ヘアケア

身体に良い全粒粉!そして米粉の力で薄毛女性の髪の芯から改善!

最近、身体に良いと話題になっている「全粒粉」ですが、実は身体だけではなく髪にも良い影響を与えると人気になっています。

全粒粉とは?

全粒粉とは簡単に言うと、「小麦を皮ごとすりつぶした粉」になります。

表皮も胚芽も全てすりつぶして粉にしているのです。

そのため栄養価が高いと言われているのです。

小麦粉とどう違うのでしょうか。

小麦の実は表皮と胚芽、そして胚乳からできています。通常の小麦粉は「胚乳」部分だけをすりつぶして粉にしているのです。

小麦粉は、表皮や胚芽も栄養があるのにどうして胚乳だけを使うのか疑問に思う方もいるのではないでしょうか。

実は、栄養はありますが、表皮や胚芽はあまり美味しいものではないのです。

そのため、料理やお菓子作りには不向きという理由で取り除かれていたのが事実です。

そして、表皮や胚芽が混ざると賞味期限が短くなるのも理由の1つになっているのです。

なぜ髪に良いのか

表皮も胚芽もまるごと粉にした「全粒粉」には、栄養素がたくさん入っていて、鉄や亜鉛、ビタミンBなど髪を作ってくれたり育てるのに必要な栄養素が豊富に含まれているのです。

それが髪に良いとされているのです。

健康な髪を作るために育てるにはトリートメントや育毛剤など外側からのケアだけでは育たないのです。

そのため、必要な栄養素を体内に取り入れることで、内側からケアしてあげることも重要になります。

栄養素をサプリメントで補う方もいますね。それも選択肢の一つでしょう。

そして、毎日の食事から摂取したいという方もいますね。そんな方には「全粒粉」を使ったメニューにぜひチャレンジしてみるのもいいでしょう。

全粒粉でも食べすぎには注意が必要です。

身体だけではなく、髪にも必要な栄養素を豊富に含んでいる「全粒粉」になりますが、カテゴリーは「炭水化物」となります。そのため摂取のし過ぎには注意が必要になります。

全粒粉を食べ過ぎるのはお米やパン、麺類を食べ過ぎるのと一緒の考えになります。

せっかく健康のために摂取しているはずが、太ってしまっては意味がなくなります。

そして、炭水化物ですので、食べ過ぎてしまうと血糖値も上がりやすくなるので要注意!

全粒粉の取り入れ方とは?

全粒粉を普段の食生活に取り入れるには「全粒粉入りのシリアル」・「全粒粉パン・クッキー」を購入するのがオススメになります。

食べやすくするようにメーカーで工夫されているのです。

全粒粉初心者の方も気軽に食べられることでしょう。

もちろん、全粒粉を購入して自宅で手作りすることもいいでしょう。

ケーキやクッキーはもちろんのこと、ホームベーカリーがあるお宅では、全粒粉パンも作れますね。

全粒粉は穀物の香りが強いです。

慣れていない最初は抵抗があるかもしれませんね。

ただ、慣れるとクセになる方も多いでしょうね。

今までの育毛習慣やヘアケア習慣に物足りなさを感じていた方にとっては、ぜひためして頂きたいものの一つになります。

全粒粉を食生活に取り入れ内側から改善しましょう。

米粉の力で髪の芯から!

最近ヘアケアで注目を浴びている「米粉」に注目してみましょう。

ヘアケアというと、オリーブオイル、アルガンオイルがありますが、それとは違う「米粉」でヘアケアをすると一体どんな効果があるのでしょうか。

普通の小麦粉と米粉の違い

小麦から作ったものが小麦粉ですね。

そして米ともち米を粉末状にしたものを米粉になります。粉であることに変わりはありません。

しかし、原料が違うのです。

米を粉末状にしたものがありますね。

そして米粉の他にも白玉粉や上新粉があります。

白玉粉や上新粉は、米粉よりも粉末が粗くなっているのが特徴になります。

米粉と小麦粉には、一体どのような違いがあるのでしょう。

米粉はアミノ酸が豊富

米粉は小麦粉よりもアミノ酸が豊富なことが有名ですね。

そして、カロリーも控えめになりますので、ダイエット中のお菓子作りにもオススメです。

アミノ酸は健康な体を作ってくれますので、元気な髪を育てるためには必要な成分になるのです。

アミノ酸をバランス良く摂取する事は、美容だけではなく生きていく上で欠かせない存在なのです。

 また、小麦粉に含まれている「グルテン」は含まれていないため、水分を吸収しやすいのが特徴です。

米粉にはもち米も含まれていますので、お料理やお菓子作りに使用する方も多いでしょうね。

使用することで、ふっくらしてモチモチの仕上がりになるのも大きな特徴です。

米粉が髪に与える影響とは?

米粉には、キレイな髪作りに効果的

サポニンやメチオニン、システインが含まれているのです。

米粉に含まれるサポニンとは?

普通の洗剤とは違う「天然の界面活性剤」になります。

髪や頭皮に溜まった汚れや皮脂の詰まりをきちんと洗浄してくれるのです。

メチオニンやシステインは?

ヘアケアの定番である「トリートメント」にも含まれている成分になります。

米粉でシャンプーをする事によってしっとり感やサラサラ感が生まれるのです。

また、ねばり気がありますので、毛穴の詰まりや汚れを吸着してくれるのも特徴もあります。

使用感や爽快感を求めてしまうと、普通のシャンプーに劣ってしまいます。

しかし、髪に優しいですので、ダメージ髪にも安心して使えるのが利点になりますね。

〜米粉シャンプーの作り方〜

基本的に小麦粉シャンプーと同じになります。

1.「米粉大さじ1」に対して「水100cc」ほどを用意します。

2.1.を混ぜ合わせてからドレッシングボトルに入れます。シャンプー時に使用しやすくなります。

ねばり気がありますので、シャンプー後はきちんと洗い流す事が重要になります。

 米粉はシャンプーに使用しなくても、お料理やお菓子作りに使えるので無駄になりません。

値段もお手頃なのでぜひオーガニックな米粉を使用してシャンプーすることで髪を芯から健康になりやすいため、髪艶が出やすくなります。

髪以外にも効果があります。

ダイエット効果

食物繊維が豊富に入っています。

そのためGI値が低く血糖値の上昇がしにくいので、ダイエットに向いています。

また、噛みごたえもありますので、満腹中枢が働きやすくなります。

体内では水分を吸収することで、かさまし効果になるため、満腹感が得られるのです。

ダイエット効果には最適です。

腸内環境を整える

食物繊維が多く含まれているため、腸内環境を改善する効果があります。

そして、腸内細菌は食物繊維をエサにしているため、全粒粉で腸内細菌が活発になるのです。

その結果酪酸が作られのです。

酪酸をご存知でしょうか。

酪酸は腸の上皮細胞の新陳代謝を促すはたらきがあり、抗炎症作用もあるので「腸を鍛える」とも言われ腸活にも注目されているのです。

小麦粉と全粒粉の栄養成分を比較してみましょう。(100gあたり)

・エネルギー小麦粉365kcal・全粒粉328kcal
・たんぱく質小麦粉11.8g・全粒粉12.8g
・糖質小麦粉69.0g・全粒粉57.0g
・水溶性食物繊維小麦粉1.2g・全粒粉1.5g
・不溶性食物繊維小麦粉1.5g・全粒粉9.7g
・カルシウム小麦粉17mg・全粒粉26mg
・マグネシウム小麦粉23mg・全粒粉140mg
・鉄小麦粉0.9mg・全粒粉3.1mg
・亜鉛小麦粉0.8mg・全粒粉3.0mg
・ビタミンB1小麦粉0.09mg・全粒粉0.34mg
・ビタミンB2小麦粉0.04mg・全粒粉0.09mg
・ビタミンB6小麦粉0.06mg・全粒粉0.33mg
・葉酸小麦粉16μg・全粒粉48μg

全粒粉は小麦粉と比較した結果、エネルギー量は大差ありませんね。

しかし、ビタミンやミネラルが豊富であることが分かるでしょう。

全粒粉と、健康に良いと言われる玄米との比較をしてみましょう。

玄米は栄養価が高いといわれているだけあって、食物繊維やビタミンB群が豊富です。そのため、ダイエット中や美容に関心のある人は玄米を食べていることも多いのではないでしょうか。

全粒粉と、玄米粒100gあたりの栄養素を比較!

・食物繊維玄米粒3.0g・全粒粉11.2g
・カルシウム玄米粒9mg・全粒粉26mg
・マグネシウム玄米粒110mg・全粒粉140mg
・鉄玄米粒2.1mg・全粒粉3.1mg
・亜鉛玄米粒1.8mg・全粒粉3.0mg
・ビタミンB1玄米粒0.41mg・全粒粉0.34mg
・ビタミンB2玄米粒0.04mg・全粒粉0.09mg

このように、全粒粉を見てみると、食物繊維は玄米の約3.7倍、カルシウムは約3倍も多く含まれているが一目瞭然です。

 食物繊維が豊富であるため、食後に血糖値が急激に上がることを防いでくれる働きがあるため、分泌されるインスリンの量も抑えられるため、ダイエットにつながります。

炭水化物の中でも、「パンは太りやすい」と思われがちです。

しかし、全粒粉パンはオススメできます。

 ダイエットをしながら好きなものが食べられるのは我慢がない分痩せやすくなりますね。

本来ダイエットをしていると食事制限が出てくるため、髪トラブルに繋がりやすいのですが、腸内細菌を整えてくれる全粒粉は嬉しいですね。