ヘアケア

カラーっていつからするもの?幼少期にカラーしたらダメなのはなぜ?

学生の頃、髪の毛の色素が薄かったのか、よく「染めてるの」なんて言われることがありました。

周りはそれをうらやましいという子もいましたが、私からしたら少しコンプレックスのように感じていたので、きれいな黒髪に憧れていました。

小学生のころ私より髪の毛が明るい子がいてたので、仲間がいると思っていたのですが、その子はがっつりカラーをして染めている子でした。

そもそも髪の毛って子供の時に染めると良くないと大人は言うものの、カラーに年齢って特に決まっていないような・・・。

そこで今回は子供の時にカラーをするのは本当によくないのか?いつからするものなのか?色々調べてみました。

カラー剤には特に年齢制限はない

カラーの際に使用するものを調べてみると、特に年齢に関する注意書きなどは特に書かれていないことがほとんどでした。

しかし、人によってはアレルギー反応が起こることがあるのです。

アレルギー反応で多いのはかぶれによるかゆみや赤みなどがよくみられます。

これはカラー剤に含まれる「酸化染料」によるアレルギー反応です。

何度もカラーしてる方でもこのアレルギー反応は起こりうることで、悪化すると皮膚の炎症だけでなく、息切れや動機、めまいなどを起こす恐れがあるのです。

なので、小さなお子さんはアレルギーも明確に特定できてない子も多く、大人に比べたら頭皮も薄いので、もし、お子さんが髪の毛染めたいといってきた場合でもカラーの危険性などが起こることをしっかり教えて、染めないようにしましょう。

では、カラーを子供がしてしますとどのようなデメリットがあるのでしょうか?

幼少期にカラーをすると髪の毛の成長を妨げる?

子供の髪の毛は大人と比べてたんぱく質が少ないといわれています。それにより、髪の毛も少なく、髪の毛が柔らかく、頭皮の脂も少ないので外からの刺激はとても敏感なのです。

子供の皮膚は大人の半分の薄さで、髪の毛や量もほぼ大人の半分です。

実際パッチテストすれば大丈夫と思う方もいるかもしれませんが、それでも正しい判断はできかねます。

大人もいっしょですが、カラーリングをするということは頭皮を痛めるということです。頭皮が痛むと全体の寿命が短くなってしまうのです。

なので、若くしてカラーをしてしますとその分成長するはずの毛髪が成長しなくなってしまうのです。

髪の毛は一度痛むと修復するのはなかなかの困難です。

せっかくきれいな髪の毛ですので、若いうちはありのままの綺麗な黒髪で過ごすことをお勧めしましょう。

カラーデビューは大人の髪の毛になったときがおすすめ

では、子供のカラーデビューはいつがいいのでしょうか?

基本的に学校の規則では、おおよそ高校生まではカラー禁止にしているところが多いので、おおむね18,19歳ごろがいいですね。

というのも髪の毛は6年のサイクルがあるといわれており、これはおよそ6年ですべての髪が生え変わるといわれています。

髪の毛はずっと伸び続けるだけではなく、一定の期間経つと抜け落ち、その抜け落ちたところからまた新しい髪が生えてくるというものです。

これをヘアサイクルといいます。

そして3回目のヘアサイクルを終えるころには大人の毛髪に生え変わっているといわれているのです。

男性、女性によってサイクルは異なるといわれていますが、その中でも髪の毛の成長は男性なら18歳、女性なら22歳頃で成長もピークを迎えるといわれているのです。

男性の成長は10台がピークなんて早すぎますね。

確かに学生のころに比べたら髪の毛の伸びが遅く感じるのですが、それがピークを越えたということなのでしょうね。

できれば成長がピークを迎えた時がいいのかもしれませんが、思春期盛りの子供はおしゃれに目覚め始めて、カラーしたいと思う子も出てくるのでしょうし、高校卒業して染めるくらいなら、親も見守るくらいで大丈夫そうですね。

初めてのカラーリングで注意すること

初めてのカラーリングに臨むときにいくつか注意するべきことがあります。

まず、初めてのカラーは美容室でお願いしましょう。

最近は市販でも多くのカラーリングが出ていますが、もし万が一肌トラブルなどが起こったときのことも考えて、費用がかかると思うかもしれませんが、安全のため必ず美容室で臨みましょう。

その際、予約する際にカラーリングが初めてということを伝えておくといいです。

先ほども説明しましたが、カラー罪が合わずアレルギー反応が起こりうることがあるので、初めてなら、ほとんどの美容室がカラー剤のパッチテストを実施してくれるでしょう。

また、カラーリングをするということは頭皮を傷つけるということにもなりますので、前日自宅でシャンプーする際はあまり強くこすらないようにしましょう。

万が一頭皮に傷ができた場合、カラー剤が着ずにしみ込んで、かぶれを引き起こしてしまうかもしれませんので、頭皮をいたわってシャンプーするように気を付けましょう。

後、もともと髪の毛が茶色の方や、色素が薄い方は一度染めると元の髪の毛の色に戻すのが難しいかもしれません。

私も黒にしようと思っても色素が薄い髪の毛なので厳しいといわれてしまいました。

2度と戻れないかもしれませんので、地毛が黒髪ではない方は注意が必要です。

カラーした後もきれいな髪でいたい

カラーリングを終えた後によく起こるのは色落ちや髪質の変化などです。

わたしも髪の毛の潤いがなくなったのか、パサつきが多くなりました。

初めてのカラーを終えた方ができる自宅のヘアケアを紹介します。

カラーリング後のシャンプーは控えて

カラーリングし、髪の毛に色素が定着するのに48時間かかるといわれています。
さすがに2日間シャンプーしないのは辛いと思いますので、せめてカラーリング下その日はお家でシャンプーは控えておきましょう。
一応カラー後に美容室でその日シャンプーはしてくれてますので不潔ではないかと思います(あくまで私の意見です)。

数日はカラー後の髪の毛をいたわってあげて

カラーをするとどうしてもキューティクルが落ちてしまいがちです。
なので少しでも引き締まった髪の毛をキープするためにもカラー後の数日間は頭皮に優しいシャンプーを使いましょう。
頭皮に優しいシャンプーとは弱酸性のシャンプーです。
美容室にも弱酸性の物はあるかもしれませんが、美容室のはちょっと高いですよね。なので薬局などにある弱酸性シャンプーで大丈夫です。

髪の毛を乾かすとき、熱を加えすぎない

キューティクルが落ちてしまうもう一つの原因であるドライヤーですが、出来ればドライタオルで乾かす方法がいいでしょう。
髪が長い方は普段よりドライヤーを当てる時間を短くして濡れてるとこはドライタオルで乾かしましょう。
カラー後は何かと髪の毛に変化が起こっているので、少しでも綺麗な髪の毛を保つように心がけましょう。

まとめ

初めてのカラーは大人の頭髪になった頃がいいということが分かりました。

またヘアサイクルというのを参考にして、初めてのカラーリングに臨むことが大事になってきます。

カラーする前も後も色々な紙トラブルがあるかもしれませんが、不安な方は髪の毛のプロである美容室に相談することが大事です。

不安を除いて気持ちよくカラーをして新しい自分に出会いましょう。