女性の薄毛

女性の薄毛にいい豆乳の飲み方

薄毛にいい豆乳の飲み方

豆乳が体にいい、美容にいい、というのはご存知の方も多いのではないでしょうか。

女性ホルモンに似た働きをするから、バストアップにもいいと言われています。

そんな豆乳ですが、髪の毛、特に薄毛にいいとも言われています。

今回は豆乳について、

薄毛にいい豆乳の飲み方

豆乳を飲む時の注意点

などをご紹介します。

薄毛に豆乳がいい?

薄毛に豆乳がいいとされているのは、含まれている栄養素が髪の毛にいいものばかりだから。

豆乳には

・大豆イソフラボン
・大豆たんぱく
・大豆サポニン
・レシチン
・ビタミンB
・オリゴ糖
・リノール酸

などが豊富に含まれています。

大豆イソフラボン

豆乳には女性ホルモンのエストロゲンに似ていると言われている、大豆イソフラボンが豊富に含まれています。

大豆イソフラボン

・髪の毛のハリ、艶を与える
・新陳代謝を促す
・自律神経を安定させる
・動脈硬化を防ぐ

などの働きをしてくれます。

自律神経の乱れは薄毛と大きな関係がありますので、豆乳で自律神経が整えば薄毛予防に効果的といえます。

動脈硬化になると、血液がドロドロになってしまいます。

血液がドロドロになり、滞ってしまうと頭皮や髪の毛に新鮮な酸素や栄養が行き渡らず、抜け毛も増え、薄毛になってしまいます。

豆乳でそれらを予防することが、薄毛予防につながると考えられています。

大豆たんぱく

髪の毛の生成、育成に必要なのが髪の毛の主成分であるタンパク質です。

現代女性はタンパク質が不足していると言われています。

1日に必要なタンパク質は女性の場合約50gと言われています。

3食の食事でしっかりとタンパク質を摂る必要があります。

しかし、なかなかそうも行きませんよね。

昼・夜は肉や魚を食べても、朝食は簡単に済ませる、または摂らない人も多くいます。

そのような場合でも、豆乳をコップ1杯飲めばそれを解決することができます。

朝ごはんを食べない人でも、簡単に済ませていた人でも、豆乳コップ1杯を加えるだけなので、簡単に1日に必要なタンパク質を補うことができるのは嬉しいですね。

大豆サポニン

大豆に含まれている大豆サポニンには抗酸化作用があります。

血液をサラサラにする

腸内環境をよくする

脂肪燃焼を促進

などの働きをサポートしてくれます。

お肌にも腸にもいい豆乳ですが、

動脈硬化

便秘

肥満

はそれも薄毛の原因になりうるので、サポニンを手軽に摂取することができるのは豆乳ならではですね。

レシチン

レシチンには血中コレステロールの値を正常に保つ働きがあります。

血液がサラサラに保たれれば、髪の毛に必要な栄養や酸素をスムーズに運ぶことができ、髪の毛の生成や育成に大切な役割となっています。

ビタミンB

ビタミンBには、

髪の毛を作る毛母細胞の活性化

髪の毛に必要なケラチンの合成を助ける

ストレスの緩和

などの働きがあります。

お肌にとてもいいビタミンB。

髪の毛にとっても欠かせない栄養素なんですね。

オリゴ糖

腸内環境を整えてくれるオリゴ糖。

善玉菌のエサにもなってくれたりと、活躍してくれています。

腸内環境が整うと、ストレスも緩和されるというデータもあります。

そして、腸内環境が整うことで、血液もサラサラに、栄養もスムーズに届けることが出来るなど、薄毛予防をサポートしてくれる栄養素となっています。

薄毛にいい豆乳の飲み方

豆乳には髪の毛・頭皮にいい栄養がたくさん入っている、ということがわかりました。

豆乳の飲み方や飲む時間などによって、効果に差はあるのでしょうか?

薄毛にいい豆乳の飲み方

豆乳は温めて飲んでも、成分や栄養素はほとんど変わりません。

冷たい豆乳よりも、暖かくした豆乳のほうが腸にも優しく、薄毛予防で避けたい冷えの改善にも繋がりますので、温めて飲んだほうが効果的です。

そのままストレートで飲んでも、コーヒーや紅茶に牛乳の代わりに入れても。

夕食などで牛乳の代わりに豆乳でシチューにしたり、ポタージュにしたりと色々アレンジがきくのも豆乳の良いところですね。

コーヒーショップなどでも、ミルクの代わりに豆乳を選択できる店舗もあるので、ソイラテなどで楽しむのもいいでしょう。

豆乳が苦手な人の多くは、その豆臭さが原因となっている場合が多いです。

豆乳を冷たく冷やすと常温や温めた場合よりも、豆っぽさが気にならなくなります。

冷蔵庫でよく冷やして、飲んでみてください。

豆乳のパックのまま、凍らせてシャーベットのようにしても食べやすくなります。

凍らせるには甘く味のついた、調整豆乳がおすすめ。

カロリーも脂質もアイスクリームより低いのでダイエットにもおすすめです。

薄毛にいい豆乳を飲む時間

薄毛予防で豆乳を飲むなら、

・朝

・寝る前

は飲むようにしましょう。

ダイエットが目的なら食前のほうがいいのですが、薄毛予防の場合は食後に飲むといいと言われています。

胃酸で豆乳の成分が壊れないようにするために、食後に飲みましょう。

おやつの時間におやつと一緒に飲むのもいいですね。

また、髪の毛の修復は寝ている間に行われていると考えられています。

そのため、夜寝る前に摂取すると効果的です。

薄毛にいい豆乳の種類

「薄毛予防に豆乳を飲みたい。でも、どんな豆乳を選んだら良いのかわからない」という方のために、ここからは豆乳の種類について、ご紹介したいと思います。

大きく分けて、豆乳には

・調整豆乳

・無調整豆乳

があります。

無調整豆乳はそのままの豆乳。

一方、調整豆乳は飲みやすいように砂糖などを加えてある豆乳になります。

調整豆乳には砂糖・油なども配合されているので、可能なら無調整豆乳が望ましいでしょう。

しかし、無理をして飲まなくなってしまっては薄毛予防になりません。

肝心なのは毎日続けること。

そのために、甘くて飲みやすい調整豆乳を選択するのも1つの方法ですね。

調整豆乳にはいちごやフルーツ、コーヒーなどのフレーバーが付いているものも多く販売されています。

毎日違う種類の味を楽しむことが出来るのも、調整豆乳のメリットです。

飽きずに続けるためには、「無調整でなくてはいけない」などと決めずに、ゆるく力を抜いて取り入れましょう。

薄毛対策で豆乳を飲む時の注意点

豆乳は薬ではありません。

しかし、豆乳を飲むに当たっては牛乳よりも気をつけたい注意点があります。

まずは摂取量についてご説明したいと思います。

1日の摂取量の目安は200ml〜600ml。コップ1杯〜3杯に相当します。

どんなに体にいい食材だとしても、大量摂取はあまりよくありません。

毎食コップ1杯、を目安に飲むといいでしょう。

毎日1杯でも、十分な効果がありますので、無理のない程度でがんばりましょう。

まとめ

いかがでしたでしょうか?

豆乳はお肌だけではなく、薄毛にもいいということがわかりました。

大豆を毎日、となると大変ですが豆乳なら飲むだけなので、メニューや習慣を変えることなく、気軽に取り入れやすいですね。

薄毛予防のために日頃気をつけるのは大変ですが、豆乳は飲むだけなので簡単。

忙しくても簡単なのが続けることのできる秘訣となっています。

毎日1杯の豆乳で、簡単に抜け毛・薄毛予防をしてみてくださいね。