多くの女性が美容院で行っているカラーリング、そしてパーマもしくは縮毛矯正。
どれも髪の毛をキレイに見せてくれる施術ですが、美容院帰りの美しさはそう長く続いてくれないのが現実です。
では、カラーとパーマor縮毛矯正を行っている方がツヤ髪を維持するためには、どのような方法があるのでしょうか。
具体的に説明していきます。
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カラーとパーマor縮毛矯正を美しく見せるコツはツヤ髪にある!
カラーとパーマor縮毛矯正を行った髪の毛を美しく見せるコツは、ツヤ髪であることです。
だからこそ、丁寧なホームケアをして、常に美しいツヤ髪でいるようにしましょう。
美容院へ行って施術してもらう代表的なものは、もちろんカット、次いでカラーだとされています。
その後、パーマや縮毛矯正と続いていきます。
美容院でキレイにカラーリングしてもらったり、パーマや縮毛矯正をしてもらうと、気分が良くなりますよね。
しかし、それが長くは続かないのも事実。
何日か経つと、「あの時のツヤ髪はどこへ行っちゃったの?」と疑問に思うことも出てくるでしょう。
それと同時に、アホ毛が目立ったり、広がりや癖が出てきたり…悩みも増えてきますよね。
そのような悩みを解消すべく、まずは徹底したホームケアを実践し、美容院帰りのツヤ髪を維持していきましょう!
カラーとパーマor縮毛矯正後にもツヤ髪を維持する方法
あなたは、1年で何回美容院に行き、ヘアケアを行っていますか?
全国理美容製造協会が「あなたは、最近1年間に何回美容室を利用しましたか」という調査を行ったところ、結果は以下の通りになったということです。(参考:https://www.nba.gr.jp/research/pdf/data_2019.pdf)
10代→4.8回
20代→5.3回
30代→5.1回
40代→5.8回
50代→6.4回
60代→6.6回
この結果を見てもらうとわかる通り、多くの女性は2か月に1回、3か月に1回のペースでしか美容院へ行けていないようです。
毎月行ける場所ではないからこそ、美容院で施術をしてもらった後のホームケアが重要になってくるわけですね。
できれば次回の美容院までツヤ髪を維持したいものですが、そのためにはどのようなホームケアを行う必要があるのでしょうか。
具体的に説明していきます。
カラーリング後の1週間はヘアカラー用のシャンプーを使う
カラーリング後、最低でも1週間はヘアカラー用のシャンプーやトリートメントを使用しましょう。
私たちの髪の毛は普段は弱酸性ですが、カラーリングをすることでアルカリ性に変わります。
髪の毛がアルカリ性のままでいると、ダメージを受けやすく、傷みの原因になってしまいます。
髪の毛が受けるダメージを少なくしてあげるため、できるだけ早く通常の弱酸性に戻してあげる必要があるのです。
そのためにも、ヘアカラー用のシャンプーやトリートメントを使ってあげるようにしましょう。
ヘアカラー用のシャンプーやトリートメントを継続して1週間使うと、以下のようなメリットがあります。
★入れた色がしっかり定着してくれる
★キューティクルがしっかり戻るので、髪の毛の傷み防止に繋がる
たった1週間、ヘアカラー用のシャンプーやトリートメントを使用するだけで、このような恩恵が受けられるのです。
使わない手はないですよね。
カラーリング後のトリートメントは揉み込み過ぎないように
カラーリング後、髪の毛のダメージを防ぐためにトリートメントをいつも以上に揉み込んでいる方も多いのではないでしょうか。
しかし、それはNG行為です。
というのも、トリートメントを揉み込み過ぎてしまうと、髪の毛の内部の色素が抜けてしまう可能性が高いのです。
したがって、トリートメントを付けた後は、目の粗いコームで髪の毛を梳かし、5分程度放置してしっかり洗い流すだけに留めておきましょう。
これだけでも、トリートメントの成分はしっかり髪の毛に浸透するので、受けてしまったダメージを補修する効果は十分にありますよ。
パーマ後の48時間はできるだけシャンプー禁止
パーマが定着するのは、施術後48時間とされています。
したがって、パーマ後48時間以内は、できるだけシャンプーをしない方が、パーマの持ちが良くなります。
とはいえ、パーマをかけた時期が真夏であれば、48時間もシャワーを浴びないのは無理ですし、それまで毎日洗髪していた方が、いきなり丸2日シャンプーなし生活というのも現実味はありません。
48時間の間にどうしても頭皮の汚れを落としたい!という場合は、シャンプーではなくお湯だけで汚れを洗い流すようにし、その後しっかりトリートメントを行ってください。
また、朝のヘアスタイル作りの際も、48時間以内はできる限り水を当てることを避け、ヘアケアを行うことをおすすめします。
パーマヘアのドライヤーは8~9割乾けばOK!
パーマヘアの方がドライヤーを当てる際は、8~9割乾いていればOKです。
パーマというのは、濡れ髪から乾いていく際に形が出来上がるもの。
したがって、この工程を自然に任せることで、美容院での施術後のようなヘアスタイルが完成するのです。
また、10割しっかり乾かしてしまうと、どうしても毛先の乾燥が気になってしまいます。
毛先が乾燥してしまうと、枝毛や切れ毛の原因にもなってしまいます。
これらの理由から、パーマヘアの方は特に、ドライヤーでは10割乾かすのではなく、8~9割の乾かしでOKということを頭に入れておきましょう。
ヘアムースはパーマヘアの救世主!
ヘアムースは、パーマヘアの方にぜひ使って頂きたいアイテムのひとつです。
ヘアムースは、生クリームのような形状のものを髪の毛に乗せるもの。
ヘアムースを髪の毛に乗せてあげることで、パーマの形状を取り戻すことができます。油分が多いものを使えば、それだけでツヤ髪に見せてあげることができますよ。
縮毛矯正後は最低でも24時間はシャンプー禁止
縮毛矯正後は、最低でも24時間はシャンプー禁止です。
それは、縮毛矯正の薬剤が定着するまでに24時間を要するから。
心配な方は、パーマヘア同様、施術から次の自宅シャンプーまでに48時間開けることをおすすめします。
夏場などでどうしても髪の毛を洗いたい!という場合は、シャンプーは使わずにお湯だけで洗髪するようにしてくださいね。
縮毛矯正後のヘアアレンジは1週間程度置いてから楽しんで
縮毛矯正後に行うヘアアレンジは、髪の毛の状態が落ち着くまでの1週間程度は控えましょう。
縮毛矯正でストレートヘアにした後も、日によってはポニーテールやウェーブヘアなど、ヘアアレンジを楽しみたい!と思っている方も多いでしょう。
しかし、施術後すぐに髪の毛を結んだりヘアアイロンでウェーブヘアを作ったりしては、せっかくの縮毛矯正の意味がなくなってしまいます。
せっかく真っ直ぐなストレートヘアにしたのですから、状態が落ち着く1週間程度はストレートヘアを存分に楽しみ、ヘアアレンジの楽しみは2週間目以降にとっておきましょう。
カラーリングやパーマor縮毛矯正を行った日から1週間が勝負!
カラーリングやパーマor縮毛矯正を行っている方がツヤ髪を維持するためには、施術から1週間が勝負です。
特に、シャンプーやドライヤーのかけ方には細心の注意を払い、美容院帰りの髪の毛を維持してあげることが重要です。
カラーリングやパーマor縮毛矯正は、髪の毛を美しく見せてくれる最高の施術ではありますが、やはり髪の毛には大きなダメージに。
髪の毛が受けたダメージをホームケアによって少なくしてあげ、次回の美容院までにツヤ髪を維持していきましょう!