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女性の薄毛の基準は？
男性の薄毛はおでこが広がって後退してきたり、頭頂部が薄くなったり、全体的にツルツルになったりと見た目でわかりやすいですよね。
しかし、女性の薄毛はどこから、どの程度になったら薄毛なのでしょうか？
自分は薄毛なのか？
治療したほうがいいレベルなのか？
人から薄毛だと思われていないか・・・
気になりますよね。
今回は女性の薄毛の基準についてご紹介したいと思います。
女性の薄毛とは
女性の薄毛には
・髪の毛が細くなってボリュームダウン
・量が少なくなって薄くなる
・部分的に薄くなる
の3パターンがあります。
では、どの程度の薄さになったら治療したほうがいいのでしょうか？
抜け毛が増える
若く健康な人でも、毎日100本くらいの髪の毛が自然な生え変わりのサイクルによって抜けています。
したがって、それよりも多い本数が毎日抜けていたら要注意です。200本以上抜けていたら自宅でケアをする必要のあるレベル、300本以上毎日抜ける日が続くようなら病院を受診したほうがいいかもしれません。
また、枕の素材、ブラッシングの仕方、シャンプーなどによっても抜け毛が増えますので、
・化繊の枕カバーを使用している
・プラスティックのブラシを使用している
・ブラッシングを適当にしている
・最近シャンプーを変えた
などの心当たりがある人は、これらを見直してみるのもいいでしょう。
地肌が透けて見える
局所的などの薄毛はないものの、地肌が透けて見えるようになったら薄毛と言ってもいいでしょう。
乾いている時は目立たないのに、シャンプーなどで髪の毛が濡れると地肌が目立つ、という人も要注意です。
地肌が見える状態というのは
・髪の毛が細くなっている
・髪の毛の量が減っている
の2つが合わさった症状になります。
頭皮マッサージや、育毛シャンプーなどでケアしましょう。
髪の毛が細くなっている
髪の毛が細くなるのは、加齢などで栄養が不足し、やせ細ってしまうため。
細くなるだけではなく、コシやハリもなくなってしまうので、ボリュームもダウンしてしまいます。
部分的に薄くなる
男性の薄毛同様、部分的に薄くなっている場合は自宅でのケアに併せて、病院での治療、またはヘアウィッグの活用などをおすすめします。
どこから薄毛になりやすい？
女性の薄毛部分でなりやすい傾向にあるのが、
・頭頂部
・生え際のM字ライン
・髪の毛の分け目
が多い部分となります。
頭頂部は自分ではなかなか気づきにくいので、家族に指摘してもらう、または合わせ鏡などで、定期的にチェックするといいでしょう。
スマホなどで、写真に撮るのも客観的に見ることができるのでおすすめ。
美容院に行った際に美容師さんに聞くのも１つの方法ですが、向こうも仕事なので正直に伝えてくれるとも限りません。
オブラートに包まれては気が付かないこともあります。
なるべく自分でチェックしたいですね。
薄毛になったらどうしたらいいの？
では、チェックの結果、自分は薄毛かもしれない・・・と思ったらどうしたらいいのでしょうか？
薄毛の対処法には
・病院へ行く
・専門のクリニックへ行く
・自宅でケアする
・ウィッグを着ける
・ヘアサロンでケアをする
・髪型を変える
などの方法があります。
自分がどうなりたいのか、予算なども併せて選ぶといいでしょう。
病院へ行く
女性の薄毛は色々な診療科が行っていて、
・婦人科
・皮膚科
・頭皮外来
などがあります。
専門のクリニックへ行くのが恥ずかしい、などという人はまず皮膚科に行ってみてもいいですね。皮膚科は女医の先生も多いのはメリットです。
皮膚科でも薄毛に力を入れているクリニックは、専用の機器なども導入しています。
費用は保険治療内のものと、保険外のものがありますので、治療前によく確認してから受けましょう。
円形脱毛症や脂漏性皮膚炎などが原因の場合は保険が適用されるケースが多いです。また、かゆみや炎症を伴っている場合は皮膚科が安心です。
専門のクリニックへ行く
専門のクリニックはそのほとんどが、自費になりますのでどうしても皮膚科などと比べると高額になってしまいます。
しかし、専門ですので医師もスタッフも知識が豊富、機器も豊富なのが最大のメリットです。
女性専門の薄毛クリニックも多数ありますので、男性と同じ待合室はイヤな方などは女性専門のクリニックがいいでしょう。
女性の薄毛には、男性とは違う女性特有の原因や悩みがある場合があります。女性専門のクリニックなら、そういったことも相談しやすいですね。
また、医師・スタッフなども全員女性のクリニックも珍しくありません。事前に調べてみましょう。
内装なども女性が通いやすい雰囲気にしているクリニックも多いので通いやすいですね。
自宅でケアをする
まだクリニックへ行くほどでもない、高額な費用はちょっと・・・という方は自宅でできるケアをしましょう。
・頭皮マッサージをする
・髪の毛にいいバランスのよい食事を心がける
・睡眠時間をしっかり確保する
・ストレスをためない
などに加え、自宅でできる育毛剤や育毛シャンプーなども利用してみましょう。
育毛シャンプーは、普段使っているシャンプーを変えるだけなので簡単に取り入れることが出来ます。
男女兼用のものではなく、なるべく女性用の育毛シャンプーを使用しましょう。
ウィッグを着ける
女性用の部分ウィッグも現在はたくさん販売されています。
お店に行って試着して購入するのが1番ですが、恥ずかしい人は通販でも取り扱っているので、まずはリーズナブルなものでお試ししてみる、という方法も。
部分ウィッグはその大半が頭頂部用になります。
生え際や分け目などの薄毛が気になる場合は、ヘアファンデーションなどでメイクしてカバーするのがおすすめです。
部分用ウィッグも値段が1,000円のものから、何万円もするオーダーメイドのものまで様々。
自分の目的にあったものを購入しましょう。
ヘアサロンでケアをする
ヘアサロンでは、自宅ではケアしきれない頭皮の毛穴の詰まりを取り除いてくれたり、マッサージをしてくれたりします。
普段は自宅でケアを頑張って、月に1回ヘアサロンで特別なケアをするなど使い分けるのがおすすめです。
頭皮ケア専門のヘアサロンもあります。ヘアサロンでは、気になることや薄毛の悩みなどを正直に伝えることで、1人1人にあったケアをしてくれますので、恥ずかしがらずに伝えましょう。
髪型を変える
ロングヘアにしていると、薄毛が気になる時はさらに目立たせてしまう場合があります。
薄毛が気になる場合、
・短めのヘアスタイルにする
・ボリュームが出る髪型にする
など、いろいろな方法があるので、美容師さんに相談してみましょう。
切っただけではなく、ヘアセットの方法も併せて教えてもらうと自宅でも簡単に薄毛カバーのヘアセットをすることができます。
まとめ
いかがでしたでしょうか？
男性の薄毛と違い、女性の薄毛ははっきりとした境目がありません。
そして、女性にはなかなか正直に薄毛のことを伝えてくれないので、自分でチェックして早めの自覚とケアが必要です。
病院へ行って本格的なケアをするのも、ウィッグなどで簡単にカバーするのも、自宅で頭皮ケアをするのも、色々な方法があります。
自分に合った方法で薄毛ケアをしてみてくださいね。
