頭頂部ばかりではなく、サイドやうなじもお忘れなく!

③特にヘアワックスを大量につけた箇所には、シャワーをあてながら、よく揉み込みます。

④お手持ちのコンディショナー(またはリンス)を手に取り、髪全体に塗ってから揉み込みます。

特にヘアワックスをつけたところは念入りに。

⑤④の状態のまま5~10分ほど放置します。

⑥よくシャワーで落としたら終了です。

あとは、いつも通りにシャンプーを行って下さいね。

ところで、なぜコンディショナーやリンスを使うのか気になりますよね。

それは、メイク落とし(クレンジング剤)と同じ感覚です。

ヘアワックスの油分が、コンディショナーやリンスの油分と混ざり合って乳化され、するっと落ちやすくなります。

リンスよりも、コンディショナーの方がより油分を多く含んでいるので、お勧めですよ。

ただし、⑥の行程でしっかり丁寧に洗い流すことを心掛けて下さいね。

先にお話しした通り、コンディショナーやリンスもまた油分が多く含まれているので、洗い残しがあると、ヘアワックスのときと同様に、頭皮にダメージを与えてしまいます。

ですから、ヘアワックスをつけた量が少ない日は、①~③までの行程で充分です。

いつもよりシャワーのお湯での予洗いを念入りに行うと考えれば、オッケーですよ。

ただ残念ながら、ヘアワックスを正しい落とし方で洗い流しても、髪がごわつきやすくなるのは事実です。

ヘアワックスを大量に使った日には、トリートメントを行い、潤いを与えてあげます。

更に、ドライヤーで髪を乾かす際は、洗い流さないタイプのトリートメントをつけたり、育毛剤や髪を保護するものを塗ってから、低温で乾かすことを心掛け、髪を労ってあげて下さいね。

最後に、ヘアワックス用のシャンプーも販売されています。

ただし、これは皮脂を必要以上に落としてしまう可能性があるので、使用の際には注意が必要です。

ヘアワックスを使う日と使わない日でシャンプーを替えてみるのも一つの手ですね。

また、体質的に頭皮が乾燥しやすい、頭皮にかゆみや炎症がある場合は避けた方が無難ですよ。

ヘアワックスがついた手や服の落とし方は?

先にお話しした通り、油分が多いヘアワックスです。

スタイリングした後の手や、思わず服についてしまった時などは厄介ですよね。

そこで、適切な落とし方をご紹介!

≪手についたヘアワックス≫

①ティッシュやキッチンペーパーで拭き取ります。

②まずは手を濡らさずに、クレンジング剤を塗り込みます。

③水(できればぬるま湯)でしっかり丁寧に洗い流します。

④保湿クリームを塗って終了です。

お肌と一緒で、クレンジング剤を使えば、きちんと落とし切ることはできますが、乾燥は免れません。④の行程は大切ですね。

≪服についてしまった場合≫

①汚した箇所をぬるま湯に浸けます。

②まずは、軽く揉み洗いをします。

③次に食器洗い用の洗剤(台所用洗剤)を塗り込みます。

④③の箇所を使い古しの歯ブラシで擦って終了です。

その後は、いつも通りに洗濯機で洗って下さいね。

では次は、ヘアワックス以外の整髪料の落とし方をご紹介します。

ヘアスプレーとヘアムースの正しい落とし方をご紹介!

どちらも基本的には、ヘアワックスと洗い方は同じです。

①ブラッシングはしないで、お風呂に入ります。

②ぬるめのシャワーの湯で、髪全体をよく濡らします。

(スプレーで固めている場合には、特に時間をかけて!)ゴシゴシ洗うことはせず、マッサージをするように揉み込みます。

③コンディショナーかリンスを全体に塗り、優しく揉み込みます。

特にスプレーやムースをつけた箇所は念入りに。

④③の状態で5~10分ほど置いておきます。

⑤ぬるめのシャワーで、よくコンディショナーやリンスを洗い落とします。

ここで洗い残してはいけませんよ!

あとは、通常どおりシャンプーをします。

特にスプレーでハードに固めた日などは、きちんとトリートメントまで行いましょうね。

ちなみに、整髪料の落ちやすさとしては、ムース→スプレー→ワックスの順になりますよ。

整髪料の正しい落とし方についてお話してきました。

どのタイプの整髪料にせよ、髪をセットするためには油分が必要なため、落とす際はシャンプーだけでは足りません。

油分には油分で落とす!

コンディショナーやリンスが必要になるのです。

今まで何度シャンプーをしても、髪のギシギシ感が拭えなかったのではないでしょうか。

それは、洗い残しや過度な洗浄により、髪にダメージを与えるだけではなく、頭皮環境も悪化させてしまいます。

これからは、是非、ご紹介した方法で整髪料を落としてみて下さいね。

そのことで、洗い上がりがぐっと良くなります。

すぐにでも実践して、すこやかな髪や頭皮を取り戻しましょう!