頭皮の状態で
頭皮のきめがあらい、ハリがない、そして透明性に欠けて表面が赤みを帯びている
元気に生えなければならない髪の毛も細毛になっている
頭皮自体が固くて突っ張っている
皮脂酸化物が毛穴部分を埋めてしまい、毛根がほとんど塞がっていて皮脂が頭皮にまとわりつき、見るからにベトベト状態になっている
このような状態では、髪の毛の寿命にも影響しますし、明らかに新しい髪の毛が生える環境ではありません。
このベトベト状態は汚れと考えていませんか？
実は、多くの皮脂が分泌されているのも乾燥のせいなんです。
そんな頭皮のトラブルには、どのようなケアがいいのか？
皆さんと探っていきましょう。！
Contents
乾燥するとどうなる？
頭皮もそうですが皮膚のうるおいを守る水分は、皮脂が皮膚の表面に薄く存在するため、皮膚の水分は蒸発することがありません。
しかし、皮膚の乾燥が急に進んでしまうとどうなるでしょうか？
肌機能で皮膚を守ろうと皮脂が分泌されます。
すると、皆さんは汚れと勘違いしてシャンプーで脂を流しますが、逆に肌機能でさらに皮脂が分泌され、この状態が2日続いた場合には、皮脂が酸化して頭皮に炎症を引き起こします。
そしてこの状態が長く続いてしまうと毛穴は皮脂によって毛穴を塞がれてしまいます。
この皮脂が頭皮に悪さを与えてしまうのです。
乾燥で頭皮環境を与える影響は？
頭皮には数百種類の常在菌が生育していて普段はバランスよく生育していて悪さをしませんが、バランスが崩れると皮脂が増え、その皮脂をエサにマラセチア菌が増殖し始めます。
頭皮の炎症はさらに悪化し、皮膚はマラセチア菌を排除しようと表皮を剥がす、これが皆さんを悩ますフケの正体です。
頭皮の乾燥を防ぐには
頭皮の乾燥を防止することは薄毛対策で最も重要な対策になります。
では、どのような対策を立てれば乾燥を防ぐことになるのか・・・簡単なことでシャンプーです。
皆さんは普段の生活の中でお化粧をしますよね。
そして就眠前には、必ずお化粧を落とすように、シャンプーも同じことで、シャンプーの仕方からシャンプー選びまでが大切です。
とにかく、頭皮の乾燥を防ぐことを第一に考える必要があります。
髪の毛は静電気を受けやすいし、また、何よりも皮脂の分泌が多いので頭皮を清潔にするためにも毎日のシャンプーが大切です。
毎日の洗髪が頭皮の健康維持につながるのですが、いったいいつシャンプーをすればベストになるのしょうか
皆さんの中には朝シャンプーをする方も多いことでしょう。
朝シャンプーは目覚めにもいいし、出社前の髪の毛のセットには必ず必要であるという女性も多いのでしょうが、おすすめは就眠前です。
やはり1日の汚れや疲れを流してゆったりした気分で入眠剤の役割もありますし、睡眠中は頭皮や髪の毛の再生時間である理由からです。
朝シャンプーは出社前ということもあって、時間的に忙しくて、ていねいなシャンプーができないと考えてください。
シャンプーの選択に大切なことは
これで就眠前と毎日のシャンプーが大切であるということがご理解していただけたところで、次はシャンプー選びをしましょう。
シャンプー選びは、毎日のシャンプーだからこそ重要です。
シャンプー自体あの敏感な頭皮に直接触れるものなんです。
ところで、皆さん頭皮にいいシャンプーって何でしょうか？
最近はいろいろところからいろいろシャンプーが発売されていて、実際にこれがいいと言われたとしても、何が何やらよく分からないという方が多数いると思います。
まずは皆さん、メーカーサイドの宣伝文句には惑わされないようにしましょう。
シャンプー選びで大切なのは、「洗浄成分」で選ぶようにしてください。洗浄成分の違いで3種類に分かれます。
1.高級アルコール系
2.せっけん系
3.アミノ酸系
さて、どれを選んだよいでしょうか？
とにかく安くて洗浄パワーがほしい方は、高級アルコール系シャンプーです。
よくドラッグストアの店先で売り出されていますシャンプーは、これで植物か動物の油脂より作られたものです。
安い割に泡立ちがいいの特徴で、汚れは早く落ちていいですが刺激性は強いし、保湿面では劣ります。
高級アルコール系と言っても、よく分からないという方に、成分表にラウリル硫酸○○○、オレフィン○○と表示されたものが高級アルコール系です。
次にせっけん系シャンプーは、あまり余計な配合成分が少ないこともあって身体にも環境にも優しいシャンプーです。
そんなことで環境にも身体にも優しいシャンプーは、アミノ酸系シャンプーになります。
髪の毛や頭皮にも使用しやすいです。
洗浄成分がちょっと弱めと感じる方もいますが、汚れや皮脂もしっかり落としてくれます。
このアミノ酸系は皆さんにおすすめです。
成分表にココイルメチルタウリン○○ ラウロイルメチルタウリン○○と表示されたものがアミノ酸系です。
今、ノンシリコン系シャンプーが人気ですが、これはシャンプーにコーティング剤のシリコンが入ってないもの、シリコンが入ろうと入らないと、洗浄成分とは無関係です。
大切なのは洗浄成分であると頭に入れておきましょう！
皆さん！高級アルコール系に少量のアミノ酸を入れたものをアミノ酸系として宣伝しているシャンプーがありました。
これは要注意になります！！
洗浄成分が大切になります！！
選択の際には気をつけてください。
アミノ酸系シャンプーに良い配合成分とは？
皆さんもお分かりと思いますが、シャンプー剤で界面活性剤以外にも本当に多数の成分が配合されていますよね。
本当はひとつずつ説明を加える必要があるでしょうが見た限りあまりに多数で不可能でありますので、今回は頭皮には安心安全を考えた
3種類の成分をご紹介いたします。
頭皮環境を整えるフルボ酸
皆さんの中に家庭菜園をやられている方ならば大切な成分がフルボ酸とご存じでしょう。
このフルボ酸は肥料内含まれると、野菜は甘くて美味しいものに成長する成分です。
もちろん野菜にもいいわけですから頭皮にだっておすすめ成分ですよ！
フルボ酸は食べ物の栄養素が頭皮に吸収されやすくなる成分と考えてください。
仮にちょっとくらい頭皮に抵抗感の成分をもカバーします。
保湿性のあるベントナイト
モリモトナイトという物質から出来たもので、水分を含むと粘土状になります。
用途は化粧品はもちろんいろいろな分野で使用されていますが、シャンプー剤に使用された場合には、吸着性能が高いことから頭皮の汚れはサッと落とせて、頭皮の保湿には優れものと考えられていますが。
マコモの発酵エキス
皆さんもご存じのイネ科のマコモより取ったエキスです。
マコモの浄化能力を利用は中国でも注目されています。
もちろん浄化能力は優れていてかなり汚れた河川に生き物が戻るほどで、特に素晴らしいことに汚れの再付着をも防止してしまう効果も高いと言われています。
以上の3つの成分は頭皮には大変優れていますので、シャンプー剤を選択する際の参考にしていただければと思います。
頭皮の乾燥に要注意の塩素
今までシャンプー剤を中心にお話しを進めてきましたが、皆さんにはシャンプーと同様、いやそれ以上に注意が必要なものがあります。
日常的にそれほど深く考えたことなんてないでしょうが、これは頭皮にとって盲点になっているかもしれせんよ。
皆さんのお使いの水道水には、0.1ppm以上の塩素を入れるように決められています。
塩素は確かに菌自体には有効ですが、髪の毛や頭皮のタンパク質を刺激させる、酸化もするので髪の毛のキューティクルを乱だしたり、頭皮の乾燥の原因になります。
そこで、対策としてのおすすめがシャワーヘッド部分に濾過剤を取り付けるだけで簡単に解決します。
代表が活性炭、L-アスコルビン酸、亜硫酸カルシウムなどで、5000円ほどで購入可能です。
まとめ
いかがでしょうか？
髪の毛のケアで最も中心的に考えなければならないのは、頭皮になります。
特に今回は皆さんのトラブルで多い頭皮で、なかでもシャンプー選びは結構悩んでいる方も多くいるのではないのではないでしょうか。
皆さんが最も悩んでしまうシャンプーの種類を中心にご紹介いたしましたので、選択の際に少しでも役立っていただければ嬉しく思います。
