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免疫力アップが薄毛改善への近道?
最近、色々なところで「免疫力」という言葉を耳にする事が増えました。
病気や感染症などにも直結する免疫力。
その免疫力が実は薄毛にも関わりがあるということがわかってきました。
今回は、女性の薄毛と免疫力の関係についてご紹介したいと思います。
そもそも免疫力ってなに?
そもそも免疫力とは何なのでしょうか?
血糖値や血圧のように数値で見えるものではありません。
免疫力は自分のカラダを病気や細菌・ウィルスから守る自己防衛機能のことを言います。
盾のようなものですね。
この防御力が高いと、それだけ病気や感染症を防ぐ力を備えているということになります。
病気や感染症にかかりにくく、また治りやすくするためには免疫力を上げることが大切です。
免疫力は30代がピーク?!
免疫力は30代がピークだと言われています。
30代を過ぎるとどんどん免疫力は低下傾向にあります。
これはどんなに健康な人でも、健康に気を遣っている人だとしても、10代20代の頃と同じ免疫力を維持しつづけるのは難しいのです。
免疫力が下がる原因
免疫力は年齢とともに下がってきます。
しかし、免疫力を下げてしまう原因はそれだけではありません。
<免疫力を下げてしまう原因となるもの>
・加齢
・ストレス
・生活の乱れ
・ダイエット
なども免疫力低下の要因となると考えられています。
免疫力が落ちるとどうなるの?
では、免疫力が低下してしまうと、どうなってしまうのでしょうか?
・感染症にかかりやすくなる
・冷え性になりやすい
・腸の不調をおこしやすい
・アレルギー疾患になりやすい、悪化しやすい
などの症状が出やすくなります。
1つずつ詳しく見ていきましょう。
感染症にかかりやすくなる
感染症の原因は細菌やウィルスによるものです。
免疫力が高ければ防御できたはずのウィルスも、免疫力が低下した状態では体内への侵入を突破されてしまい、感染しやすくなります。
一般的に抵抗力の低い子供やお年寄りが、インフルエンザなどの感染症にかかりやすく、重症化しやすいのには、免疫力が深く関係しているからなのです。
冷え性になりやすい
夏でも冷房などで冷え性になりやすいですよね。
冷え性はただ「寒い」と感じたり、手足が冷えるだけではなく、内蔵も冷えているんです。
その中でも免疫力に関係するのが腸。
腸にはウィルスなどの侵入を防いだり、攻撃してくれる免疫細胞が多く集まっているんです。
冷え性によって、この働きが鈍くなってくると免疫力の低下に繋がります。
腸の不調をおこしやすい
免疫力が低下すると、腸が不調を起こしやすくなります。
その結果、
・便秘
・下痢
などの症状が出ることがあります。
体内に侵入したウィルスなどを排除するための働きだと考えられています。
アレルギー疾患になりやすい・悪化しやすい
花粉やホコリなどのアレルギー疾患になりやすい、と言われています。
実は免疫には2種類あり、ウィルスなどが1度侵入すると、それに対して抗体ができ、その後そのウィルスが侵入しても発症を防ぐことが出来ます。
予防接種などはこの働きを利用したものですね。
そして、そもそも私たちに有害ではないもの(花粉や動物や食べ物)などに対して抗体を作ってしまう免疫もあります。
この場合、体内にある免疫システムが花粉や動物などに反応してアレルギー反応が出てしまうんです。
免疫力が低下すると、このアレルギー疾患を発症しやすいと考えられています。
免疫力が落ちると薄毛になる?!
免疫力が落ちると薄毛になるのか、気になりますよね。
免疫力が低下すると、
・冷え性
・便秘
・アレルギー疾患
などにかかりやすいと説明してきましたが、これらの症状が薄毛の原因になってしまうことがあります。
冷え性
血行不良で起こる冷え性。
血の巡りが悪くなることで、髪の毛を育成する土台の頭皮への栄養がスムーズに運ばれず、髪の毛がやせ細ったり、抜け毛や薄毛の原因になります。
便秘
慢性的に便秘の症状を抱えていると、必要な栄養素を腸が吸収しにくくなります。
結果として髪の毛や頭皮にまで栄養が行き渡らない、ということが起こってしまい、薄毛の原因となってしまいます。
免疫力アップにはどうしたらいい?
では、免疫力を向上させるにはどうしたらいいのでしょうか?
免疫力アップには
・睡眠
・栄養
・身体を温める
・精神の安定
がよいとされています。
睡眠時間を増やす
現代の日本人は総じて睡眠時間が不足していると言われています。
睡眠が不足すると、寝ている間に分泌されるメラトニンというホルモンが減少してしまいます。
すると活性酸素という身体を錆びさせてしまう物質が著しく増えてしまうんです。
免疫力を上げるためには、普段より早めに寝ることを意識してみましょう。
遅くても22:30にはベッドに入って寝る体制を整えていたいですね。
睡眠の質を上げる
睡眠時間を長くすることも重要ですが、いくら長時間寝たとしても質が悪ければ意味がありません。
意味がないどころか、悪化してしまう可能性も・・・。
睡眠の質を上げるには
・寝る前にスマホを見ない
・電気はつけずに寝る
・寝る2時間前にはコーヒーなどのカフェインを含む飲み物は飲まない
・右側を下にして寝る
などの対策で上げることが出来ます。
寝る前にスマートフォンやテレビなど明るい画面を見てしまうと脳への刺激となってしまい、スムーズに入眠することができなくなります。
どうしても寝付けない場合は、温めの湯船に浸かる、ホットミルクを飲むなどの対策を取りましょう。
仕事やメールなどでスマホを見なくてはいけない場合もありますよね。
そんな時は画面の明るさを暗く設定しましょう。
部屋を暗くしておけば、一番暗めの画面設定で十分です。画面明るさ調節機能を上手に使いましょう。
また、仰向けやうつ伏せよりも右を下にして横向けに寝ると心臓への負担もなく快眠できると言われています。
バランスのよい食生活
免疫力アップにはバランスのよい食事がかかせません。
野菜やタンパク質をバランス良く摂取しましょう。
納豆やヨーグルト、キムチなどの善玉菌を増やすことも薄毛に効果が期待できると言われています。
唐辛子や生姜など、女性の身体を温めて体温をあげてくれる薬味を、いつものメニューに添えるだけでもアップするので、手軽に取り入れられますね。
適度な運動
免疫力を上げるには適度な運動も必要です。
外に出られない場合や、運動の時間が取れない、運動が苦手・・・などの場合でもストレッチや階段を1日5往復するくらいで十分です。
大切なのは毎日継続することです。
ですので、週に1回ジムへ行って何時間もトレーニングするよりも、毎日1駅分歩いたり、お風呂上がりにストレッチするほうが免疫力を上昇させることができます。
ストレス解消
ストレスなど精神安定度も免疫力に深く関わってきます。
ストレスを受けないようにする、というのは自分だけの力ではないので、難しいことです。
そこで、ポイントになるのが「ストレスをいかに早く解消するか」です。
ストレスが溜まったな、と思うより前に、好きなことをしたり、早めに寝たり、遊びに行ったりなどの対処をすることも大切です。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
免疫力をあげて薄毛予防。薄毛だけではなく健康にも関わってきますので、毎日の生活を少しだけ変えて、免疫力向上を目指したいですね。