ヘアケア

パサつく髪にハンドクリームが使える?保湿で薄毛女性も美髪に変身!

冬などの乾燥する季節になると、ハンドクリームを持ち歩いている女性は多いですよね。

ハンドクリームは手のダメージを守ってくれるだけでなく、今はいろんな香りつきのものが売っていますから、自分好みのものを選ぶことで香りを楽しむこともできますよね。

そのハンドクリームが、手をケアするだけでなく、パサついた髪のケアにも使うことができることをご存じでしたでしょうか?

実はハンドクリームの保湿力は手だけでなく髪にも発揮されるため、パサつく髪をしっとりと落ち着かせることができるんです。

では今回は、持ち運びにも便利なハンドクリームが、パサつく髪にも使えるのかということと、ハンドクリームの保湿力で美髪に変身させる方法をお伝えしていきましょう。

ハンドクリームは髪にも良い理由

冬場は特に手がカサカサになって、症状が酷い人だとひび割れてしまう人もいますよね。

そんなときに役立つのがハンドクリームですが、そのハンドクリームを髪に使うと、髪がしっとりとしてサラサラになる効果があるんです。

何故ならハンドクリームには保湿力や、油分によって、髪を守ってくれる効果があるからです。

それはヘアトリートメントと同じ効果を得られるということです。

しかも肌に直接使うため、安全性が高い商品が多いです。

髪がパサついて広がってしまうのは、乾燥が原因です。

水分が逃げないようコーティングする力があるハンドクリームは、手だけでなく髪にも使えるということです。

では、ここからはハンドクリームの効果を詳しく説明していきましょう。

高い保湿力

最初はハンドクリームの保湿力です。

ハンドクリームの保湿力は、乾燥から手を守るように作られています。

そのため、髪に使用することで、手と同じように髪の水分を守り、ダメージを防いでくれます。

特に毛先部分など、パサつきが気になるところに使ってみてください。

乾燥してパサついた髪に、しっとりとした潤いを与えてくれるでしょう。

油分の補給

ハンドクリームは、油分によって薄い膜を作り、手が直接ダメージを受けることから守ってくれる仕組みです。

そのため、髪に使用することで、髪を油分で保護してキューティクルが開いたり剥がれたりするのを守ってくれる効果があります。

髪がダメージを受けて、キューティクルが開いたり剥がれたりすると、内部の水分や必要成分が流れて、髪がパサパサになってしまいます。

また、天候によっても髪が広がったり、癖が強く出たりする髪質の人もいますよね。

そんなときにもヘアケア用品のトリートメントと同じ効果が期待できるハンドクリームを使用すると、潤いのある髪にまとめることができるでしょう。

例え外出先だったとしても、ハンドクリーム1本で手軽に髪を整えることができるので、おススメです。

肌に使える製品なので安全

手に使用するハンドクリームを、髪に使っても大丈夫なのだろうかと心配になることもありますよね。

その心配を先に解決すると、肌に直接使うものなので、髪に使用する強いヘアケア剤よりも、安全性が高いともいえるので、安心して使用することができます。

しかも最近ではさまざまな香りのものがありますが、どれもだいたい強すぎずに優しい香りのものが多いため、髪に塗っていても気になることが少ないのでおススメです。

保湿で美髪に変身

これまでハンドクリームをパサついた髪に使用することで、しっとりサラサラになる効果があることを説明してきました。

ただ、ハンドクリームにも種類があるのをご存じでしたでしょうか?

実はヘアケア剤や化粧品などと同じく、ハンドクリームにもタイプがあるんです。

では、ここからはハンドクリームをタイプ別に紹介したあと、実際の使用方法を説明しますので、上手に使いこなして潤いのある美髪を目指していきましょう。

タイプ別ハンドクリーム

普段はヘアクリームなどを使用していても、出先などで髪のパサつきが気になるときや、買い忘れていつも使っているヘアケア剤がきれてしまったときなど、持っているハンドクリームを髪に使って試してみてください。

では、ハンドクリームにもしっとりタイプのものと、さらっとタイプのものがありますので、分けて説明していきましょう。

しっとりタイプ

しっとりとしたタイプのハンドクリームは、油分が多く含まれているもので、コーティング力に優れています。

そのため、髪をまとめたり、前髪アレンジをしたりするときに使用すると、特に役立ちます。

さらっとタイプ

さらりとしたタイプのハンドクリームは、水分が多くて乳液のように浸透しやすいため、トリートメント代わりに使用することで潤いがアップします。また、少し髪が濡れている方が馴染みやすいです。

ハンドクリームのタイプによって、少し違いはありますが、髪をサラサラにコーティングしてくれるのは間違いないです。

手のひらでのばしてから髪につける

ではここからは、実際にハンドクリームを髪に使用する方法を説明していきましょう。

髪の生え際よりも毛先の方が、より一層パサついている状態ですよね。

・ハンドクリームを手に十分馴染ませます。

*手のひらでハンドクリームを伸ばすことで、体温によってクリームが温まって柔らかくなり、浸透力が上がることと、髪につけるときのムラを少なくすることができるという、二つの利点があります。

そのため、さっと塗るよりも、一旦手で馴染ませてから髪に塗ると効果が上がるので、おススメです。

毛先から髪につける

髪の毛先がパサついていることが多いため、ダメージの状態が強い毛先を中心に使用していきましょう。

・傷みが出やすくパサついた毛先にハンドクリームをつけたあと、手に残っている油分を全体的にのばしていきましょう。

・全体的に塗ったら、最後に頭頂部から髪の先に向かって髪を撫でることで、キューティクルが整ってツヤが出ます。

*パサついている髪のキューティクルは開いて逆立ったりしていることがあるため、髪を油分のついた手で上から下に撫でて下ろすことで、キューティクルが閉じて艶やかさが戻る効果があります。

ハンドクリームを使う注意点3つ

ハンドクリームは出先でも髪を整えることができる便利アイテムですが、使用するときには注意する点もあります。

つけすぎに注意

ハンドクリームを髪に付けすぎることには注意してください。

ハンドクリームを付けすぎると、ベタつく原因になり、逆に髪がペッタリとしてボリュームがなくなってしまいます。

成分内容

ハンドクリームに含まれる成分の内容によっては、髪に使用しない方が良いものもあるので注意が必要です。

まず、尿素配合のものは、手に使用する分には余分な角質を剥がしていく効果があるため、問題ないのですが、髪に使用するとキューティクルが剥がれてしまい、よけいにパサつきが増すことになりますので注意が必要です。

ハンドクリームを髪に使用する場合は、自分が使用しているハンドクリームが尿素を配合している商品かどうかを確かめてから、使用するようにしてください。

そして尿素が含まれている場合は、ダメージの原因を作ってしまうことにもなりますので、使用しないようにしましょう。

頭皮や根本には使用しない

ハンドクリームが頭皮に付着してしまうと毛穴を詰まらせて、健康な髪を作ることを阻害してしまいますので、頭皮や髪の根本にはハンドクリームをつけないよう、十分に気をつけてください。

髪の根本よりも毛先のパサつきの方が進行しているため、毛先を中心に使用していきましょう。

まとめ

今回は、パサつく髪にハンドクリームが使えるということと、ハンドクリームの保湿で美髪に変身させることができることをお伝えしました。

ハンドクリームには、保湿効果と油分と、キューティクルが整う効果がありますので、正しく使用することで、ツヤのある綺麗な髪を作ることが可能です。

特に乾燥が強くなる季節は手だけでなく、ハンドクリームを使用した際はついでに髪もケアすることで、パサついた髪に潤いを取り戻していきましょう。