育毛剤

女性の薄毛を改善する方法

加齢とともに髪にツヤがなくなり、1本1本が細く、薄く。

そんなお悩みの方も多いのではないのでしょう?

それは何方も通る髪の曲がり角です。

男性の薄毛は遺伝的要因ですが、女性の場合には、ホルモンバランスなどの影響が大きく影響しています。

ズバリ!結論から申し上げますと、女性の薄毛は必ず改善できます。

諦めることなく、薄毛になるメカニズムとお手入れなど、皆さんと一緒に探ってみることにしましょう。

ヘアサイクルについて

髪には、髪が生えてから成長する成長期と、成長がストップして脱毛の準備期間の退行期そして髪が脱毛してからの次のステップになる成長期への準備期間となる休止期があり、この3つからなる周期をヘアサイクル
と言っています。

そして、髪は健康であれば、1日に50~100本程度は自然に抜けて、また自然に生えてくるものです。

通常は4年~6年続くはずの成長期が数か月から1年くらいで終わってしまうとどうなるでしょう。

つまりヘアサイクルが乱れた結果と言えます。

当然、成長期が短くなるのですから、髪は十分に成長しないうちに抜け落ちてしまいます。

髪自体は、細い髪が増えてしまって、結果的には薄毛につながってしまいますね。

では、何故?ヘアサイクルが乱れてしまうのでしょうか?

ヘアサイクルが乱れる理由は

血流と女性ホルモン

何方も30代後半から髪のダメージはもちろん、髪の衰えを感じる方も多いことでしょう。

髪の老化するプロセスは、血流と女性ホルモンのエストロゲンが関係しているんですね。

加齢の影響で、頭皮の血流が滞ってしまうと、酸素や十分な栄養が毛根に、髪の強度を支える脂質が通わなくなり、結果的には髪は細くてもろく、しかもしなやかさも失ってしまいます。

そして、エストロゲンの関係で考えなければならないのが、女性の更年期と言われる、いわゆる閉経前後の5年間をいい、個人差はあるものの45~50歳頃からエストロゲン分泌が急激に減少して体調を崩す方が増えます。

この時点で髪の薄毛が目立ち始めます。

エストロゲンは髪を正常に成長させる上で大切なホルモンで、成長期を持続するには必要不可欠になります。

従って、エストロゲン分泌が減少すると、成長期は短く休止期が長くなるヘアサイクルの乱れから、毛穴からの髪の本数が減り、また、髪そのものがやせて細いまま成長せず、抜け毛が増えてきます。

このような状態が長く続くと全体の髪の毛量が減り、薄毛になってしまうわけです。

過度のダイエット
次に間違って過度のダイエットをした場合にも抜け毛につながってしまいます。

ご自身では良いダイエットと考えてあまりにも一生懸命のダイエットに栄養的に偏りが生じて、全身状態疾患による脱毛症で、代表的なものに鉄欠乏性貧血や甲状腺機能低下症による脱毛症です。

頭皮の乱れから
普段の使用するシャンプーやパーマカラーが、ご自身の頭皮に合わずに頭皮に炎症を起こしてしまっている状態。

頭皮の脂分泌が活発化により、脂性フケが増加し細菌の増殖から毛穴自体がふさがると血流が悪くなり、髪が抜け落ちて薄毛になります。

フケの発生は、頭皮の脂をエサとして食べる細菌の増殖によります。

髪の衰えのサイン
髪そのものの衰えは、こんなサインがあれば、衰えている証拠になります。

ぺちゃんこになったトップ
髪のハリやコシが低下するとともに根元が立ち上がりにくくなり、トップがぺちゃんこになった状態。

細毛
髪の太さは30代半ばがピークと言わています。女性ホルモン分泌低下とともに髪が細くなる傾向があります。
細さを感じたら衰えのサインです。

パサパサの毛先
脂質が減少した髪は、ツヤがなくパサパサになりがちです。
パーマカラーでダメージが拡大します。

うねり毛
加齢により髪内部のバランスが偏ると、不規則にうねった髪が増えます。

さみしい分け目
細い髪が増えてくると、髪の密度が低くなって分け目が薄くなったように感じます。

良い髪と悪い髪の見分けは

皆さん、ここまででヘアサイクルの乱れのイメージが分かった思います。

髪は、何故抜けるの?

それはヘアサイクルの乱れということでしたが、更に実感していただくために、「抜けやすい髪」を探ってみました。

意外と簡単に見分けられます。

シャンプーやブラッシングで抜けた髪を何本か集めて、じっくりと観察してみましょう!

もちろん、良い抜け毛は正しいヘアサイクルからの抜け毛ですから毛根にある毛球はふっくらな感じで根棒のような形です。

でも、ヘアサイクルの乱れから抜け落ちてしまった悪い抜け毛は、角化が不完全であるので、毛根には柔らかいものだったり、細かったりしています。

毛根に脂の固まりが付着していてもやしのような根がついています。

皆さん、ご自身の抜け毛を一度調べてみてください。

そこで、加齢とともに増えていく髪の変化には悲観的にならずに、これからは、今生えている髪はもちろん、これから生えてくる髪のことを考えて、髪と頭皮の両方をエイジングケアが重要です!

女性の薄毛の改善に

女性ホルモンは何方も分泌低下するものですが、生活の乱れを改善する、頭皮ケアができるシャンプーに変えたり、頭皮マッサージなどのヘアケアを習慣づけるだけで、ヘアサイクルは戻すことが可能です。

とにかく、諦めることなく持続させることが重要と言われます。

女性ホルモンバランスを整える

食生活で卵巣機能の低下とエストロゲン分泌減少を遅らせることや、エストロゲンそのものの近い機能をする「イソフラボン」がおすすめ。

髪の根元にある毛母細胞が老化して新しい髪を作る機能が衰えているので、髪を作る毛母細胞の働きを活発にする「小麦胚芽」がおすすめ。

食事の中にゴマを、特に黒ゴマはリノール酸の不飽和脂肪酸やビタミンE、ミネラルを豊富に含むために頭皮の末梢血管の活動を活発にして髪の生成を促しますのでおすすめ。

ホルモンバランスを意識することで髪の成長に欠かすことができない数あるアミノ酸をバランス良く摂ることをおすすめ。

女性のための育毛剤
エチニルエストラジオール配合の女性育毛剤は、女性ホルモンに着目した成分であり、女性のための成分でありますからおすすめ。

適度な運動を習慣化
女性ホルモンバランスを乱すストレス自律神経の乱れを改善に良いそうです。

日頃から運動する女性は、更年期症状が軽減される傾向があり、手軽にできるウォーキングは、有酸素運動として筋力アップに、卵巣機能低下予防におすすめ。

ヘアサイクルの乱れを整える

毎日のシャンプーに頭皮マッサージ
頭皮の血液循環を良くして頭皮や髪に必要な栄養を栄養を毛細血管まで届けるために、シャンプー前のブラッシングは大切になります。

髪表面の汚れと洗浄効果が高まります。

シャンプー中には地肌を引き上げるようなマッサージは、指の腹で生え際から頭頂部まで引き上げるように動かし、生え際からは、ジグザグマッサージで頭皮の血行がよくなるのでおすすめ。

シャンプーはアミノ酸系
頭皮に刺激を軽減し、余分な汚れをしっかり落とせます。

頭皮に炎症があるとターンオーバーが乱れて薄毛になるので、アミノ酸系はおすすめ。

まとめ

皆さん、抜け毛や分け目が気になったならば、育毛ケアの始めどきです。

女性の薄毛は、男性の遺伝的要因ではなく、ホルモン分泌量の低下により毛根の細胞の働きが鈍ったことが主な原因になりますが、諦めなければ必ず改善できます。